■ 予備機の定期自動起動
予備機には毎日決まった時間に自動起動させ、メインサーバからwww/htmlとMySQLのデータのバックアップを取得し、ある時間に自動でシャットダウンさせるように設定する。
追記:
現在はメインサーバー、予備サーバーとも ProLiant MicroServer になり、24時間稼働しているため、この設定は行なっていない。
BIOS設定
Power Management Setup Resume by Alarm Enabledを選択した場合に自動起動できる日時を設定できる。 Date(of Month) Alarm 0に設定すると毎日実行される。 Time(hh:mm:ss) Alarm 07:0:0に設定 毎日7:00に自動起動するようにする
■ システムクロック(date)とハードウェアクロック(clock)の確認
ntpdコマンドでシステムクロックを正確に合わせていれば、CentOSはシステム終了時にハードウェアクロックの時刻をシステムクロックの時刻に合わせるようになっている。
[root@server1 ~]# date;clock 2011年 9月 23日 金曜日 09:15:52 JST 2011年09月23日 09時15分52秒 -0.000268 秒
■ 予備機の定期自動シャットダウン設定
シャットダウンスクリプトの作成 [root@server1 ~]# vi shutdown.sh #!/bin/sh /sbin/shutdown -h now 作成したリストアスクリプトへ実行権限付加 [root@server1 ~]# chmod 700 shutdown.sh シャットダウンスクリプトを実行してみる [root@server1 ~]# ./shutdown.sh
■ 各スクリプト及びシャットダウン定期自動実行設定
シャットダウンすることが確認できたら起動しなおしてシャットダウン定期自動実行の設定をする。
※毎日7時に自動起動、各スクリプトを実行して12時に自動でシャットダウンするようにする。
[root@server1 ~]# crontab -e 30 07 * * * /root/tripwire.sh 00 08 * * * /root/chkrootkit.sh 30 08 * * * /root/clamscan 00 09 * * * /root/yum_upgrade.sh 30 09 * * * /root/restore.sh 00 10 * * * /root/mysqldump.sh ; /root/backup.sh 00 12 * * * /root/shutdown.sh ← 毎日12:00に自動でシャットダウンするスクリプトを実行
■ メインサーバの自動起動
停電があったとき、電源が回復したらサーバの電源が自動でオンになるように設定する。
BIOS設定
AC Back Function AC電力が失われたときから電力を回復した後のシステムの状態を決定する。 Soft-Off AC電力を回復した時点でも、システムはオフになっている。(既定値) Full-On AC電力を回復した時点で、システムはオンになる。(今回はこの設定にした) Memory AC電力が回復した時点で、システムは電力を失う直前の状態に戻る。
BIOS設定画面に入るための代表的なキー
[F1]、[F2]、[F8]、[F10]、[F12]、[Delete]、[Tab]