CentOS 7 のインストール

■CentOS 7 のISOイメージをダウンロード
http://www.centos.org/download/
「Download CentOS」の真ん中にある「DVD ISO」をクリック。
ミラーサイトのリストが表示されるので、「Actual Country」の中のどれかをクリック。
クリックするとISOイメージファイルのダウンロードがはじまる。
あにょはrikenからダウンロード
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.0.1406/isos/x86_64/CentOS-7.0-1406-x86_64-DVD.iso

■CentOS 7 x86_64 のインストール

1.インストーラーの起動
ダウンロードしたISOイメージをメディアに焼き、インストールDVDをDVD-ドライブに挿入し、電源を入れる。
※BIOSの設定で1番最初にDVDからブートできるようになっている必要である。

「Install CentOS 7」を選択し、Enterキーを押す。

2.言語の設定

「日本語」を選択し、右下の「続行」をクリック。

3.インストールの概要

問題のある箇所に「!」アイコンが表示されているので設定していく。

4.インストール先を選択

「ローカルの標準ディスク」でインストール先のディスクにチェックを入れ、上部の「完了(D)」をクリック。

「パーティション構成」は「自動構成のパーティション構成」を選択

5.ネットワークとホスト名を選択

ホスト名(H) を設定
server1.yokensaka.com → ホスト名は自分の環境に合わせて設定。

「設定」をクリック。

『IPv4のセッティング』タブで以下のように設定する。
【方式(M)】:手動を選択

【アドレス】
アドレス: 192.168.1.4 → 自分のサーバIPアドレスを設定
ネットマスク: 24bitマスク (255.255.255.0)
ゲートウェイ: 192.168.1.1

【DNSサーバ(V)】: 192.168.1.1

『IPv6のセッティング』タブで以下のように設定する。
【方式(M)】:無視するを選択

「保存(S)」をクリック

ネットワークのオン/オフはオンにしておく。

「完了(D)」をクリック

6.ソフトウェアの選択

ベース環境
「GNOME Desktop」を選択

選択した環境のアドオン
「GNOME アプリケーション」を選択
「互換ライブラリ」を選択
「開発ツール」を選択

「完了(D)」をクリック

7.インストール開始

「インストールの概要」の設定を完了したら、画面右下の「インストールの開始」をクリック。

8.ユーザー設定

「root パスワード」を選択し、インストール中に「パスワード」を設定。
rootパスワード(P):xxxxxxxxxx
確認(C):xxxxxxxxxx
「完了(D)」ボタンをクリックするとインストール画面に戻る。

「ユーザーの作成」を選択
一般ユーザを作成。インストール中に一般ユーザーの作成
フルネーム(F):
ユーザー名(U):higo
パスワード(P):xxxxxxxxxx
パスワードの確認(C):xxxxxxxxxx

ユーザ名とパスワード、パスワードの確認を入力。
「完了」ボタンをクリックするとインストール画面に戻る。

9.インストール完了

しばらくするとインストールが完了。画面の右下の「再起動」を押してインストールを終了。
※ このときインストール・メディアは抜いておく。

10. 初期セットアップ

「ライセンス情報(L)」をクリック。
「ライセンス契約に同意します(A)」をチェック。
「設定の終了(F)」をクリック。

11. Kdump

「Kdump を有効にしますか (E)」をチェックを外す。
「進む」をクリック。
「はい(Y)」をクリック。
「OK(O)」をクリック。

12. ログイン画面が表示されるのでパスワードを入力してログインし、インストール後の設定をする。

インストール後の設定

CentOS 6.0 のインストール

■ CentOS 6.0 の取得
CentOSをhttp://www.centos.org/より取得
2種類あるので目的に合ったものをダウンロード
Direct Download
i386 – http://mirror.centos.org/centos/6/isos/i386/
x86_64 – http://mirror.centos.org/centos/6/isos/x86_64/
あにょはhttp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.0/isos/i386/ からhttp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.0/isos/i386/CentOS-6.0-i386-bin-DVD.isoをダウンロード。ダウンロードしたファイルは、ISOイメージファイルなので、別途DVD-Writerソフト等でDVD-Rに焼いて準備しておく。(ちなみにあにょはドライブに付属していたNero Express Essentialsというライティングソフトを使っている。メディアをセットしてisoファイルをダブルクリックするとNeroが起動、あとは「書き込み」ボタンをクリックするだけでisoイメージファイルが焼ける)
※2011年9月18日現在(CentOS-6.0-i386-bin-DVD.iso)
Release Notesは以下のサイト
CentOS – http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOS6.0/Japanese
■ CentOS 6.0 のインストール
1.インストーラーの起動
CentOS 5 のインストールDVDをDVD-ドライブに挿入し、電源を入れる。
※BIOSの設定で1番最初にDVDからブートできるようになっている必要である。
20111001-1
[Install or upgrade an existing system] を選択して[Enter]キーを押す。
画面が真っ黒でインストールが進まない場合は、video driverが対応してないので
[Install system with basic video driver] でインストール作業をすすめる。
2.メディアのテスト(Disk Found)
20111001-2
[Skip] を選び、[Enter]キーを押す。
3.CentOS のGUIが立ち上がるので
20111001-3
[Next] ボタンをクリック。
4.言語の設定
インストール作業中に使用する言語の選択
20111001-4
「Japanese(日本語)」 を選び、[Next] ボタンをクリック。
実際にシステムを使用するときの言語選択に関しては、後で設定を行う。
5.キーボードの設定
20111001-5
106日本語キーボードを使っている場合は、「日本語」を選択して、[次]ボタンをクリック。
6.インストールデバイスの選択
20111001-6
基本ストレージデバイス(通常のHDD)を選択して[次]ボタンをクリック。
20111001-6_
未初期化HDDなど初期化が必要な場合のメッセージ。初期化しても問題なければ「全てを再初期化(T)」をクリック。
7.ホスト名、ネットワークの設定
20111001-7
ホスト名に「server.yokensaka.com」と入力。(先頭がホスト名、後ろはドメイン名)
ホスト名の入力が済んだら「ネットワークの設定」をクリック。
8.ネットワーク接続 の設定
20111001-8
System eth0 を選択して 編集… ボタンをクリック。
9.System eth0 の編集
20111001-9
IPv4のセッティングタブをクリック。
・自動接続するにチェック
・方式:手動を選択
・アドレスの項目で追加をクリック
アドレス → 192.168.1.4
ネットマスク → 24
ゲートウェイ → 192.168.1.1
・DNSサーバー → 192.168.1.1
DNSは通常サーバー自身をDNSサーバーとして設定するときにサーバー自身に割り当てた 192.168.1.4 をDNSサーバーアドレスとして設定。 しかし、ここで 192.168.1.4 に設定するとインターネットに繋がらなくなり、wgetによるダウンロードができなくなる為、この段階では1番目のDNSは 192.168.1.1 とする。
10.タイムゾーンの選択
20111001-10
アジア/東京 を選択
システムクロックでUTCを使用のチェックをはずして [次] をクリック
11.Rootパスワードを設定
20111001-11
スーパーユーザ(Root)のパスワードを入力。確認の為にもう一回同じパスワードを入力。
入力したら [次] をクリック
注意 : このパスワードは絶対に忘れない様に! 何もできなくなってしまう。
パスワードが弱すぎる場合はメーッセージが表示される。
20111001-12
12.ディスクパーティション設定
20111001-13
ソフトウェアRAIDで構築するので「カスタムレイアウトを作成する」を選択して「次」をクリック。
(RAIDで構築しないのであれば、「すべての領域を使用する」を選択して「次」をクリック)
13.RAIDインストールするストレージデバイスの選択
20111001-14
繋がれてるHDDが左側に表示されるので、RAIDインストールするHDDを選択して右側に移動。
20111001-15
設定が終わったら「次」ボタンをクリック。
14.既存パーティションの削除
20111001-16
HDD上に残ってる古いパーテーションは一つ一つ選択して削除しておく。
20111001-17
削除の確認メッセージが表示されるので「削除」ボタンをクリック。
20111001-18
最終的にはパーティション設定画面の状態にする。
15./boot用RAIDパーティション作成
20111001-19
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「RAIDパーテーション」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-20
・ファイルシステムタイプ:software RAID になってることを確認
・使用可能なドライブ:sda にチェックを入れ sdb のチェックを外す
・サイズ:300に変更
・追加容量オプションは「固定容量」にチェックが入ってることを確認
・「基本パーテーションにする」にチェックを入れる
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、sda にRAIDパーティション sda1 が追加される。
20111001-21
次に sda1 パーティションのペアとなるパーティションを、 sdb 上にも確保する。
20111001-22
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「RAIDパーテーション」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-23
・ファイルシステムタイプ:software RAID になってることを確認
・使用可能なドライブ:sda のチェックを外し sdb にチェックを入れる
・サイズ:300に変更
・追加容量オプションは「固定容量」にチェックが入ってることを確認
・「基本パーテーションにする」にチェックを入れる
設定が終わったら「OK」をクリック。
以下のように sdb にもRAIDパーティション sdb1 が追加される。
20111001-24
16.次にLVM用RAIDパーティション作成
20111001-25
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「RAIDパーテーション」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-26
・ファイルシステムタイプ:software RAID になってることを確認
・使用可能なドライブ:sda にチェックを入れ sdb のチェックを外す
・サイズ:200(デフォルトのまま)
・追加容量オプションは「最大許容量まで使用」にチェックを入れる
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、sda にRAIDパーティション sda2 が追加される。
20111001-27
次に sda2 パーティションのペアとなるパーティションを、 sdb 上にも確保する。
20111001-28
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「RAIDパーテーション」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-29
・ファイルシステムタイプ:software RAID になってることを確認
・使用可能なドライブ:sda のチェックを外し sdb にチェックを入れる
・サイズ:200(デフォルトのまま)
・追加容量オプションは「最大許容量まで使用」にチェックを入れる
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、sdb にRAIDパーティション sdb2 が追加される。
20111001-30
17./boot用RAIDデバイス作成
20111001-31
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「RAIDデバイス」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-32
・マウスポイント:/bootを選択
・ファイルシステムタイプ:ext4
・RAIDデバイス:md1 を選択(sda1、sdb1と数字を合わせたほうがわかりやすい)
・RAIDレベル:RAID1
・RAIDメンバー:sda1、sdb1にチェックを入れる
・暗号化にはチェックを入れない
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、以下のようにRAID1構成の /boot パーティションが作成される。
20111001-33
18.LVM用RAIDデバイス作成
20111001-34
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「RAIDデバイス」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-35
・ファイルシステムタイプ:physical volume(LVM)を選択
・RAIDデバイス:md2 を選択(sda2、sdb2と数字を合わせたほうがわかりやすい)
・RAIDレベル:RAID1
・RAIDメンバー:sda2、sdb2にチェックを入れる
・暗号化にはチェックを入れない
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、以下のようにLVM用RAIDデバイスが作成される。
20111001-36
19.ボリュームグループ作成
20111001-37
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「LVMボリュームグループ」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-38
swap用論理ボリューム作成、「追加」をクリック
20111001-39
・ファイルシステムタイプ:swapを選択
・倫理ボリューム名:LogVoloo
・サイズ:2000に変更(物理メモリの2倍の数値を入力して)
・暗号化にはチェックを入れない
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、以下のようにswap用論理ボリュームが作成される。
20111001-40
20./ルート用論理ボリューム作成
20111001-41
パーテーション設定画面で「作成」をクリックして「LVMボリュームグループ」にチェックを入れ、「作成」ボタンをクリック。
20111001-42
ルート用論理ボリューム作成、「追加」をクリック
20111001-43
・マウスポイント:/を選択
・ファイルシステムタイプ:ext4
・倫理ボリューム名:LogVolo1
・サイズ:最大サイズ
・暗号化にはチェックを入れない
設定が終わったら「OK」をクリック。
すると、以下のようにルート用論理ボリュームが作成され、Disk Druid の画面は次のようになっている。
20111001-44
21.フォーマット
全てのパーティションの設定を確認したら「次」ボタンをクリック。すると以下のようにフォーマット確認画面が表示される。
20111001-45
「変更をディスクに書き込む」をクリックするとフォーマットが始まる。
20111001-46
22.ブートローダインストール
20111001-47
「次」をクリックしてインストールパッケージ選択へ進む
23.インストールパッケージ選択
20111001-48
Minimal Desktop を選択して「今すぐカスタマイズ」にチェックを入れ、「次」をクリック
ベースシステム:デフォルト
20111001-49
サーバー:デフォルト
20111001-50
Webサービス:デフォルト
20111001-51
データベース:デフォルト
20111001-52
システム管理:デフォルト
20111001-53
仮想化:デフォルト
20111001-54
デスクトップ:デフォルト
20111001-55
アプリケーション:デフォルト
20111001-56
開発:その他の開発と開発ツールにチェックを入れる
20111001-57
レジリエントストレージ:デフォルト
20111001-58
高可用性:デフォルト
20111001-59
ロードバランサー:デフォルト
20111001-60
Optional:デフォルト
20111001-61
言語:デフォルト
20111001-62
「次」をクリックするとインストールが始まる
24.パッケージインストール
20111001-63
パッケージインストール完了
20111001-64
「再起動」をクリックすると本体が再起動してようこそ画面が表示される。
24.基本設定
ようこそ画面(インストール後、初めての起動時のみ)
20111001-64_
「進む」をクリック
ライセンス情報
20111001-65
はい、ライセンス同意書に同意しますが選択されてるの確認して「進む」をクリック
ユーザーの作成
20111001-66
CentOS5.0まではユーザー作成はスキップできたが、CentOS6.0では必須の設定となっている。ユーザー名とパスワードを入力して「進む」をクリック
日付と時刻
20111001-67
「ネットワーク上で日付と時刻を同期化します」のチェックは外すして「進む」をクリック
kdump
20111001-68
メモリーが4GB以下だと出てくるメーッセージなので「OK」をクリックして次へ進む
20111001-69
「終了」をクリックしてインストールを完了させる。
ログイン画面が現れるので、ログインしてインストール後の設定に進む。

CentOS 5 のインストール

■ CentOS 5 の取得
CentOSをhttp://www.centos.org/より取得
2種類あるので目的に合ったものをダウンロード
Direct Download
i386 – http://mirror.centos.org/centos/5/isos/i386/
x86_64 – http://mirror.centos.org/centos/5/isos/x86_64/
あにょはhttp://ftp2.riken.jp/Linux/centos/5.5/isos/i386/ からCentOS-5.5-i386-bin-DVD.isoをダウンロード。ダウンロードしたファイルは、ISOイメージファイルなので、別途DVD-Writerソフト等でDVD-Rに焼いて準備しておく。
※2010年9月20日現在(CentOS-5.5-i386-bin-DVD.iso)
Release Notesは以下のサイト
CentOS – http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOS5.5/Japanese
■ CentOS 5 のインストール
グラフィカルモード(GUI)でインストール作業を進めるが、サーバー用途で linux を使用する際には、X Window Systemを利用することをあまり推薦していない。もし常にX Window Systemを利用する必要が無いのであれinittab を編集し、 “id:5:initdefault:” を “id:3:initdefault:” に変更。そうする事で次回起動時よりランレベル3(CUI)で起動できる。また、ランレベル3でX Window Systemを起動したい場合には、 startx コマンドを実行。
1.インストーラーの起動
CentOS 5 のインストールDVDをDVD-ドライブに挿入し、電源を入れる。
※BIOSの設定で1番最初にDVDからブートできるようになっている必要である。
* [Install or upgrade an existing system] を選択して[Enter]キーを押す。
2.メディアのテスト
CD Found
* [Skip] を選び、[Enter]キーを押す。
3.CentOS のGUIが立ち上がるので
* [Next] ボタンをクリック。
4.言語の設定
インストール作業中に使用する言語の選択
* 「Japanese(日本語)」 を選び、[Next] ボタンをクリック。
* 実際にシステムを使用するときの言語選択に関しては、後で設定を行う。
5.キーボードの設定
* 106日本語キーボードを使っている場合は、「日本語」を選択して、[次]ボタンをクリック。
6.インストール方法の選択
* 新しくインストールするか、既存のシステムにインストールするかを選択。
7.ハード・ディスクの初期化
* 新しいハード・ディスクの場合、「警告」ダイアログが表示される。「OK」を選択すると、ハード・ディスクが初期化される。
8.ディスクパーティションの作成
* 「選択したドライブ上のすべてのパーテーションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」を選択
* 警告メッセージが出るが「はい」を選択。
9.ネットワークの設定
* [編集] ボタンをクリックして、ネットワークデバイスを編集。
* IPv4 サポートを有効にする: チェックを入れる
* 手動による設定: チェックを入れる
* IP アドレス: yokensaka.com / プレフィックス(ネットマスク):24 を入力
* IPv6 サポートを有効にする: チェックを外す
チェックを外したら [次] をクリック
10. ホスト名・その他の設定
* ホスト名を設定は 手動設定 を選択して「server.yokensaka.com」と入力
* ゲートウェイ : 192.168.1.1
* 1番目のDNS : 192.168.1.1
入力したら [次] をクリック
1番目のDNSは通常サーバー自身をDNSサーバーとして設定するときにサーバー自身に割り当てた yokensaka.com をDNSサーバーアドレスとして設定。 しかし、ここで yokensaka.com に設定するとインターネットに繋がらなくなり、wgetによるダウンロードができなくなる為、この段階では1番目のDNSは 192.168.1.1 とする。
11.タイムゾーンの選択
* アジア/東京 を選択
* システムクロックでUTCを使用のチェックをはずして [次] をクリック
12.Rootパスワードを設定
* Root パスワード : xxxxxxxx
* 確認 : xxxxxxxx
スーパーユーザ(Root)のパスワードを入力。確認の為にもう一回同じパスワードを入力。
入力したら [次] をクリック
注意 : このパスワードは絶対に忘れない様に! 何もできなくなってしまう。
13ソフトウェアセットの選択
* 「今すぐカスタマイズする」を選択して [次] をクリック
14.ソフトウェアセットの選択
* デスクトップ環境  デフォルト
* アプリケーション  デフォルト
* 開発 開発ツール、開発ライブラリ を選択
* サーバ  デフォルト
* ベースシステム  デフォルト 
*
*
*
* 言語  デフォルト
サーバーを構築する際は極力不要なパッケージはインストールせず、すべてのチェックをはずして必要になったときにその都度インストールすべきだが、 ここでは、作業の行いやすさを考え、「開発」以外はデフォルトにして [次] をクリック
15.インストールの準備完了
* [次] をクリックしてインストールを開始。
16.パッケージのインストール
* インストール完了したらDVDドライブよりDVD-Rが自動的に排出される。
17.インストール作業の終了
* [再起動] を押してインストールを終了。
18.CentOS 5 の起動
* コンピューターの再起動が行われ、しばらくすると CentOS 5 が起動し、初期設定を行う画面が表示される。
19.インストール後の初期設定
* ようこそ画面では [進む] を押す。
20.ファイアーウォールの設定
* 無効 を選択して [進む] を押す。
ファイアーウォールは先に有効にしておくと、各サーバの設定が正しいにも関わらず、ファイアウォールによって通信が遮断されてしまうことがあるので、 セキュリティーに関しては後から設定することにする。
21.SELinuxの設定
* 無効 を選択して [進む] を押す。
SELinux を有効にすると、LInux の全てのユーザー(rootも含む)にさまざまな制限をかけることができ、 万が一rootが乗っ取られても影響を最小限にすることが出来る。本来はSELinuxを有効にするべきだが、 トラブル時の対応が複雑になる為、ここでは無効にする。
22.日付と時刻
* 日付と時刻を 正しい設定 に変更して [進む] を押す。
23.ユーザーの作成
* ここではそのまま [進む] を押す。警告が表示されるので [続ける] を押す。
ユーザーの追加は後でコマンドを使った方法で追加する。
24.サウンドカード
* サウンドカードが認識された場合に表示される。[進む] を押す。
25.追加のCD
* 追加ソフトウェアのインストール画面になるが、追加がなければ [終了] を押す。
26.ログイン
* ログイン画面が表示されたら、rootユーザーでログインするので「root」と入力。
* rootユーザーのパスワード「********」を入力し、[Enter] を押す。
パスワードが正しければそのユーザーで作業が出来るように CentOS 5 のデスクトップ画面が表示される。

CentOS 5.4リリース

Webサーバ(Apache)のドキュメントルートの所有者がrootに戻ってるようで、サーバー内のファイルが削除できない状態になってた。調べたらOSが5.4にバージョンアップしてたようだ。

[root@server ~]# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.4 (Final)

カーネルバージョンは古いままのようだ。

[root@server ~]# uname -r
2.6.18-128.4.1.el5.centos.plus

再起動してカーネルも更新することに。

[root@server ~]# shutdown -r now
[root@server ~]# uname -r
2.6.18-164.2.1.el5.plus

Webサーバ(Apache)のドキュメントルートの所有者変更。

[root@server ~]# chown higo:higo /var/www/html/

CentOS 5.4 リリースノート

CentOS 5.3リリース

CentOSが5.3にバージョンアップされたので yum でアップデートしてみる。
CentOS 5.3は仮想化、米Intelの最新プロセッサ「Core i7(Nehalem)」サポート、OpenJDKサポートなどを特徴としてるようだ。

[root@server ~]# yum update
 ・
 ・
 ・
=============================================================================
Package                 Arch       Version          Repository        Size
=============================================================================
Installing:
kernel                  i686       2.6.18-128.el5   base               15 M
kernel-devel            i686       2.6.18-128.el5   base              4.9 M
Updating:
 ・
 ・
 ・
Transaction Summary
=============================================================================
Install      8 Package(s)
Update     251 Package(s)
Remove       0 Package(s)
Total download size: 452 M

12~13分程度でアップデートは終わる。
CentOSのバージョン確認。

[root@server ~]# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.3 (Final)  ← 新しくなっている。

カーネルのバージョン確認

[root@server ~]# uname -r
2.6.18-92.1.22.el5.centos.plus  ← 以前と同じ。

カーネルは再起動しないと反映されないようなので、再起動してみる。
ちゃんと起動してくれるのか不安だが・・・

[root@server ~]# shutdown -r now

再起動できたので、再度カーネルのバージョン確認

[root@server ~]# uname -r
2.6.18-128.el5  ← 新しくなっている。

各サーバもちゃんと動いてるようだし特に問題なさそうだ・・・・
追記:Webサーバ(Apache)のドキュメントルートの所有者がrootに戻ってるようだ。
ドキュメントルート所有者変更確認

[root@server ~]# ll /var/www/
合計 36
drwxr-xr-x  2 root root   4096  1月 22 12:05 cgi-bin
drwxr-xr-x  3 root root   4096  4月  1 10:59 error
drwxr-xr-x 36 root root   4096  1月 22 12:05 html
drwxr-xr-x  3 root root   4096  4月  1 10:59 icons
drwxr-xr-x 10 root apache 4096  1月 23 20:19 phpmyadmin

ドキュメントルートの所有者変更

[root@server ~]# chown higo:higo /var/www/html/
[root@server ~]# ll /var/www/
合計 36
drwxr-xr-x  2 root root   4096  1月 22 12:05 cgi-bin
drwxr-xr-x  3 root root   4096  4月  1 10:59 error
drwxr-xr-x 36 higo higo   4096  1月 22 12:05 html
drwxr-xr-x  3 root root   4096  4月  1 10:59 icons
drwxr-xr-x 10 root apache 4096  1月 23 20:19 phpmyadmin

CentOSのバージョン確認

そろそろCentOSも5.3にバージョンアップするようだが、現在のバージョンを確認するには次のコマンドで。

[root@server ~]# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.2 (Final)
[root@server ~]# cat /etc/issue
CentOS release 5.2 (Final)
Kernel \r on an \m
[root@server ~]# lsb_release -a
LSB Version:    :core-3.1-ia32:core-3.1-noarch:graphics-3.1-ia32:graphics-3.1-noarch
Distributor ID: CentOS
Description:    CentOS release 5.2 (Final)
Release:        5.2
Codename:       Final

※lsb_releaseはredhat-lsbというパッケージをインストールする必要がある。

カーネルのバージョン確認は

[root@server ~]# uname --kernel-release
2.6.18-92.1.22.el5.centos.plus