今日は晴天で、夏日でした。毎年恩賜上野公園の西郷隆盛像の清洗式に行ってきました。西郷南洲会の主催で開催されますが、奉納行事は、ハクビ京都きもの学院のみなさんによる、着物・袴の着付けです。
写真1.ハクビ京都きもの学院の皆さんによる。着付け作業
写真2:着付けの終わった西郷隆盛(よかにせです)
天気も最高の青空、バックのイチョウの木の緑も映えています。
写真3:武蔵関東太鼓 奉納太鼓
上野の銅像でお馴染みのこの西郷さんの顔は本人ではない、
とよく言われます。その証拠に、この銅像の除幕式のとき (1898年)、西郷さんの奥さんが「うちの人はこげんな人じ ゃなか」と言ったことに由来するとか。 奥さんがそのように言った真意は「うちの人は、世間様の 前に、こんな浴衣で出歩くような(ふしだらな)人ではない」 ということだったそうです。 120年経って、奥様の気持ちが天に届いたようです。 式典に場違いな足場がと思いましたが、この上に乗って像 を洗ったのでしょうね。綺麗に清拭された後に着付けされ、 そして3番目の画像、奉納太鼓が披露されています。「武蔵 関東太鼓」は武蔵村山を拠点とした太鼓集団のようです。 ところで、和太鼓に対する洋太鼓ですけど、英語でいうと drumなんですよね。あくまでも、たたく楽器の総称です。 丸太をくり貫いて皮を張る太鼓は日本独特で、それが独立 した楽器として存在感を呈しているのも日本ならではです。 |