WinSCPはSSH (Secure Shell)を使用してファイルを転送するプログラム。 Telnetによるリモートコンピュータへの接続ではパスワードが暗号化さないので、SSH(暗号化シェル)でのリモート接続を行う。 WinSCPを導入するに当って事前にSSHサーバの構築を行っている必要がある。
■秘密鍵のジェネレート
・秘密鍵をWinSCPで使用するには PuTTYgenによるジェネレート が必要。
■WinSCPをインストールする
・WinSCP のダウンロードページからInstallation packageをダウンロードして、実行。
(最新版を確認してダウロード 11/09/19 時点ではWinSCP 4.3.5)
■WinSCPの設定
- winscp435setup.exeをダウンロードして、実行すると、WinSCP ログイン画面になる。
- Languagesボタンを押して[Japanese – 日本語]を選択
※[Japanese – 日本語]がない場合は[English]のままインストール、ここから[Japanese]をダウンロード、解凍してWinSCPディレクトリーの中に放り込む - [セッション] ホスト名かサーバーのIPアドレスを入力(例 192.168.1.4 )
- [セッション] ユーザー名を入力(例 higo )
- [セッション] パスワードを入力
- [セッション] 秘密鍵の入力欄にある「 … 」ボタンを押して、保存した秘密鍵「 server.ppk 」ファイルを指定
- [セッション] ファイルプロトコル 「SFTP」を選択
「SCP代替システムを設定」にチェックを入れる - [環境] ファイル名をUTF-8でエンコード 「オン」を選択
(サーバがEUC-JPの場合は「自動」を選択) - [環境] [ディレクトリ] リモートディレクトリとローカルディレクトリを環境に合わせて設定
- [SSH] プロトコルの優先順位を[2]に選択
- 「保存」ボタンを押す
- セッションの保存名に、適当な名前を付けてOKボタンを押す(例 192.168.1.4 )
■接続前の準備
外部からの接続には、ルータの設定が必要なので、ルータの設定で22番のポートを開ける。
■WinSCPの起動
- WinSCPを起動し、保存したセッションを選択してログイン。
- パスワードの入力画面が出るので、パスワードを入力し、OKボタンを押す。