5月14日、 Fedora 9 がリリースされた。
自宅サーバーの予備機に Fedora 9 をインストールして、カテゴリーにある各種サーバー設定、セキュリティー設定等を行い、データのバックアップも無事終わった。今のところ問題なく動いている。すぐにでもメインサーバーとして切り替えられる状態だが、暫く様子見て安定してるようならメインサーバーも Fedora 9 にしよう。
Fedora 9 の新機能については、リリースノートを・・・。>>
「01.更新情報」カテゴリーアーカイブ
crond異常終了
Cron Daemonから毎日送られてくるメールが来ないので、なんかへんだと思い調べらた、crondが起動してない事が分かりました。今まではyumでupdateを行ってもcrondが異常終了するようなことはありませんでしたが、今回の原因はpamのアップデートにより、/etc/pam.d/crondのauthとsufficientの間にTABが混入したため異常終了したようです。
Fedoraはyumでupdateした場合プロセスの再起動も行われるものと思ってたんですが、再起動しないものもあるようですね。今回はサーバーの再起動で解決しましたが、基本的にサーバーなんてのは24時間電源入れっぱなしで再起動なんてめったにしませんから、せっかくupdateされても古いバージョンが走ってたりしてるかもしれません。
ということは、定期的にサーバーの再起動を行わないといけないのかもしれませんね。
文字化け
■ Fedora8
インストール時に言語の選択で「Japanese(日本語)」を選択してインストールしましたが、フォルダ名も日本語になる為、GNOME 端末や putty を起動するとフォルダ名が文字化けを起こしてしまいます。当然(CUI)での作業が出来ません。サーバー機なので常にX Window Systemを利用する必要もありませんので、言語を「English (USA)」に戻しました。いくら日本語対応したとはいえフォルダ名まで日本語にする必要は無いと思うのですが・・・・・
Fedora 8 にバージョンアップ
11月9日、 Linuxディストリビューション Fedora 8 がリリースされました。早速ダウンロードして自宅サーバーの予備機に Fedora 8 をインストールしました。特にトラブルも無くすんなりインストール出来ました。 Fedora 7 でうまくいかなかった Snort はインストールしてませんが、カテゴリーにある、他の各種サーバー設定、セキュリティー設定等、全て Fedora 7 と同じでいけました。今のところ問題なく動いてます。暫く様子見て安定してるようならメインサーバーも Fedora 8 にしようと思ってます。今までに比べて、インストールする際にメモリーが足りないという警告が出たり、なんかもたつく感じがしましたが、これは予備サーバーのマシンが非力な為ですから仕方ないですね。
3種類のInstall DVD が用意されてますからマシンに合ったものをインストールします。
管理人は i386 – Install DVD をダウンロードしました。
Direct Download
■ i386 – Install DVD
■ x86_64 – Install DVD
■ ppc – Install DVD
Fedora 8 のログイン画面とデスクトップ画面です。Fedora 7 より落ち着いた色合いになりましたね。
crontabsのバグ対策
■ Fedora7
crontabsのバグで自動スクリプトが自動起動しないようなので対処しました
[root@server ~]# vi /usr/bin/run-parts #!/bin/bash # if cron.daily was run today 下記をコメントアウト AUX1=`cat /var/spool/anacron/cron.daily` AUX2=`date +%Y%m%d` [ "$AUX1" == $AUX2 ] || exit 0 ↓ #!/bin/bash # if cron.daily was run today #AUX1=`cat /var/spool/anacron/cron.daily` #AUX2=`date +%Y%m%d` #[ "$AUX1" == $AUX2 ] || exit 0
メインサーバーも Fedora 7
Fedora 7 は通信が不通になったり異常な程応答が遅くなるというような報告もあるようですが、当方は予備サーバーで1週間ぐらい運用してましたが、特に問題もなく安定してるようなので、メインサーバーも Fedora 7 にしました。Fedora 7 では、Fedora Core と Fedora Extras(OSを補足するアドオン)の両方を1つのパッケージに収容し、統合されたので名称も今までの Fedora Core 6 から Fedora 7 と短くなってます。Fedoraの特長であるブルーの背景はそのままですが、 Fedora 7 では熱気球が描かれ、「冒険心と探求心」を意味するデザインになってます。テーマは「飛躍」だそうです。
Fedora 7 にバージョンアップ
自宅サーバーの予備機に Fedora 7 をインストールしました。
暫く様子見て安定してるようならメインサーバーも Fedora 7 にしようと思ってます。
という事で現在は予備サーバー機で運用してます。 記事も Fedora 7 用に書き換えましたが、現段階ではSnortのみがうまくいってません。他は順調にいきました。
ログイン画面とデスクトップ画面です。
FedoraFAQが提供しているrpmでyum設定
FedoraFAQがFC6に更新されましたのでFedoraFAQが提供しているyumの設定ファイルをインストールすることにしました。FedoraFAQのyumに関する質問を参考にしています。
[root@linux ~]# rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm http://www.fedorafaq.org/yum を取得中 http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm を取得中 警告: /var/tmp/rpm-xfer.4X6tSX: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec 準備中... ########################################### [100%] パッケージ livna-release-6-1 は既にインストールされています。 [root@linux ~]#
上記のようにlivna-release-6が既にインストールされている場合は、FedoraFAQが提供しているyumの設定ファイルのインストールが完了しません。
いったんlivna-release-6をアンインストールしてから再度インストールします。
[root@linux ~]# rpm -e livna-release-6 [root@linux ~]# rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm http://www.fedorafaq.org/yum を取得中 http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm を取得中 警告: /var/tmp/rpm-xfer.DLCrTP: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec 準備中... ########################################### [100%] 1:livna-release ########################################### [ 50%] 2:yum-fedorafaq ########################################### [100%] [root@linux ~]
Clam Antivirus スキャン除外設定
backupディレクトリをウイルススキャン対象外にするように設定しました。
[root@linux ~]# echo "/backup/" >> clamscan.exclude
yumのupdateでError
yumのupdateで以下のようなError表示が出てupdateが完了しませんでした。
Error: elfutils-libelf conflicts with elfutils-libelf-devel > 0.123-1.fc6 Error: elfutils-libelf conflicts with elfutils > 0.123-1.fc6 Error: elfutils-libs conflicts with elfutils > 0.123-1.fc6
rpmのクエリーでインストールされているパッケージを調べてみると以下のようになっていました。
[root@linux ~]# rpm -qa |grep elfutils elfutils-libs-0.123-1.fc6 elfutils-libelf-devel-0.123-1.fc6 elfutils-libelf-0.123-1.fc6 elfutils-0.123-1.fc6 elfutils-libs-0.125-1.fc6 elfutils-libelf-0.125-1.fc6
どうも古いバージョンと新しいバージョンが2つ入ってて衝突してたようです。おそらく前回のアップデート中に失敗して、中断したために古いパッケージをクリーンアップできずに残ってしまい、関連パッケージの update 時にエラーとなったようです。そこで新しいもの2つをrpmでアンインストールしてから再度yumでupdateしてみたら無事アップデートが完了しました。
[root@linux ~]# rpm -e elfutils-libs-0.125-1.fc6 [root@linux ~]# rpm -e elfutils-libelf-0.125-1.fc6 [root@linux ~]# yum update