FedoraFAQが提供しているrpmでyum設定

FedoraFAQがFC6に更新されましたのでFedoraFAQが提供しているyumの設定ファイルをインストールすることにしました。FedoraFAQのyumに関する質問を参考にしています。

[root@linux ~]# rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm
http://www.fedorafaq.org/yum を取得中
http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm を取得中
警告: /var/tmp/rpm-xfer.4X6tSX: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec
準備中...                   ########################################### [100%]
パッケージ livna-release-6-1 は既にインストールされています。
[root@linux ~]#

上記のようにlivna-release-6が既にインストールされている場合は、FedoraFAQが提供しているyumの設定ファイルのインストールが完了しません。
いったんlivna-release-6をアンインストールしてから再度インストールします。

[root@linux ~]# rpm -e livna-release-6
[root@linux ~]# rpm -Uvh http://www.fedorafaq.org/yum http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm
http://www.fedorafaq.org/yum を取得中
http://rpm.livna.org/livna-release-6.rpm を取得中
警告: /var/tmp/rpm-xfer.DLCrTP: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec
準備中...                   ########################################### [100%]
1:livna-release          ########################################### [ 50%]
2:yum-fedorafaq          ########################################### [100%]
[root@linux ~]

yumのupdateでError

yumのupdateで以下のようなError表示が出てupdateが完了しませんでした。

Error: elfutils-libelf conflicts with elfutils-libelf-devel > 0.123-1.fc6
Error: elfutils-libelf conflicts with elfutils > 0.123-1.fc6
Error: elfutils-libs conflicts with elfutils > 0.123-1.fc6

rpmのクエリーでインストールされているパッケージを調べてみると以下のようになっていました。

[root@linux ~]# rpm -qa |grep elfutils
elfutils-libs-0.123-1.fc6
elfutils-libelf-devel-0.123-1.fc6
elfutils-libelf-0.123-1.fc6
elfutils-0.123-1.fc6
elfutils-libs-0.125-1.fc6
elfutils-libelf-0.125-1.fc6

どうも古いバージョンと新しいバージョンが2つ入ってて衝突してたようです。おそらく前回のアップデート中に失敗して、中断したために古いパッケージをクリーンアップできずに残ってしまい、関連パッケージの update 時にエラーとなったようです。そこで新しいもの2つをrpmでアンインストールしてから再度yumでupdateしてみたら無事アップデートが完了しました。

[root@linux ~]# rpm -e elfutils-libs-0.125-1.fc6
[root@linux ~]# rpm -e elfutils-libelf-0.125-1.fc6
[root@linux ~]# yum update

障害情報

1月4日11時頃から18時半頃までサーバーに接続できない状態が続いていました。ちょうど正月休みで泊りがけで出かけていたもんですから帰ってからの対応となりました。アクセスしていただいた方々には申し訳なく思っております。
原因はIP自動更新をDiCEで行ってるんですが、IP変更があったにもかかわらずDiCEがうまく機能していなかったようです。今までは特に問題もなく自動更新してたのですが、年号が変わったためなのか原因ははっきりしません。手動でIP更新しました。
一応、二重の対策としてDynamic DO!.jpに30分おきにチェックするようして、IPが変更になってるようであれば自動更新できるようにしました。

yumの自動アップデート設定変更

■ パッケージ管理(yum)のページを修正しました
数日前、yum-updatesdでパッケージの自動更新を行うように設定したのですが、どうもうまく機能してないようです。結局cronでアップデートするようにしました。
Fedora Core 6では、システムの起動時にyum-updatesdを実行し、1時間おきにアップデートパッケージの有無をチェックする為、このサービスが動作している間はyumコマンドが実行できません。cronでアップデートを行った時にyum-updatesdが動いているとうまくアップデートできない可能性があるので、yum-updatesdのサービスは停止します。
■yum-updatesdのサービスを停止

現在実行中のyum-updatesdを停止
[root@linux ~]# service yum-updatesd stop
yum-updates を停止中:                                      [  OK  ]
システム起動時のyum-updatesdの実行も停止
[root@linux ~]# chkconfig yum-updatesd off

■yum updateの定期自動実行設定

パッケージ自動更新スクリプト作成
[root@linux ~]# vi /root/yum_upgrade.sh
#!/bin/sh
/usr/bin/yum -y update yum > /dev/null 2>&1 ; \
/usr/bin/yum -y update > /dev/null 2>&1
パッケージ自動更新スクリプトへ実行権限付加
[root@linux ~]# chmod 700 /root/yum_upgrade.sh
自動で実行する為にcronに登録します
[root@linux ~]# crontab -e
00 06 * * * /root/yum_upgrade.sh

yumの自動アップデート

以下の設定ではうまくアップデートが実行されませんでした。
結局cronでアップデートするようにしました。
2006/12/10
FC6のyumのアップデートに関しては、デフォルトのままだと更新パッケージの有無を通知する機能しか使えないので、パッケージの自動更新を行う為に以下のようにyum-updatesdの定義ファイル「yum-updatesd.conf」を修正しました。

[root@linux ~]# vi /etc/yum/yum-updatesd.conf
[main]
# how often to check for new updates (in seconds)
run_interval = 3600 ← アップデートの有無を調べる間隔(秒)
# how often to allow checking on request (in seconds)
updaterefresh = 600 ← リクエストによるチェックを許可する間隔(秒)
# how to send notifications (valid: dbus, email, syslog)
emit_via = dbus
↓
emit_via = email ← メールによる通知に変更
(dbusはpuplet経由、emailはメールによる通知、syslogはsyslogへ記録)
# automatically install updates
do_update = no
↓
do_update = yes ← アップデートの自動インストールを行う場合は「yes」に変更
# automatically download updates
do_download = no
↓
do_download = yes ← アップデートの自動ダウンロードを行う場合は「yes」に変更
# automatically download deps of updates
do_download_deps = no
↓
do_download_deps = yes ← アップデートの依存性チェックを行う場合は「yes」に変更

修正が完了したら、yum-updatesedを再起動して設定を反映させます。

[root@linux ~]# /etc/rc.d/init.d/yum-updatesd restart
yum-updates を停止中:                                      [  OK  ]
yum-updatesd を起動中:                                     [  OK  ]

NP_StripBR

改行を<BR />に自動変換する設定のblogの記事を書く際に、改行を自動変換しない部分を指定できるプラグインをインストールしました。
Nucleusのデフォルトは改行を<br />に変換する設定にしているので、
<table>
<tr>
<td>
改行に変換する
</td>
</tr>
</table>
のように書くと、改行したところに<br />が挿入されてしまい、思ったような表を作成することが出来ません。このプラグインを使うと、<%nobr%>~<%/nobr%>で囲んだ範囲には、改行が<br />に変換されなくなります。表などを作成する時に便利です。

Nucleus CMS v3.24 にアップグレード

以前のバージョンには、複数ユーザで使用してる場合、クロスサイトスクリプティングの脆弱性があったそうです。
よく分かりませんが、Nucleus のアップグレードはものすごく簡単なのでとりあえずアップグレードすることにします。
アップグレードの手順は以下の通りです。

  1. パッケージのダウンロード
    フルパッケージ版ではなくアップグレード用パッケージ(upgrade3.24_ja_euc.zip)をダウンロードします。
  2. バックアップの作成
    データベースと config.php のバックアップをとります。
    通常、アップグレードの際にこれまで使用していたデータベースを壊したりはしませんが、
    用心に越したことはありません。
  3. ファイルのアップロード
    ダウンロードしたアップグレード用パッケージのファイルをFTPかSSHで上書きアップロードします。
  4. アップグレードスクリプトの実行
    下記 URL にアクセスしてアップグレードスクリプトを実行します。
    http://yokensaka.com/blog/nucleus/upgrades/index.php
    実行すべきアップグレード手順のリストが表示されます。
    アップグレードスクリプトを実行した結果、以下のような画面が表示されました。特に何もする必要はなさそうです。
    20061130-WS006.JPG
  5. 最後にセキュリティリスクを避けるため、upgrades/ ディレクトリは削除します。

以上でアップグレードは完了です。
※コアファイル及び css などを変更してる場合はそちらもバックアップをとり、ファイルの更新後必要な箇所を 変更し直します。

Clam AntiVirus ERROR対策

cronより以下のようなメールが毎日届いていました。

LibClamAV Warning: Multipart MIME message contains no boundaries
LibClamAV Error: cli_untar: only standard TAR files are currently supported
ERROR: Can't open file //sys/module/sbs/parameters/update_mode
ERROR: Can't open file //sys/module/sbs/parameters/capacity_mode
・
・
・

このメールはClam AntiVirusがちゃんと動いてるな、と思う程度で特に気にしてなかったのですが、問題ないエラーなので届かないようにするためにClam AntiVirusの定期自動実行設定(clamav.sh)を修正しました。

[root@linux ~]# vi /root/clamav.sh
clamscan --recursive --remove / > $CLAMSCANTMP
↓
clamscan --recursive --remove / 2>/dev/null > $CLAMSCANTM

メインサーバーもFC6に

予備サーバーにFC6をインストールしてから、かれこれ3週間が立ちました。あんまりトラブルも無く安定してるようなので、メインサーバーにもFC6をインストールしました。各サーバーの設定とデータの移行も終わり、今日からFC6で自宅サーバーの運用開始です。
Snortに関してはOSはFC6なのですが色々試した結果、現時点ではなぜかFC5用のsnort-2.6.1.1-1.FC5.i386.rpmしかインストール出来ませんでした。ちゃんと動いているようなので問題ないと思いますが、他は設定が悪いのかことごとく起動に失敗しました。
他はこれといった問題もなく動いています。