S120外部電源④

ROWA-JAPANの互換バッテリー「NB-6L」がつい先日までは在庫切れだったんですが、最近また流通しだしたので、早速入手してROWAのDCカプラを作ってみました。なかなか良さそうです。カメラの電源を入れたままでプラグの抜き差しをしても電源は入ります。但し、一回目では電源は入らずもう一回抜き差しすると入ります。何故か二回目で電源が入るという不思議な復活ですが、これまでのカプラは一旦カメラから出さないと復活しませんでしたから、それに比べるとかなりの進歩です。カメラの電源を切った状態で抜き差しする分にはなんの問題もなく電源は入ります。しかも1個178円という激安商品です。ちなみに、DCコードとDCジャックとバッテリーケースで452円、合計630円で今回のは出来ました。
eneloop pro(2450mAh)×3を2個作り、午前と午後に一個ずつ使うというふうにしたいと思います。ということで、S120の外部電源化はこれにて一旦終了とします。
途中経過の写真撮り忘れました。(^_^;) 前回のものとほとんど同じです。
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S120外部電源③

今までは純正バッテリーのチップを使ってDCカプラを作りましたが、一応使えるもののたまに電源が入らないことがあったので、今度は互換バッテリーのチップを使ってみることにしました。だっくさんのブログではROWAの互換バッテリーを使ってましたので、あにょもROWAの互換バッテリーを入手しようと思い色々探しましたが、どこも在庫切れのようで、仕方なくPowerSmartというところの互換バッテリーを使うことにしました。アマゾンで1個650円でした。
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DCジャックはこれを使いました。1個53円、ちなみにDCプラグはこちらのL型を使いました。
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バラして、いらないピンを抜いたり、ピンのツメをカットしたり、プラスチックの出っ張りを削ったりして半田付けします。
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ケースに納まるように配線をカットして、チップに半田付けしました。20140124-img_1861
MDFの2.5mmを2枚使い、厚み調整で0.75mmのPPクラフトシートを挟んでます。
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ケースに収めたところです。
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互換バッテリーに付いてた厚み調整の紙です。
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互換バッテリのシールを元通りに貼り直して残量表示付きのDCカプラの出来上がりです。
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接続してみましたが特に問題なくカメラの電源は入りました。残量表示も出ます。ですが、カメラの電源を入れた状態で、プラグの抜き差しを行うと、次にカメラの電源を入れようとしても電源は入りません。プラグの抜き差しを行うときは、事前にカメラの電源は切っておかなければダメだということです。
これで、純正チップを使ったものと、互換チップを使ったものと、残量表示なしのものが出来ましたが、はたしてどれが一番使い勝手がいいのか、近いうちにフイールドでテストしてみます。

S120外部電源②

純正バッテリを使用したDCカプラは使えませんでしたので、IXYで使ってたNB-5Lの互換バッテリーがあったのでそれを利用して自作DCカプラを制作してみました。
木部とDCジャックはそのままで電極だけ交換しました。寸法が少し大きかったのでヤスリで削って収めました。
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ケースもNB-6Lをそのまま利用
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使ってるのはDCプラグ#2というもので差し込み部分は9.5mmしかありません。そのままだと奥まで挿入できず電源が入らないので根元の部分を少しカットして、13mmちょっとにしました。
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しっかり残量表示されました。
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ですが、これも少し問題があります。というのは、接続した状態で、電池の抜き差しとかプラグの抜き差しをした後、カメラの電源ボタンを押しても電源が入らない時がたまにあります。復活させるには一旦カメラからDCカプラを出してテスターで導通チェックをすると復活しますが、現場でそんなことは出来ません。これは、おそらく、電圧がなくなったことで電圧0Vだと判断して、その後エネループをつないだとしても復活しないのではないのかなと思います。使える時もあるので違うかもしれませんが・・・
現場で何もしなければ一応使えますが、電池の抜き差しとかプラグの抜き差しをしても普通に使えるようにしたいので、今度はNB-6Lの互換電池を入手して自作DCカプラを作ってみたいと思います。

S120外部電源

S120の電池のもちが良くないので、だっくさんのブログで紹介されてた外部電源化のアイデアを頂いて、あにょも外部電源を導入することにしました。電源はeneloop pro(2450mAh)を3本直列で繋ぎます。電圧はテスターで測ると3.96V位ありました。カメラ側は、AC電源用のDCカプラを使います。ヤフオクで480円でした。ちなみに、純正の電池は3.7V、1060mAhということになってますが、テスターで測ると4.13Vあります。
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このDCカプラを使うと電池残量が表示されないので、いつ電源OFFになるかわかりません。ちょっと不便です。なので、どれぐらい使えるか仕事をしながら実験してみました。エコモード『切』、節電のオートパワーオフ『切』という電源入れっぱなしの設定にして、たまに連写したり、再生してみたり、動画撮ってみたりと、仕事をしながらいじってましたが、5時間半たってもまだ使えてます。シャッターは2000枚を超えてます。電圧は3.96Vあったのが、シャッター押したすぐ後は3.55Vまで下り、徐々に上がっていき3.7Vまで復活します。ですが、さすがにもうそろそろ限界かもしれませんね。ちなみに、純正の電池は、電池交換のメッセージが出た時の電圧は3.5Vになってます。
※追記 結局8時間ぐらい使えました。使い方にもよると思いますが、2450mAhでもほぼ一日持つんじゃないかなと思います。エネループも使えなくなった時の電圧は3.5Vでした。
で、やっぱり電池残量表示があったほうがいいだろうと思い、実験やりながら、S95で使ってた純正の電池を改造してみました。バラした純正の電池ケースです。
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お菓子の箱のなかにあった桐の板を利用してダミー電池の作成です。純正の電池に付いてた電極と、家に転がってたDCジャックをエポキシで接着しました。
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剥がしたシールを元通りにして、残量検知機能付きのDCカプラの出来上がりです。
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これでバッチリだなんて思ったんですが、世の中そんなに甘くありません。どうゆうわけか、純正の電極を使ったDCカプラは最初はいいのですが、すぐに残量表示がオレンジになり電池切れになります。テスターで測ってもまだまだ残量があるにもかかわらずです。これは残量検知がうまく機能してないか、あるいは違う電池だということを検知して使えなくしてるかだと思います。ソニーの電池は互換電池も使えないような細工がされてます。
AC電源用のDCカプラを使っても5時間以上使えるし、2000枚以上シャッター切れるのでこのままでもいいかなと思いますが、今度互換バッテリーの電極を使って挑戦してみたいと思います。

S120でホバ

この時は、採餌に失敗して離水したんですが、そのまま真上に飛び上がりホバってました。このような行動パターンはあまりないので一瞬焦りました。
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TSN-884+TE-11WZ+S120 1/500s F2.8 -0.67eV ISO400 7.477mm(860mm) 絞り優先AE WB太陽光
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画質はあまり良くありませんが10枚ほど写ってました。今までのデジスコでは写すこと自体難しいような場面でしたが、S120のAFの速さと連写の速さでなんとか撮影することが出来ました。

S120ブラケット

随分時間が立ちましたが、PowerShot S120のブラケットです。部品はだいぶ前に出来上がってたんですが忙しくて本日やっと組み上がりました。今回はカメラを実測しながら図面を書いたので精度の高いブラケットが出来ました。おまけにマシニング加工ですから仕上がりも綺麗です。
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レンズを繰り出したところです。レンズとのクリアランスもギリギリで製作したので光軸も合わせやすいです。ブラケットに49mmのネジが切ってあるので、究具04バリアブルカプラーVCA-1を直接つなぐことも出来ます。あにょはVCA-1は使わないで、49-58のステップアップリングと延長リング+TA4で繋いでいきます。
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49-58のステップアップリングと58-58の20mm延長リングにTA4を付けたところです。
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TA4を付けた場合はTE-11WZに繋げます。TA4をはずせばVA3に繋げます。どちらもある程度AFデジスコができますので飛びものにいいかもしれません。光軸も一発で決まるし、かなりしっかりしてるので光軸ズレの心配もありません。
早く撮影に出かけたい・・・

PowerShotS120

PowerShotS120が良さそうなので画像にブラケットを当て込んでみました。S120は、実際鏡筒の太さを測ってみないとわかりませんが、いくらか鏡筒の太さが大きくなってるようなので、以前作ったS95用のブラケットは使えないんじゃないかなと思います。実際は実測してからのブラケット制作となりますが、とりあえずいつもと同じ挟みこみ方式で、シーソーレリーズのこんな感じで行きたいと思います。これにステップアップリング43→49を使って、バリアブルカプラーVCA-1に繋げば良さそうな気がします。
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PowerShotS120の仕様を眺めると、開放F1.8の光学5倍ズームレンズを採用した新設計のレンズで、映像エンジンは、最新の「DIGIC 6」を採用。撮像素子は、有効約1210万画素の1/1.7型CMOSセンサー。星空撮影にも使えるとのことですが、星空を撮影するにはそれなりにレンズ性能、ノイズ処理、AF性能等、高い技術が要求されますので、これらをクリアーしてるということなんでしょうね。更に嬉しいのが連写性能とオートフォーカス速度の向上。P/Tv/Av/Mモードでも高速連写が行えるようになり、5枚目までは約12.1枚/秒、6枚目以降は約9.4枚/秒となり、メディアの容量いっぱいまで連写を続けられるとの事。連写中もピント合わせが行われるオートフォーカス連続撮影は、どこまでAFが食いつくのか多少疑問ですが、最大約5.5枚/秒に対応してます。オートフォーカス性能も、最速0.10秒、撮影タイムラグ0.13秒とかなりレスポンスが向上してるようです。この他にも飛びものに嬉しい、合焦した被写体の輪郭に色を付けて強調表示する「MFピーキング」を新たに装備してます。ニコンとソニーの良いとこどりをしたような感じで、さらにキヤノンの絵作りが加わり、今までにないようなデジスコカメラになるような予感です。あにょは動画は撮りませんが、動画にも良さそうですね。