あけましておめでとうございます。皆様にとって今年も良いとしでありますように。
よけん坂掲示板の一本松チームの投稿に、鹿児島
の注連縄が出ていました。恥ずかしながら知りま せんでした。「注連縄」は「しめなわ」と読むん ですね。 「しめなわ」は神話にも出てくる日本古来の言葉 です。天照大神がヤンキーな弟に呆れ果て、岩戸 の洞窟の中に身を隠す。太陽神の天照がいなくな ったことで世の中は暗闇となり、困った四方の神 々が算段して岩戸の前で巫女さんにストリップシ ョーをさせどんちゃん騒ぎをする。何事かと岩の 隙間から覗いた天照に「すごい神様がいらっしゃ るので」と、鏡を向ける。その神に挨拶をしよう と天照は岩戸から出てきて大成功。もう二度と岩 どの中に入れないようにと、シメナワを張って通 せんぼするわけです。 やがて中国から入って来た漢字を当てはめる時に、 「中国で死んだ人の出棺後、家の入り口に清めの 水を注いだ縄を連ねて張り、再び死者の霊魂が入 らないようにするという風習があり」、それを 「注連」と呼んだところから来たそうです。 子供の頃、山川の実家のしめ縄にはデデ(橙)とデ コン(大根)がぶら下がっていました。山川漬を作 っていない今日では、何をぶら下げているのでし ょう。 |