ファイルの拡張子を表示させる

TOP  2003/12/29

拡張子とは?

ファイル名の末尾にピリオドで区切って付ける1〜4文字の英数字で、ファイルの種類を表わす目的で使われます。 たとえばMicrosoft Wordは「doc」、Excelは「xls」、「拡張子.doc」のように使われます。 作成元のアプリケーションを表現するだけではなく、「html」や「gif」、「jpg」など、ファイルのタイプを表わすものもあり、 Windowsでは、アプリケーション・ソフトが作成したファイルに3文字の拡張子を自動的に付けられます。

しかし、Windowsの初期設定では拡張子が表示されないようになっている為、詳しいファイルの種類が解りません。 下の図では、例として20個のファイルを表示しています。アイコンが異なっていることから、種類の違うファイルなんだろうなということはわかりますが、拡張子という.***の部分が、表示されていないから、いまいちどんなファイルなのかわかりません。(例外として、4とか5のファイルのように、システム関係の情報が収納されたファイル等で、拡張子を消せない種類のものも、いくつかあります。)

Extension01.gif

拡張子を表示させることは、パソコン上達の第一歩です。

拡張子を見極め、その拡張子に合った扱いをしてあげることが、パソコン上達につながります。

それでは、拡張子を表示する方法を、説明します。このページでは、Windows XPを例にしていますが、Me、2000でも同様です。Windows 98では、下図の「ツール」のところで、代わりに「表示」を選ぶところが違うだけです。Windows 95では、更に「フォルダオプション」ではなくて、「オプション」になります。もし解りにくければ、←のGoogleで「拡張子の表示」で検索してみて下さい。自分のOSに合ったわかりやすい図解入り説明が見つかるはずです。

1)まず[マイドキュメント]などのフォルダを表示します。

ツールバーメニューの[ツール]→[フォルダ オプション]をクリックします。

Extension02.gif

2)フォルダオプションが表示されたら

「表示」タブを選び、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックをはずす。その後、「OK」で確定。

Extension03.gif

3)拡張子が表示されていることを確認。

下図のように、それぞれのファイルに、その種類を表す拡張子が表示されるようになリました。1、2、6、19のように、同じ画像ファイルでもアイコンも拡張子も違います。また、同じ「exe」ファイルでも8、9、10、のように種類の違うアイコンもあって、いちいちアイコンだけで、覚えておくのが難しいタイプのものもあります。(アイコンは、お使いのパソコンによって異なります。)

Extension04.gif

以上のような操作で、拡張子が表示されるようになりました。

このサイトでも「使って便利なフリーソフト」を紹介していますが、ダウンロードするとほとんどが .lzhという拡張子のファイルです。これは圧縮ファイルと呼ばれるもので、文字通りサイズが小さくなるように圧縮されています。 インターネットなどで受け渡しをする時はサイズが小さいほうが望ましく、また複数のファイルを1つにまとめられるので好んで使われます。 しかし、このままでは使えません。1度、圧縮をといてあげる(解凍といいます)必要があります。 ためしに.lzhファイルをダブルクリックしてみてください。解凍できて、中身が出てきたら、 解凍用のソフトがインストールされており、関連付けもできているわけです。 ところが、アプリケーションの選択ウインドウが開いてしまったり、「未定義のファイル形式です。」などのメッセージが出てしまったら、 解凍用のソフトがインストールされていないことになります。先ほど書いたように、.lzh(LHAという圧縮方式で圧縮されているファイル)は 非常にポピュラーなので、解凍ができないと、とても不自由します。初心者でも使える優秀な解凍ソフトとして、+Lhacaなどがありますから、 ぜひともインストールしておいてください。このソフトはフリーソフトです。自由にダウンロードして、インストールできます。

「圧縮・解凍ソフトをインストールしなくっちゃ」と思った人は、+Lhacaのインストール のページを御覧下さい。

4)ファイル名変更時は注意が必要!

ファイル名を変更するときは拡張子の前のファイル名のみ変更すること。拡張子は削除したり、変更するとファイルを開くことが出来なくなったりします。