ピントの山とブレ対策

ヒストグラムを見ながらのピント合わせ。
この3枚はいずれもグリーンの合焦マークを出してました。ところが右の画像しかピントは合ってません。解像すればするほどファイルサイズは大きくなるので、ファイルサイズも右が一番大きいです。そしてヒストグラムも両サイドの山が高くなってます。要は右の画像が一番コントラストがはっきりしてるという事になります。コンデジのピント合わせは、レンズが行ったり来たりしてコントラストの一番はっきりしたところで止まり、ピントが合うようになっています。デジスコではスコープである程度ピントを合わせてからカメラのAFで更にピント合わせを行いますが、スコープのピント合わせのときにヒストグラムを表示させておけばコントラストのはっきりしたところ(ピントが合ってるところ)を探る事が出来ます。ピントノブを行ったり来たりさせて、ヒストグラムの山がどのように変化したらピントが合ってるか事前に検証しておけばピントの山もつかみやすくなります。液晶画面でピント合わせが難しいときなどにいくらか役に立つかもしれません。でも動き回る野鳥の場合はそんな暇はないですけど・・・・(^_^;)
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デジスコでもう一つ注意しなければならないのがブレです。私は普通のときはもちろん、ホバのときもレリーズ切るときは機材から手を離すように心がけています。上段がスコープのノブに手を触れたままレリーズ切ったときの画像(連写してます)、中段がパーン棒に触れたままレリーズ切ったときの画像、下段が両手を離してレリーズ切ったときの画像です。それぞれのファイルサイズを見てもらえば一目瞭然で、両手を離したときの方がファイルサイズが大きいです。要は解像してるということです。
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下は上の写真の上段、中段、下段の中からファイルサイズの大きい画像を選んで比較したものです。(左から上段、中段、下段)右側の両手を離して撮ったのが一番解像してるのが分かると思います。これはワイド端ですが、テレ端だと焦点距離が長いのでもっとはっきり違いが分かります。
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