トーンカーブ

V1で撮影して、Capture NX2でRAW現像してますが、眠たい画像をシャキッとさせたい時にコントラストを上げて現像したい時もあります。しかし、単純にコントラストのスライドバーを右に移動してコントラストを上げたんでは、見た目はうまく行ったように見えても、黒つぶれや白飛びといった弊害が発生します。出来ればトーンカーブを利用してコントラストを上げたほうが黒つぶれや白飛びの発生を抑えることができます。なのであにょはコントラストを上げたい時はトーンカーブを使うようにしてます。
これがなにもしてない状態のヒストグラム。黒つぶれや白飛びはしてません。ちょっと光のあたり具合でなんとなく眠たい画像になってますので、コントラストを上げてみたいと思います。
20120229-raw01
コントラストのスライドバーを20まで上げてみました。コントラストは確かに上がりましたが、黒つぶれや白飛びが発生してます。(右端と左端に注目)
20120229-raw03
今度はトーンカーブで画像を見ながら少しゆるやかなS字曲線になるように調整します。コントラストは上の画像と同じようになりましたが、違うところは黒つぶれや白飛びが発生してないということです。
20120229-raw02
V1のRAW現像した画像は、撮って出しのJPEGよりほんの少しコントラストの低い画像になりますので、JPEGと同じようなコントラストにするには現像時に少しコントラストを上げてやる必要があるようです。画像処理はあまりやり過ぎると厚化粧と同じであまり好ましく有りません。上の調整も見た目にはそんなに変わりませんが、薄化粧のようにほんの少し手を加える程度に抑えておいたほうがいいのではと思ってます。ていうか画像処理の必要のない写真を撮ることが大事なんですが・・・・なかなか難しいです・・

4件のコメントがあります

  1. あにょさん、こんばんは
    画像処理、レタッチ・・・頭の痛い問題です。
    ヒストグラムからはいろいろな情報を読み取ることが出来ますが、その中のトーンカーブを弄るというのは禁断の技とでもいいましょうか(^^;)
    やり過ぎるとコテコテの場末のマダムになっちゃいますしね~。
    だっくの場合は、明度の調整はしますが、彩度やコントラストの調整には手をつけないようにしています。
    やり始めると深みに嵌まっちゃいますから。

  2. だっくさん、おはようございます。
    画像処理はしないで済むような写真を撮ることが一番なんですよね。
    イメージ通りの適正露出で撮れるように心がけてるんですが、
    なかなかうまく行かないのも現実で、画像処理に頼ることも多いです。
    あにょもそうですが、野鳥を撮る方の傾向に少しアンダーで撮って
    後で持ち上げるということをよくやりますが、結果はあまりよくないんですよね。
    やはり最初から適正露出が一番です。

  3. RAW画像で処理・・これはと思う画像はRAWで撮るが必須なのですが、最近はレタッチもいい加減で済ますようになって、カメラのJpeg画像にちょっと手を加える・・が主になってしまいました(笑)
    あにょさんの姿勢を見て、大いに反省する必要ありですね~
    鳥さん撮影では撮影条件を変える時間が無かったり、スコープを介してコンデジで撮影という条件の為に被写体をレンズの中央部で捉える必要性の方が構図を決める事より遥かに重要だと思っていますので、私の場合はノートリ・ノーレタは論外なのです(笑)
    おまけにコンデジの場合、デフルトではシャープネス強め、コントラスト強め、彩度強めの機種が多いので、これらをマイナス補正して撮影し、フォトショップで自分流に補正する場合も多いのです(RAWで撮っていればその弊害も無いですね)
    撮影時は露出補正は頻繁にやりますが、後はレタッチで誤魔化すスタイルなので、そのレタッチもいい加減ではいけませんね。
    もう一度原点に立ち返ってやり直します(笑)
    私もアンダーで撮って・・は結果が悪いのでやりません。

  4. ユンソナさん、こんばんは。
    福岡に行ってましたので返事が遅くなり申し訳ありません。
    RAWだと飛びもの撮れませんから、あにょも基本はJpegです。
    ブログ用の写真は撮ったままでアップするほうが多いんですが、
    出来るだけ画像処理しないで済むような写真撮りたいですね・・・

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