◎先月30日、会社の同僚が火災にあってしまった。
原因は、電気コード。 コンセントから3ケ口のテーブルタップを引いて、 電子レンジなどを使っていた。午後1時、そのコー ドの根本から発火。家族は全員留守。室内の犬だけ が一酸化炭素中毒で死亡。現在、家は取り壊し中。 電子レンジなど高出力電化製品は直接コンセントに 差したほうが良いとのこと。コードの経年劣化は関 係ないらしい。コードを曲げたり束ねたり、その上 に重い物が乗っているのも危険だとか。 ◎十数年前、知人宅から出火。原因はタンスの裏の コンセント。いわゆるトラッキング現象。コンセン トにホコリが積もって湿気を含んだホコリを介して 電気の通り道(トラック)が出来て発火。中学生の長 男が焼け死んだ。 大掃除の時にチェックしてみて下さい。
先の日曜日は大掃除でした。
配線器具をしっかり点検しました。左は我が家の 台所のコンセントなのですが、水色の三口コーナ ータップが異常に熱くなっていました。朝のオー ブンレンジでトーストを焼いた直後のことです。 レンジのコードのプラグ部分は少し熱いだけなの ですが。 オーブンは1300W、電子レンジのオーブンは132 0Wですから、オーブンも単体にしなければいけな かったですね。早速、別のコンセントに繋ぎまし た。 恐らくこの水色のタップも劣化炭化している可能 性がありますので、新しいのに替えました。 電気コードの根本(プラグ)部分の材質は塩ビです。 それ自体は絶縁体なのですが、高温にさらされ続 けると変質して通電しやすくなるのだそうです。 ごく最近のプラグは耐熱効果のある素材に切り替 わりつつありますが、形があれば古くても使って しまう配線器具。特に熱を持っているタップは交 換した方が良いようです。 5年以内ですとタップの劣化による火災の保証は 日本のメーカーならやってくれるようです。20年 を過ぎると保証の割合はゼロになるそうです。
それにつけても、罹災したこの家族はこれから
どうしていくのだろう。俺だったら悲嘆に暮れ るかもしれないと思いますが。旦那45歳、大学 2年生と高校3年生の男の子がいる、一番大変な 時期に。 12月12日、清水寺の今年の漢字一文字は「災」 と報道されたその翌朝 、彼が開口一番に「もう 笑うしかないよね」と。 お見舞いにお札2枚、これぐらいしかしてあげら れずに、でも、律儀な彼だから必ずお返して来る と思ったので、「こういう場合お返しをしないの が普通だよ。どうしてもしたかったら、25年後に 宜しく。」と封筒に書いといたら、「うちの嫁が 25年後に体で返すと言ってたよ」と。 うん! えぇ ?? |