
ED82+28XWDA+S80 ISO50 SS1/20 F8.0 EV-0.33 焦点距離20.7mm(3500mm)


ED82+28XWDA+S80 ISO50 SS1/20 F3.2 EV-0.33 焦点距離7.27mm(1229mm)
私はS80を使い始めてから今年の暮れで1年になりますので、撮影手順はほとんど決まってきています。上の両方の写真は同じような明るさですが焦点距離は別として絞りが違います。絞りがなぜ違うのかというと、被写界深度の調整をしてるのではありません。絞りで露出の調整をしてるのです。S80は半押しで露出が暴れますので、これを克服するのがS80を使いこなすキーポイントだと思います。以下が私が行ってる撮影手順です。
- 絞り優先(Av)にして絞りを開放に設定
- ワイド側で鳥が来る様な枝を見つけてその枝にピントを合わせる
- 露出補正ボタンを押してモニターのヒストグラムを見ながら
ヒストグラムの山が少し左側(アンダー)になるように露出補正量を決める - 露出補正が済んだら露出補正ボタンを再度押して絞り調整が出来る様にする
- シャッターボタンを半押してみてヒストグラムの変化をチェックする
- ヒストグラムが変化しなければ開放のままでもいいが、変化するようなら、絞り込んでいき、
シャッターボタンを半押してヒストグラムが変化しないように絞りを決める - 以上で露出補正量と絞りが決まるのでこれを基本とし、後は状況に応じて絞りを変えることにより明るさの微調整をする
- 空抜けなどの場合は絞りだけでは調整しきれないので露出補正ボタンを押してプラス側に露出補正します
※事前にISO50、連写モード、測光方式は中央部重点平均、ホワイトバランスは太陽光にそれぞれ設定しておきます。
この手順の撮影で後で明るさなど調整することはほぼなくなり、自分の思ったとおりの露出で撮影できるようになってきました。
