S120の電池のもちが良くないので、だっくさんのブログで紹介されてた外部電源化のアイデアを頂いて、あにょも外部電源を導入することにしました。電源はeneloop pro(2450mAh)を3本直列で繋ぎます。電圧はテスターで測ると3.96V位ありました。カメラ側は、AC電源用のDCカプラを使います。ヤフオクで480円でした。ちなみに、純正の電池は3.7V、1060mAhということになってますが、テスターで測ると4.13Vあります。
このDCカプラを使うと電池残量が表示されないので、いつ電源OFFになるかわかりません。ちょっと不便です。なので、どれぐらい使えるか仕事をしながら実験してみました。エコモード『切』、節電のオートパワーオフ『切』という電源入れっぱなしの設定にして、たまに連写したり、再生してみたり、動画撮ってみたりと、仕事をしながらいじってましたが、5時間半たってもまだ使えてます。シャッターは2000枚を超えてます。電圧は3.96Vあったのが、シャッター押したすぐ後は3.55Vまで下り、徐々に上がっていき3.7Vまで復活します。ですが、さすがにもうそろそろ限界かもしれませんね。ちなみに、純正の電池は、電池交換のメッセージが出た時の電圧は3.5Vになってます。
※追記 結局8時間ぐらい使えました。使い方にもよると思いますが、2450mAhでもほぼ一日持つんじゃないかなと思います。エネループも使えなくなった時の電圧は3.5Vでした。
で、やっぱり電池残量表示があったほうがいいだろうと思い、実験やりながら、S95で使ってた純正の電池を改造してみました。バラした純正の電池ケースです。
お菓子の箱のなかにあった桐の板を利用してダミー電池の作成です。純正の電池に付いてた電極と、家に転がってたDCジャックをエポキシで接着しました。
剥がしたシールを元通りにして、残量検知機能付きのDCカプラの出来上がりです。
これでバッチリだなんて思ったんですが、世の中そんなに甘くありません。どうゆうわけか、純正の電極を使ったDCカプラは最初はいいのですが、すぐに残量表示がオレンジになり電池切れになります。テスターで測ってもまだまだ残量があるにもかかわらずです。これは残量検知がうまく機能してないか、あるいは違う電池だということを検知して使えなくしてるかだと思います。ソニーの電池は互換電池も使えないような細工がされてます。
AC電源用のDCカプラを使っても5時間以上使えるし、2000枚以上シャッター切れるのでこのままでもいいかなと思いますが、今度互換バッテリーの電極を使って挑戦してみたいと思います。
カテゴリー: 機材
S120でホバ
S120ブラケット
随分時間が立ちましたが、PowerShot S120のブラケットです。部品はだいぶ前に出来上がってたんですが忙しくて本日やっと組み上がりました。今回はカメラを実測しながら図面を書いたので精度の高いブラケットが出来ました。おまけにマシニング加工ですから仕上がりも綺麗です。
レンズを繰り出したところです。レンズとのクリアランスもギリギリで製作したので光軸も合わせやすいです。ブラケットに49mmのネジが切ってあるので、究具04バリアブルカプラーVCA-1を直接つなぐことも出来ます。あにょはVCA-1は使わないで、49-58のステップアップリングと延長リング+TA4で繋いでいきます。
49-58のステップアップリングと58-58の20mm延長リングにTA4を付けたところです。
TA4を付けた場合はTE-11WZに繋げます。TA4をはずせばVA3に繋げます。どちらもある程度AFデジスコができますので飛びものにいいかもしれません。光軸も一発で決まるし、かなりしっかりしてるので光軸ズレの心配もありません。
早く撮影に出かけたい・・・
PowerShotS120
PowerShotS120が良さそうなので画像にブラケットを当て込んでみました。S120は、実際鏡筒の太さを測ってみないとわかりませんが、いくらか鏡筒の太さが大きくなってるようなので、以前作ったS95用のブラケットは使えないんじゃないかなと思います。実際は実測してからのブラケット制作となりますが、とりあえずいつもと同じ挟みこみ方式で、シーソーレリーズのこんな感じで行きたいと思います。これにステップアップリング43→49を使って、バリアブルカプラーVCA-1に繋げば良さそうな気がします。
PowerShotS120の仕様を眺めると、開放F1.8の光学5倍ズームレンズを採用した新設計のレンズで、映像エンジンは、最新の「DIGIC 6」を採用。撮像素子は、有効約1210万画素の1/1.7型CMOSセンサー。星空撮影にも使えるとのことですが、星空を撮影するにはそれなりにレンズ性能、ノイズ処理、AF性能等、高い技術が要求されますので、これらをクリアーしてるということなんでしょうね。更に嬉しいのが連写性能とオートフォーカス速度の向上。P/Tv/Av/Mモードでも高速連写が行えるようになり、5枚目までは約12.1枚/秒、6枚目以降は約9.4枚/秒となり、メディアの容量いっぱいまで連写を続けられるとの事。連写中もピント合わせが行われるオートフォーカス連続撮影は、どこまでAFが食いつくのか多少疑問ですが、最大約5.5枚/秒に対応してます。オートフォーカス性能も、最速0.10秒、撮影タイムラグ0.13秒とかなりレスポンスが向上してるようです。この他にも飛びものに嬉しい、合焦した被写体の輪郭に色を付けて強調表示する「MFピーキング」を新たに装備してます。ニコンとソニーの良いとこどりをしたような感じで、さらにキヤノンの絵作りが加わり、今までにないようなデジスコカメラになるような予感です。あにょは動画は撮りませんが、動画にも良さそうですね。
RX100II
TE-11WZ 固定リング
TE-11WZは今までのコレットホルダーが使えないので、バヨネット方式からねじ込み方式に変更するための固定リングを頼んであったんですが、今日帰ったら届いてました。TE-11WZとの固定は3mmのくぼみ先のホーローセット三箇所で固定します。
内側の半分がTSN-884に固定するためのメスネジでM54 P0.75mmです。もう半分はTE-11WZを固定するために内径52mmになってます。外径は60mm、厚みは7.7mm、内側のネジ部分が3.7mm、TE-11WZの固定部分が4mmです。
TE-11WZのバヨネット部分は3箇所のネジを緩めると外れます。
TE-11WZに固定リングを組み込んだ所です。固定できる部分は4mmしかありませんが、くぼみ先のホーローセット三箇所でしっかり固定出来ます。
ズーム位置が確認できるようにリングに目印を付けました。(左下の白い点) これは実際組んでみないと位置が出ないので、仮合わせしてから自分で穴を開け色を付けました。カメラのファインダーを覗きながらでもズーム倍率が左目で目視しやすい位置にしました。
TSN-884に取り付けした所です。ねじ込み方式に変更したお陰で、照準器ステーもしっかり固定出来るようになりました。照準器ステーは雲台のプレートにも固定されてるので、ヒップサポート代わりでもあります。これでTE-11WZのガタつきの心配もなくなり永久的に光軸保持ができます。
先日たーぼ♪さんのブログでTE-11WZ用のコレットホルダーを開発中とのアナウンスが有りました。もう少し待てば良かったのに、アナウンスが有った時はもうすでに頼んだ後でした・・・(^_^;)
TE-11WZで飛びもの
V2の自動ゆがみ補正
今日は用事があり鳥撮り出来ませんでしたので、以前から気になってたことを検証してみました。V2にしてから、周辺が甘いなと思ってたんですが、V2には【自動ゆがみ補正】という新しい機能が追加されました。これは樽型歪曲とか糸巻型歪曲を修正して、周辺までシャープに写せるように補正する機能で、普通に使う分にはいいんですが、デジスコで使うときにはちょっと問題があります。なぜかというと、歪曲収差が補正された接眼レンズで、カメラ側で【自動ゆがみ補正】をONにすると、更に補正をかけるようなことになり、余計にゆがみを発生させてしまうことになります。当然周辺画像もよくありません。なので、数種類のレンズをスコープに繋いでみてテストチャートを撮影したんですが、どのレンズも【自動ゆがみ補正】をONにすると、逆に糸巻型の歪曲が発生しました。
TE-11WZにV2と18.5mmのレンズを繋いで【自動ゆがみ補正】をONにしたりOFFにしたりして撮影した検証結果です。TE-11WZの25倍でも、40倍でも【自動ゆがみ補正】はOFFにしたほうが良さそうです。OFFにしたほうがゆがみも抑えられてるし、中央付近の隣り合った数字や線を見てもらえばわかりますが、解像度もいい感じです。
左側が自動ゆがみ補正【ON】、右側が自動ゆがみ補正【OFF】です。
TE-11WZ【25倍】
TE-11WZ【40倍】
TE-11WZでホバ
正月休みにTE-11WZとV2+1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 で撮ったホバです。DxO Optics Pro 8 がV2に対応したので改めてDxOで現像しなおしました。
3000✕2000にトリミング、1200✕800にリサイズ
TSN-884+TE-11WZ+V2(18.5mm) 1/400s F4.0(5.3) ISO200 18.5mm(1250mm) マニュアル露出 WBオート
追記
RX100を使うようになってから、RAW現像は純正の現像ソフトが使いづらいので、DxO Optics Proでやってます。Nikonの場合、純正のCapture NX 2が使いやすいのでCapture NX 2を使ってますが、今回、DxO Optics ProがV2に対応したので使ってみました。しかし、DxO Optics Proはカメラとレンズの組み合わせで初めて本領発揮するんですが、肝心の 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 が今回対応されなかったので、結局このレンズを使った場合は手動で補正することになります。他のレンズは対応してるので、Capture NX 2と比較してみましたが、Capture NX 2で手間ひまかけた画質が、DxO Optics Proでは意外と簡単にできるという感じでした。慣れればいいかもと思うんですが、使い慣れたのがやはりいちばんかな~
TE-11WZ 改造
昨日早速TE-11WZを入手しましが、TSN-884、TSN-774との接続では個体差はあると思いますが多少がたつきが発生するようです。テープを挟んだりして対応することもできますが、TE-11WZは赤い部分のネジを緩めれば簡単にバヨネット部分が外れますので、あにょはバヨネット方式を止めてねじ込み方式に改造することにしました。
バヨネット部分を外した所です。
あとはねじ込みリングを作成してTE-11WZと合体させればいいんですが、どんなリングを作るか少し考えてみます。
オマケに貰ったLexar のSDカード、いつも使ってるSanDiskと比べてみました。結構早いですね。これだと十分使えそうなので得した気分です(^o^) 左がSanDisk、右がLexar