デジスコ全般に言えることですが、スコープ側のピントが前ピン気味だとカメラのAFはピントを合わせることなく合焦マークを出す事があります。当然ピンボケになります。それとは反対にスコープのピントが後ピン気味だと、比較的カメラのAFでピントを合わせることができます。S90も同様の傾向にありますので、スコープのピントは少し後ピン気味のほうが、歩留まり良くピントの合った写真を撮るコツだと思います。
テストチャートを寝かせた状態から30度ぐらい起して斜め上から撮影。スコープのピントを少し後ピン気味にして、カメラのAFで撮ったものです。ちょっと後ピン気味ですが、特に問題ない範囲だと思います。
これはスコープのピントを中央のターゲットにしっかり合わせた後、カメラのAFで撮ったものです。当然ですがしっかりピントは合ってます。
次はスコープのピントを少し前ピン気味にして、カメラのAFで撮ったものです。合焦マークも出てたので、そのままシャッター切りました。案の定、しっかり前ピンです。(^_^;)
これは更にスコープのピントを前ピンにして撮ったものです。結構前ピンでもカメラのAFは合焦マークを出します。7~8cmも前ピンです。(^_^;)
いずれも中央のターゲットにAFフレームは合わせてます。また、AFフレームサイズは「小」で撮ってます。AFフレームサイズが「標準」だともっと前ピンでも合焦マークはでます。野鳥撮影ではAFフレームサイズは「小」のほうが良いように思います。
あにょさん おはようございます。
こんなデータ前から欲しかったんです。 テストチャートまでは試しましたが、ここまでは出来なかったので解からなかったのですが、コツ解かりました。
大変参考になりました。ありがとうございます。 後は自分の腕が伴うかどうかですね!
nobuさん、おはようございます。
デジスコのピント合わせには多少前ピンになりやすいという癖を知ってるだけでも全然違います。合ってると思って何枚も連写しても全部ピンボケだったって経験はあにょもあります。それからは、数枚写してスコープのピントを少し奥に持っていきAFで合わせ直すということをやるようになってからは歩留まりがかなり違ってきました。