S80用のアダプターをデジスコ界の巨匠たーぼ♪さんのブログに書いてあった製作ノウハウを参考に作りました。来年たーぼ♪さんの試作品が出来るまでの命ですが、とりあえずこれでS80のテストをしてみたいと思います。
S80は前面カバーがスイッチになっててLA-DC20を取り付けるとレンズのカバーは出来なくなりますが電源のオン、オフはLA-DC20を取り付けてあってもカバーを少しずらすことで出来るようになってます。しかしLA-DC20とカバーが当り、ちょっとした弾みで電源がオンになったりするので、LA-DC20の前面カバーが当たるところを少し削って対処しました。
レリーズはエツミのコンパクトシャッターボタンを利用してます。マジックテープからボタンを取り外し2mm厚のアルミを2枚重ねて挟み込むようにしてカメラに両面テープで止めてあります。ボタンは抜き差し出来ます。また照準器はLA-DC20の底面に三脚穴があるのでそこにアルミの板を取り付け照準器をセットしました。
F-CP5000の先端と同じ面位置になるようにF-CP5000にスペーサーを貼り、LA-DC20とF-CP5000の接合はカメラの先端がワイド端で先ほどのスペーサーより0.5mmほど下がった位置になるように位置決めして接着しました。ターボ♪さんもクリアランスは0.5mm~0.7mmと書いていましたが、なぜ0.5mmか私なりに考えると、メインに考えてる30XWFAでワイド端でカメラレンズが接眼レンズにぶつからず、ケラレが出ないでズーム全域で使えそうな最適なクリアランスを探ると、目測ですがワイド端でスペーサーより0.5mm下げることで、ズーム1段目で接眼レンズのアイレリーフ17.9mmとカメラの絞りまでの寸法がほぼ一致します。ワイド端から1段目まではかなり絞りの位置が変化しますが、それ以降はあんまり絞りの位置は変わりません。ということで30XWFAはどうしてもワイド端はケラレがあるのでワイド端はあきらめてズーム1段目を基準にクリアランスを調整して使うことにします。間違ってるかなこの考え? ちなみに20XWFAは2段目までケラレが発生します。
また、F-CP5000の内径にあった0.5mmのエンビ板にレンズの外径で穴を開けた光軸ガイドなる物をF-CP5000に取り付け、簡単に光軸調整が出来るようにしました。但しスムーズにズームが出来るように、尚且つガタが無いように穴あけします。最後にズーム全域で光軸のずれが無いようにカメラの傾きを見ながらカメラを固定します。この方法はE7900でも行ってる方法で比較的正確な光軸調整が出来ます。W5についてもズームすると光軸のずれが発生しますが、このガイドがあるためズームしても光軸がずれないので望遠端でもそこそこの画質が得られるようになりました。(ズームしても強制的に光軸を保とうとしてますのでカメラに負担が掛かってるような気もしますが・・・・まぁ4ヶ月も使ってトラブルになってないので良しとしましょう。)
TurboAdapterの2本の接眼レンズにそれぞれのアイレリーフにあうようにスペーサーを貼ることでカプラーを取り替えないで最適なクリアランスが確保できるようにします。ちなみにTurboAdapterの20XWFAはメーカーによるとアイレリーフは19mmとなっていますがどうも私の持ってる20XWFAは17.2mmぐらいしかないようです。Nikonの3本もそれぞれのアイレリーフにあったスペーサーを貼り付けました。これで全てのレンズがひとつのカプラーで対応できます。但し脱落防止の溝にストッパーのネジがちょうどはまらないものも出てくるのでカメラの脱落には注意が必要です。溝巾がもう少し広いといいのですが・・・
それより撮影に行く時間を作るほうが今の私には難しい・・・・・早くテストしてみたいよ~~