■ Fedora7 / Fedora8 / Fedora9
phpMyAdminはWebブラウザからMySQLデータベースを管理するためのPHPで記述されたソフトウェアです。WebブラウザからMySQLのテーブル操作、インポート・エクスポートすることが出来ます。
■phpMyAdminインストール
こちらで最新版 を確認すること (↓ Fedora9 インストール時点の最新版)
[root@linux ~]# wget http://prdownloads.sourceforge.net/phpmyadmin/phpMyAdmin-2.11.6-all-languages.tar.bz2 ダウンロードしたphpMyAdminを展開 [root@linux ~]# tar jxvf phpMyAdmin-2.11.6-all-languages.tar.bz2 phpMyAdmin展開先ディレクトリを所定の場所へコピー [root@linux ~]# mv phpMyAdmin-2.11.6-all-languages/ /var/www/phpmyadmin ダウンロードしたphpMyAdminを削除 [root@linux ~]# rm -f phpMyAdmin-2.11.6-all-languages.tar.bz2 ■php-mysqlインストール phpMyAdminはPHPで動作するため、PHPからMySQLデータベースへアクセスするためのパッケージ「php-mysql」をインストールする [root@linux ~]# yum -y install php-mysql
■mbstringモジュールインストール
phpMyAdmin は mbstring 拡張なしでは文字列を正確に分割することができないのでmbstringモジュールをインストールします
[root@linux ~]# yum -y install php-mbstring
■phpMyAdmin設定
[root@linux ~]# cp /var/www/phpmyadmin/libraries/config.default.php /var/www/phpmyadmin/config.inc.php 設定ファイルのパーミッションを変更 [root@linux ~]# chmod 660 /var/www/phpmyadmin/config.inc.php 設定ファイル編集 [root@linux ~]# vi /var/www/phpmyadmin/config.inc.php $cfg['blowfish_secret'] = 'xxxxxxxxxxxx'; ← 46文字以内の適当な文字列を指定 ※上記はロiグイン時のパスワード暗号化の際に内部的に利用されるパスフレーズであり、ユーザに入力要求されるものではない $cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config'; ↓認証モードを「クッキー」にする $cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie'; phpMyAdminの所有者を変更 [root@linux ~]# chown -R root.apache /var/www/phpmyadmin/
■Apache設定
phpMyAdmin用Apache設定ファイル作成 [root@linux ~]# vi /etc/httpd/conf.d/phpmyadmin.conf Alias /phpmyadmin /var/www/phpmyadmin 以下は内部からのみアクセスできるようにする場合のみ指定する <Location /phpmyadmin> Order deny,allow Deny from all Allow from 127.0.0.1 Allow from 192.168.1 ← 内部ネットワークアドレスを指定 </Location> [root@linux ~]# /etc/rc.d/init.d/httpd reload ← Apache設定反映 httpd を再読み込み中: [ OK ]
■phpMyAdmin確認
http://サーバー名/phpmyadmin/へアクセスして、phpMyAdminのログイン画面が表示されること
MySQLに登録されているアカウントでログインできること
■PHP の初期設定の変更
リストアで利用できるバックアップデータの最大サイズは2,048KB と書かれているとおり、 デフォルト では2 MB になっています。
これはphpMyAdminの制限ではなく、 PHP の初期設定での制限です。
これを変更するには、 “/etc/php.ini” を開き、 “upload_max_filesize” ディレクティブ を修正します。
/etc/php.iniを cp コマンドでバックアップを作成してから作業するようにします。
[root@server ~]# cp -p /etc/php.ini /etc/php.ini.org [root@server ~]# vi /etc/php.ini ;;;;;;;;;;;;;;;; ; File Uploads ; ;;;;;;;;;;;;;;;; ; Whether to allow HTTP file uploads. file_uploads = On ; Temporary directory for HTTP uploaded files (will use system default if not ; specified). ;upload_tmp_dir = ; Maximum allowed size for uploaded files. upload_max_filesize = 2M ↓ upload_max_filesize = 30M ← 30Mに変更