メインサーバーにもFedora 9 をインストール。予備サーバーのときもそうだったが、今回もまったく同じトラブルがあった。途中でリモート接続が出来ないことに気づき、「ifconfig」で確認してみると、ネットワークの設定で指定したIPアドレスと違うIPアドレスになっている。IPアドレスを変更したら正常にリモート接続できたが、fedora1から毎回バージョンアップしてきてるのに、こんなトラブルははじめてだ。
■ネットワーク情報の確認
[root@server ~]# ifconfig
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:E0:4C:E0:27:79
inet addr:yokensaka.com Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0
inet6 addr: 2001:c90:1c84:11e3:2e0:4cff:fee0:2779/64 Scope:Global
inet6 addr: fe80::2e0:4cff:fee0:2779/64 Scope:Link
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:1144630 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:671284 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:1133307948 (1.0 GiB) TX bytes:238603740 (227.5 MiB)
Interrupt:23 Base address:0x8000
ネットワーク設定では「192.168.1.10」にしてたが、確認すると「yokensaka.com」になってた。
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0で見るとちゃんと「192.168.1.10」になってる。ifconfigで確認したIPアドレスに変更することでリモート接続できるようになった。
■IPアドレスの変更
[root@server ~]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
# VIA Technologies, Inc. VT6102 [Rhine-II]
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.1.255
HWADDR=00:e0:4c:e0:27:79
IPADDR=192.168.1.10
↓
IPADDR=yokensaka.com
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.1.0
ONBOOT=yes
DNS1=192.168.1.1
SEARCH="yokensaka.com"
NM_CONTROLLED=
Fedoraリリースノート「ネットワークマネージャー」を見るとどうもネットワークマネージャーは停止して古いネットワークサービスに切り替えたほうが良さそう。
※リモート操作でネットワークマネージャーを停止すると、その時点で繋がらなくなるので、リモート操作ではなくサーバー機で作業するようにする。
■ネットワークマネージャーの停止と自動起動の無効
[root@server ~]# /etc/rc.d/init.d/NetworkManager stop [root@server ~]# chkconfig NetworkManager off
■ネットワークサービスの開始と自動起動設定
[root@server ~]# /etc/rc.d/init.d/network start [root@server ~]# chkconfig network on