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POP/IMAPサーバ(Dovecot)

2009, 02, 16

Postfixをインストールしただけでは、メールの読み出しは出来ない。 Postfixはメールを配信するためのSMTPサーバーとしての機能しか持たない。ここではdovecotをインストールすることにより、POP3/IMAP4どちらでもメールを読み出せるようにする。

■dovecotのインストール
dovecotは高セキュリティー性を重要視して開発されたPOP3/IMAP4サーバーソフトウェアー。
[root@linux ~]# yum -y install dovecot


■dovecotの設定ファイルの編集
dovecotはPOP3/IMAP4どちらにも対応している。しかしインストールした時点では、IMAP4サーバーとしてしか動作できない。そこでPOP3サーバーとしてもメールが読み出せるように、設定ファイルを編集。
[root@linux ~]# vi /etc/dovecot.conf ← dovecot.confを開く
# Base directory where to store runtime data.
#base_dir = /var/run/dovecot/

# Protocols we want to be serving: imap imaps pop3 pop3s
# If you only want to use dovecot-auth, you can set this to "none".
#protocols = imap imaps pop3 pop3s
↓
protocols = imap imaps pop3 pop3s ← #を外す

メールボックス格納形式をMaildir形式とする
#   mail_location = maildir:~/Maildir
#   mail_location = mbox:~/mail:INBOX=/var/mail/%u
#   mail_location = mbox:/var/mail/%d/%1n/%n:INDEX=/var/indexes/%d/%1n/%n
#
# <doc/wiki/MailLocation.txt>
#
#mail_location =
↓
mail_location = maildir:~/Maildir ← #を外し maildir:~/Maildirを追記


■dovecotの起動
[root@linux ~]# /etc/rc.d/init.d/dovecot start
Dovecot Imap を起動中:                                     [  OK  ]

dovecotの自動起動設定
[root@linux ~]# chkconfig dovecot on

dovecotの自動起動設定確認
[root@linux ~]# chkconfig --list dovecot
dovecot         0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off
                (ランレベル2〜5のonを確認)


POP/IMAPサーバを使うには、ルーターの設定が必要なので、110番(POPの場合)または143番(IMAPの場合)のポートを開ける。

■ ポートチェック【ポート開放確認】
「管理しているサーバーが外部から接続アクセスできるか?」「ポートは開放されているか?」「portは閉じているか?」「ルータのポートは開放されているか」等の
ポートチェック・ポートの疎通確認テストはこちらで

■メールアドレスの作成
メールアドレスは新しくユーザーを追加することにより作成可能だが、メールのみ使用するユーザーが telnetやsshを使える状態にしておくのは望ましいことではない。 useraddに -sオプションを付けてシェルを/sbin/nologinに設定することでログインできなくなる。
t-higoというメールアドレスを追加したい場合は、以下のコマンドを実行。
[root@linux ~]# useradd -s /sbin/nologin t-higo


■ユーザーt-higoのパスワードを設定
[root@linux ~]# passwd t-higo
Changing password for user t-higo.
New UNIX password: ← パスワードを入力(表示されない)
BAD PASSWORD: it is based on a (reversed) dictionary word
Retype new UNIX password: ← 再度同じパスワードを入力
passwd: all authentication tokens updated successfully.
これで以下のようなメールアドレスが使用可能となる。

メールアドレス   t-higo@yokensaka.com


■セキュリティレベルの設定
CentOSのインストールに時ファイアウォールを有効にした場合は、メールサーバーへのアクセスは出来ない。そこで、セキュリティーレベルを変更して、SMTPサーバー及びPOPサーバー、IMAPサーバーへアクセスできるようにする。 X Window Systemで起動し「アプリケーション・メニュー」から「システム設定」-「セキュリティレベル」を選択して「セキュリティレベルの設定ツール」を起動する。メールの送受信を可能にするには、「セキュリティレベル」で「ファイアウォールを有効にする」を選択し、「信頼できるサービス」の「メール(SMTP)」にチェックをし、「他のポート」に「110:tcp,110:udp,143:udp,993:tcp,993:udp,995:tcp,995:udp」と入力する。

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