被写界深度

現在TSN-884をメインで使ってますが、トビモノはTSN-774を使おうかなと思ってます。そこで、被写界深度がどれくらい違うのかテストしてみました。というのもトビモノだと被写界深度が深い方がピントの合う範囲が広がるので有利だと思うからです。
初めにTSN-884
20070424-884_20.jpg
次はTSN-774
20070424-774_20.jpg
結果は、見てのとおりほとんど同じです。もっと差があるのかなと思ったのですが、意外でした。絞り開放でのテストですから差が出ないのかもしれません。高倍率の接眼とかカメラのテレ側では合成F値の関係でいくらか差が出てくるのではないかと思います。
TSN-774の方が、TSN-884に比べて、若干ですが周囲がいくらか暗くなってるような気がします。それとこの画像では分かりにくいですが、大きくしてみるとTSN-884の方がクリアーというか無色に近いって感じです。ED82も所有してますが、ED82はちょっと黄色っぽくなりこれほどクリアーではないです。
たしかにTSN-884は明るいフローライトレンズですので、暗い時などはかなり威力を発揮します。また、ボケ味もTSN-884の方が綺麗です。でも、いろいろ撮り比べていますが、TSN-774がTSN-884にかなり近い結果を出すのにはちょっと驚いています。発色も、ボケ味もTSN-884に限りなく近いですし、歩留まりはTSN-884よりいいです。TSN-884の半分ぐらいの価格でこの性能ですから、今後、デジスコを始める方の定番機種になるのではないでしょうか。

撮影条件

ヤマセミの撮影条件で一番良いのは、と思って以前の画像を眺めていたんですが、このヤマセミは朝方5:30頃で、SSも1/6です。28XWDAのワイド側で撮影して、800万画素から180万画素にトリミングしてます。1/4以下までトリミングしてもそこそこ見られます。明るくなってくればSSも早くなりますからトビモノにもチャレンジすることも出来ます。暗いうちにはしっかりとトマリモノを、明るくなればトビモノにチャレンジ!ということで雨上がりで曇りの無風の日がベストの撮影条件じゃないかなと思ってます。逆にあんまり天気が良いとコントラストもきつくなるし、水面の陽炎などで空気の揺らぎなども出てきますから、撮影条件的にはよくありません。
20070424-IMG_0097
ED82+28XWDA
BR-S80改+S80
G2380+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/6
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=20 m

ゴジュウカラ

ゴジュウカラは何回か見かけてたんですが、まともな写真がありませんでした。
この写真も距離があったのでテレ端で撮影です。
SS1/20で多少ブレててピントも甘いですが、いつかはキチッと撮ってみたい鳥さんです。
20070423-IMG_5163
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/20
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3300 mm
撮影距離=30 m

アカゲラ

これは♀のアカゲラ!
赤がものすごく綺麗な♂のアカゲラもいたんですが、写真に撮ることは出来ませんでした。
20070420-IMG_5123
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/50
F値=8.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=±0.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=8.56 mm
合成焦点距離=992 mm
撮影距離=8 m

シメ

鉛色の嘴が特徴的なシメです。
小淵沢で撮影。
20070419-IMG_5068
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/125
F値=7.1
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=2400 mm
撮影距離=8 m

リス

先週の土日は仕事で小淵沢に出張だったんですが、
宿泊先のリビングから見えるところにリスが来てました。
ほんと、かわいかったです。(^o^)
20070417-IMG_5014
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/100
F値=7.1
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.67
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=9.92 mm
合成焦点距離=1150 mm
撮影距離=8 m
20070417-IMG_5056
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/80
F値=7.1
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=8.56 mm
合成焦点距離=992 mm
撮影距離=6 m

先日の次の次

6枚連写の最後のカットです。
デジスコでトビモノを撮るにはなんといってもピント合わせが一番のポイントだと思います。
ヤマセミの飛んでいく方向の予測を立てて、ピントリングの回す量と、スコープを振るスピードを何回か練習しておきます。後は実際にヤマセミが飛び出したら慌てず練習したとおりにやれば何とか数枚は撮れてるはずなんですが、その日の調子にもよりますので、まったくダメな日もあれば、数枚撮れる日もあります。口ではなかなかうまく言えませんが、とにかくたくさんチャレンジして感覚を養うしかないでしょうね。今はあえてTSN-884の被写界深度の浅いスコープで練習してますが、最終的にはトビモノはTSN-774でやろうと思ってます。
20070416-IMG_4889
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/800
F値=4.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=9.92 mm
合成焦点距離=1581 mm
撮影距離=30 m

S80の連写

S80の連写は秒1.8枚なので、ブラインドの中に入ってると、横っ飛びの場合せいぜい6枚がいいところです。
6枚でも3.33秒かかりますので、結構移動します。狭いブラインドの中だとこれ以上は無理ですね。
20070414-IMG_4887
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/800
F値=4.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=9.92 mm
合成焦点距離=1581 mm
撮影距離=30 m
その前の前のカットです。
20070414-IMG_4885
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/800
F値=4.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=9.92 mm
合成焦点距離=1581 mm
撮影距離=30 m

28XWDAのテレ端

昨日は20XWFAのテレ端でしたが、これは28XWDAのテレ端画像です。
距離にしてもこちらが10m程遠いですが、S80はテレ端でも画質がそんなに落ちないので、ほんと撮影の幅が広がります。
20070413-IMG_4254
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/250
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3300 mm
撮影距離=30 m

20XWFAのテレ端

トビモノが続いたんですが、ちゃんとトマリモノも撮ってます。
20XWFAのテレ端です。
20070412-IMG_4313
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/200
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.27 mm
合成焦点距離=2400 mm
撮影距離=20 m