リンケージ

NEX-5は、AFモードの一つに合焦後すぐさまMFに移行でき、ピント部分を拡大表示するモード(MFアシスト)がありますが、拡大表示させるには、カメラ本体の背面にあるボタンを押すか、レンズのフォーカスリングを少し回すかの二通りがあります。カメラ背面のボタンを押すには、レリーズとパーン棒を持ってる右手で操作しないといけないので、ちょっと無理があります。結局、フォーカスリングを操作するしか無いのですが、フォーカスリングを操作するには、スコープのピントノブから左手を一旦離さなければなりません。これはちょっと面倒だし、時間もかかるので、スコープのピントノブから左手を離さなくてもいいように、ちょっとしたリンケージを作りました。
この、バネの先の小さなボタンを左手の人差し指で少し押してロッドを動かします。
20101205-IMG_7132
レンズ側は、左手の人差し指でロッドが押されたら、ベアリング入りのL型アームが動き、フォーカスリングが少し動くという仕掛けになってます。
20101205-IMG_7142
左手はこんな感じになります。これで、スコープのピントノブから左手を離さなくても、人差し指で押すだけで拡大表示させることが出来、ピントを追い込むことが出来るようになりました。今日使ってみましたが、なかなかいい感じです。
20101205-IMG_7135

4件のコメントがあります

  1. おやおや、ここにもまた「ラジコン技術」が応用されていますね~。
    ボールリンクなんて久しぶりに見ました~(^^:)

  2. だっくさん、おはようございます。
    はい、まさしくラジコン技術です。
    家にパーツが転がってるので、使わない手はないなぁと・・・
    格段に操作性が良くなりました。

  3. 画像のボタンを押したら、連動して「カメラ本体の背面にあるボタン」を押すことになるのかなぁなどとぼんやり考えておりました(苦笑)。
    物事発想次第なのだということをまたしても教わることとなりました。

  4. 劉@皇子さん、カメラ本体の背面にあるボタンを押す仕掛けでも良かったんですが、
    複雑になるのと、NEX-5は普段使いでも活躍してますので、あまりボディーに
    加工したくなかったものですから、レンズを動かす仕掛けにしました。
    NEX-5でデジスコした場合、AFは20%ぐらいはジャスピンではなく
    多少なりとも外してるような気がします。
    ですので、なるべく拡大表示にしてピントを追い込むようにしています。
    これで、かなり使いやすくなりました。

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