ヒストグラム

今日、明日と用事があるので、撮影に行かれません。そこで今日は撮影前の露出の決め方について普段気をつけていることを書きます。
S80は撮影時にヒストグラムを表示させることが出来るので、ヒストグラムを見ながら適正露出になるように撮影してますが、IXY2000は撮影時にヒストグラムを表示させることが出来ません。でもプレビュー画面でヒストグラムを確認出来ますので、テスト撮影してみてプレビュー画面でヒストグラムをみながら適正露出を決めるようにしています。ソフトで明るさなどいくらでも調整出来ますが、画像処理するよりも明らかに適正露出で撮ったほうがいいので、私は最初から適正露出で撮るように心がけてます。
ではヒストグラムを見ながらどうやって適正露出を決めてるかというと、下の写真のような状況では、ヒストグラムの山が真ん中より少し左側(アンダー側)になるようにして、尚且つ、山すその平らなところが少し残るようなヒストグラムになるように露出を決めています。しかし、空抜けのような構図ではヒストグラムの山は右に偏りますし、黒っぽいバックの場合は左に偏りますので、状況に応じてヒストグラムの山が左寄りか、真ん中か、あるいは右寄りかを決めるようにしています。
モデルは寝てるカモさんですが、ヒストグラムを見てもらいたいので・・・
このような背景にしては結構階調豊かなヒストグラムです。
20080322-IMG_0010
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/200
F値=2.8
ISO感度=100
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=AWB
焦点距離=7.70 mm
合成焦点距離=1188 mm
撮影距離=30 m
露出補正は-1.00です。
山は結構左寄りですが、私はどちらかというと両端の山すそがこんな感じの山すそになるように決めています。
20080322-IMG_0016
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/160
F値=2.8
ISO感度=100
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=AWB
焦点距離=7.70 mm
合成焦点距離=1188 mm
撮影距離=30 m
露出補正は-1.67です。
両端の平らな部分が多すぎるとコントラストがはっきりしない眠たい画像になりますが、これくらいに広がってくれるとそこそこ締りが出てきますね。
20080322-IMG_0059
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/125
F値=3.5
ISO感度=100
露出補正量(EV)=-1.67
測光方式=中央重点
光源=AWB
焦点距離=11.45 mm
合成焦点距離=1767 mm
撮影距離=20 m

2件のコメントがあります

  1. あにょさん、こんにちは。つねおです。
    ご無沙汰しております。
    ヒストグラムの見方と、作例の対比がとてもわかりやすかったです。なるほどと思いました。
    画像処理するよりも適正露出で撮ったほうが良いということも、このごろ画をいじり始めてからわかるようになりました。
    背景や被写体で、なんとなくパターンが感覚的につかめるようになりたいとは常日頃から思っているのですがなかなかうまくいきません。

  2. つねおさん、こんばんは。
    同じ場所でも、午前中はすごく綺麗に撮れてたのに、昼からはぜんぜんよくないなんてこともありますから、時間帯で撮影位置を変えるなんてことも必要かもしれませんね。

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