実は最近自宅の木にメジロがやってくるようになりました。ところが窓のすぐ近くの枝に止まるので、部屋から撮るとなると、今使ってるデジスコだと近すぎてピントが合いません。TSN-774にTSN-VA2-CRとNKAでニコンのアイピースを接続すると最短合焦距離は約4.4mに短くなります。でも、最短合焦距離を4mぐらいにしないと部屋から撮ることは出来ません。そこでTSN-VA2-CRとNKAの間に49→52、52→55のステップアップリング2枚と55→52のステップダウンリングを入れて11.5mm延長してみました。ステップアップリングとステップダウンリングはTSN-VA2-CRとNKAとのネジ径がうまく合うのがなかったので大き目のを選んでとりあえず接着しました。で、結果はというと最短合焦距離=3.8mになりました。もともとTSN-774の最短合焦距離は5mですから、1.2mの短縮になります。これで自宅の部屋の中からメジロが撮れそうです。(^o^)
あとは無限遠がどこまでいけるかです。300mもでれば儲けものと思ってたんですが、嬉しい誤算で無限遠=800mぐらいは出てるような気がします。テストしたのが夜中でしたから今度、昼間にちゃんとテストしてみます。800m以上でピントが合わなくても最短合焦距離が3.8mになることの方が私にとっては魅力的です。
ちなみに最短合焦距離とは被写体からスコープの対物レンズまでの距離になるそうです。私も曖昧だったのでコーワとニコンに問い合わせてみましたら、両メーカーとも対物レンズまでですとの返事を頂きました。

月: 2007年1月
振り向きカワセミ
小さいカワセミ
カシラダカ
ホオジロ
天気は下り坂のようですね。
週末、新春デジスコミーティングin東京港野鳥公園が開催されるようですが、ちょっと心配ですね。
今日の写真はホオジロ♀

TSN-774+40/50XWDS
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/10
F値=7.1
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1686 mm
撮影距離=20 m
ミヤマホオジロ
先週の土日は会社の社員旅行で鳥撮りはお休みでした。
写真は正月撮影のミヤマホオジロです。
初見初撮りでした。

TSN-774+40/50XWDS
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/15
F値=5.6
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1686 mm
撮影距離=30 m
アップで!!

TSN-774+40/50XWDS
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/6
F値=5.6
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=17.46 mm
合成焦点距離=4049 mm
撮影距離=30 m
ヒップサポート
ジンバル雲台だとTSN-774を横付けにしないといけないので、スコープのブレ防止及び回転止めの為にヒップサポートを自作しました。材料は1/4×20 の長ナット、1/4×12のネジ、ワッシャー2枚、50×15×2mmのアルミフラットバー、1mm厚のゴムプレート等です。
全体はこんな感じ。黒のアクリルラッカースプレーで塗装してあります。

長ナットを高さに合わせて3mmほどカット、スコープのカーブに合わせて後ろが少し高くなるようにヤスリで調整しました。

下からはベルボンのクイックシューロングタイプ「QB-F51L」を2枚のワッシャーで挟み、1/4×12のネジで固定してます。下のワッシャーは幅を少しヤスリ掛けしてステンレスプレートの中に入れてあります。

50×15×2mmのアルミプレートは、長めのアルミプレートをスコープの曲線に合わせて曲げ、後で50mmの長さにカットしました。そして長ナットの中に埋め木して上からビス止めしてあります。最終的にアルミプレートに1mmのゴムプレートを張って仕上げました。ワッシャーでロングプレートを挟んでるのも分かると思います。一番のポイントは高さを正確に合わせることだと思いますので、ヤスリで少しずつ削りながら進めていけばいいと思います。

イカル
カワラヒワ
正月撮ったカワラヒワです。
同じものを撮り比べてないので錯覚かもしれませんが、ED82よりTSN-774のほうがクリアーになったと言うか透明感が出てるような気がします。

TSN-774+20XWFA
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/125
F値=5.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=+1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=11.42 mm
合成焦点距離=1324 mm
撮影距離=10 m
なんか頭の形が全然違うような固体ですね。

TSN-774+20XWFA
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/100
F値=3.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=8.56 mm
合成焦点距離=992 mm
撮影距離=7 m
ジンバルはピント合わせが楽
ジンバル雲台2日目ですが、たーぼ♪さんのブログのジンバル雲台とG2380の比較実験にもあるように、確実に導入、ピント合わせ、そしてシャッターを切るまでがスピードアップしました。
結局、止まり物ではフリクションを少し強めにして、露出補正、ピント微調整を行うようにしました。強めにといっても目の辺りでピント合わせしてから構図を決めるための微調整も簡単にできますし、フリクションによる揺り戻しもまったくありませんから、短時間にレリーズが切れます。
今日のカワセミです。ノーレタ、リサイズのみです。

TSN-774+20XWFA
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/50
F値=4.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=15.14 mm
合成焦点距離=1755 mm
撮影距離=7 m
上の写真のピクセル等倍です。これもノーレタです。
W1200ピクセルで切り出してますが「F11」を押すとモニターのフルスクリーンで見ることが出来ます。

トビモノも!!
真下に飛び込もうとしたところです。
飛び物ではフリクションをゆるめにして楽に振れるようにしました。すごいのはどの方向にもスムーズに振れることですね。使い始めたばっかりでなんともいえませんが、TSN-774のピントノブの操作性の良さと、ジンバルの軽さに慣れればトビモノも面白いかも。

TSN-774+20XWFA
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/400
F値=3.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=8.56 mm
合成焦点距離=996 mm
撮影距離=20 m
追記:フリクション調整のことですが、最初のバランス調整のときレリーズを持ち、フリクションを目いっぱい緩めてバランスが取れるようにしておきます。その後レリーズを離し、どの位置でも止まるところまでフリクションを締めていきます。そこから目いっぱい締めこんだ範囲がフリクション調整の幅じゃないかなと思いました。レリーズは前にも後ろにも動きますし、手で持ったり、ブラブラさせたりしてるわけですから、レリーズの重さで動かない程度のフリクションからいっぱい締めたところまでを調整の範囲ということにしたわけです。具体的に言うと私のところに来たジンバル雲台は一番締めこんだところから1回転戻した位置までが調整の範囲ということになりました。個体差もあるとは思いますので、参考程度にしてください。



