丸い輪郭線、矢印付きのライン、文字

画像処理には関係ないんですが、Photoshopで丸い輪郭線や矢印付きのラインはどうやって書くんですか?っていう質問がありましたので、Photoshopでのやり方を説明します。
丸い輪郭線
まず、画像を開いたら「楕円形選択ツール」を選びます。
20070508-01.jpg
次に、丸を描きたいところで範囲選択します。(Shiftを押しながらだと正円になります)
範囲選択したらその上で右クリックして「境界線を描く」を選択します。
20070508-02.jpg
そうすると下のような画面になりますので、境界線の太さと、境界線の色を決め、OKを押し、Ctrl+Dで範囲選択を解除すると、色つきの境界線が出来ます。
20070508-03.jpg
矢印付きのライン
次は矢印付きのラインです。「ラインツール」を選択、上のオプションの▼をクリックして「開始点」にチェックを入れ、ラインの太さを決めます。そしてラインを引くと矢印つきのラインが引けます。色はツールの「描画色を設定」をダブルクリックすると変更できます。
20070508-04~.jpg
文字
最後に文字を描きます。「文字ツール」を選択、上のツールバーで「書体」、「大きさ」を指定して、文字を書きます。「移動ツール」で書いた文字は移動できますからちょうど良いところに移動します。
20070508-05.jpg

GW終わり

GW中何かと用事があり、なかなか鳥撮りに行かれなかったんですが、今日やっと時間が取れたので、雨の中行ってきました。雨でしたから、河原には誰もいませんでしたが、目的のヤマセミは4時間待っても出てきてくれなかったので、9時過ぎには撤収でした。その間カワセミの給餌やらアレやらいろんなものが見れました。
カワセミはあまりにも遠くて豆粒みたいでしたので、久々に60/75XWDSのテレ端を使いました。45m程有りましたのでので流石に解像度は良くないですが、焦点距離7100mmでも写せるところがデジスコの凄いところですね。
20070506-IMG_6308
TSN-884+60/75XWDS改
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/5
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=7100 mm
撮影距離=45 m
こちらはワイド側です。
こっちの方が雰囲気があっていいですね。日の丸構図になりましたが石とのバランスが良かったのでそのままシャッター押しました。雨の中のカワセミなんですが、やけに白い羽の部分がふさふさしてました。
20070506-IMG_6303
TSN-884+60/75XWDS改
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/40
F値=5.6
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=2494 mm
撮影距離=45 m

アンシャープマスク ②

画像処理は人それぞれだと思いますが、私は、画像処理はなるべくしない、アンシャープマスクも極力かけない、かけるとすれば部分的にかけるという方法をとっています。単純に背景のボケてるところにはアンシャープマスクは必要ないし、逆にノイズが強調されるだけです。
以前、Photoshopの多角形選択ツールを使った方法を紹介しましたが、今日はクイックマスクモードを使った方法を紹介します。アンシャープマスクをかける前に、レベル補正などを使い画像処理を済ませ、尚且つリサイズしておきます。アンシャープマスクは画像処理の最後に行います。
まず、Photoshopのツールボックスで「クイックマスクモードで編集」にして、次に「ブラシツール」を選択します。ブラシツールは「ソフト円ブラシ」を使い(27~35pixel) 程度の大きさで輪郭をなぞり、中央部は (65pixel) ぐらいを使って塗りつぶします。ソフト円ブラシを使うことでアンシャープマスクをかけたところと、かけないところの境界が自然な仕上がりになります。
20070504-WS04.JPG
マスキングが終わったら、「画像描画モードで編集」を選択して、「範囲選択を反転」します。そうすることで、マスキングしたところだけアンシャープマスクをかけることが出来ます。
20070504-WS05.JPG
最後に、フィルタ→シャープ→アンシャープマスク(またはスマートシャープ)を選択して、量、半径、しきい値を入力してアンシャープマスクをかけます。アンシャープマスクは一度に 1 つのレイヤーにしか適用できませんので、レイヤーを使ってレベル補正などを行ってる場合はアンシャープマスクをかける前に、レイヤーを結合するか、レイヤーパレットで背景をコピーして、コピーした背景にアンシャープマスクを掛けます。
20070504-WS07.JPG
量=ピクセルのコントラストの増加量を決定します。 リサイズしないで印刷用の画像にアンシャープマスクをかける場合は 120 から 150% にしますが、web用にリサイズした場合は40~80%を基準に上げたり下げたりしてプレビューを見ながら決めていきます。
半径=エッジピクセル周囲をどこまでシャープにするかを決定します。半径の値が大きいほど、効果は広く適用され、シャープになります。こちらもリサイズしないで印刷する場合は 1.2 から 1.5pixel ぐらいにしますが、野鳥でしかも、web用にリサイズした場合は 0.8pixel 以下、出来れば0.3~0.6pixelぐらいが良いと思います。値を低く設定すると、エッジピクセルだけがシャープになり、高く設定すると広範囲のピクセルがシャープになります。(私は0.3pixel にしています)
しきい値=周囲のピクセルとの差がこの値を超えると、シャープ時の対象となるエッジピクセルとして判断されます。初期設定のしきい値(0)では、画像内のすべてのピクセルがシャープになりますが、しきい値を 2 にすると、周囲のピクセルとの色調値に 2 以上の差があるすべてのピクセルに影響が及びます。人物などの場合は 0 だとすべてのピクセルがシャープになりますので、肌の色にノイズが生じるのを避けるために 5から10 ぐらいにしますが、野鳥の場合は 2 ぐらいでいいと思います。
↓ これがメジロだけにアンシャープマスクをかけた画像です。分かりやすいようにちょっと多めにかけてます。(量=80%、半径=0.8pixel、しきい値=2レベル)なるべくノーレタッチの高画質で撮影できるように努力するのがデジスコカメラマンだと思いますが、デジタル画像なのですから、少しでも良くなるのであればこういった画像処理も積極的に取り入れてみるというのもひとつの方法ではないかと思います。
クリックで少し大きくなります
20070504-WS10
おまけ
Photoshopで画像処理を行ってると、環境設定を初期値に戻したい時があると思います。
そういったときは、アプリケーションの起動時に、「Ctrl」+「Alt」+「Shift」 キーを同時に押して起動します。そうすることでPhotoshop の環境設定をすべてリセットできます。しかし、自分で登録したブラシとかグラデーションとかもすべて初期設定の状態に戻ってしまいますので注意も必要です。

トビモノ練習

ツバメに続きサギでトビモノ練習
あまりに近すぎたため全部入りませんでした。(^_^;)
20070502-IMG_6230
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/1250
F値=4.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=20 m
きちんとフレームに納まり、ピントも来てたんですが、背景がよくないですね。
背景も、構図も、ピントも、全てがうまくいくなんてことはほとんどありません。(^_^;)
20070502-IMG_6275
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/1250
F値=3.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=35 m

ツバメ

昨日は日の出と共にヤマセミ撮影に出かけ、上流の方から3ヶ所移動してみたんですが、姿すら確認できませんでした。どこ行っちゃったんだろう。(^_^;)
待ってる間にツバメでトビモノ練習!!
ツバメ、さすがに難しかったです。まぐれでなんとか写ってましたが、三脚使用でしたので、飛び方が予測不可能のため全然ついていけませんでした。早いとこガングリップを作成して手持ちで再挑戦してみたいですね。
20070501-IMG_6181
TSN-884+28XWDA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/800
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=25 m

たまには鳥さんも

最近機材と道具ネタばっかしでした。
あにょは、大型連休なのにまだ鳥撮りに行かれてません。(^_^;)
数週間も行ってないので後半に期待したいところです。
在庫のヤマセミです。
20070430-IMG_3216
TSN-884+20XWFA
BR-S80改+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/800
F値=3.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.67
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=8.56 mm
合成焦点距離=992 mm
撮影距離=30 m

S80の光軸確認

だいぶ前に光軸調整をしたまま使い続けていましたので、再度光軸を確認してみました。
以前、水平器による光軸合わせを紹介したことがあるんですが、今回は別な方法です。こちらが簡単だと思います。まず、カメラの電源を入れカプラーの上に、なにか水平、垂直が分かるものを乗せます。次に、レンズの上に金物の定規を乗せて、ガイドと定規が平行になってればOKです。X軸、Y軸両方ともチェックしてみて、平行になってなければ、平行になるようにブラケットを調整します。平行になった時点で上下の押さえ金物をカメラと接着して動かないようにします。私は直に接着するのではなく、カメラにアルミテープを貼っておいてその上に接着しています。
20070428-koujiku_1.jpg
接着剤が乾いて上下の金物が動かなくなったら、次に、ピンホールをあけた塩ビ板で、ピンホールがセンターにきてるかどうかチェックします。センターにきてなければブラケットのフェイス部分のキャップボルトを緩め、センターにくるように調整しています。ケラレの状態及び周辺減光はカメラ個体差があり四隅均等にならない場合がありますが、あまり画質には影響ないので気にしないことにしています。あくまでも光軸を平行にそしてピンホールをセンターに、この2点を重点的に合わせ、最後はテストチャートで片ボケが無いかどうかのチェックをして完了です。
20070428-koujiku.jpg

糸ノコ盤

今までは金ノコと糸ノコでシコシコ切り出していたんですが、手作業だと正確にカットできないし、なんせ時間がかかりすぎます。ということで電動糸ノコ盤も導入。
マキタ 糸ノコ盤 MSJ401
20070427-msj401.jpg
最大切断能力  軟木 50mm
ストローク数  400~1600回/分 
ストローク量  18mm
テーブル寸法  235×370mm
フトコロ寸法   406mm
電源  単相100V 
全長  長さ600mm×幅290mm×高さ330mm
質量  14Kg
標準付属品  糸鋸刃(60山)6本・六角棒レンチ

ボール盤

自作派にとっては必需品のボール盤を購入することにしました。
卓上ボール盤  マキタTB131
20070427-tb131.jpg
最大穴あけ能力 木工  24mm 鉄工 13mm 
チャック能力  2~13mm
回転数  50Hz 570/890/1300/1900/2670回/分
      60Hz 690/1070/1560/2280/3200回/分
電源  50Hz 単相100V 4.3A 0.25kW(定格出力) コード1.75m
     60Hz 単相100V 3.8A 0.25kW(定格出力) コード1.75m
全長  580mm
質量  20Kg
標準付属品  チャックキー・六角棒レンチ

ガングリップ

TSN-774でトビモノを撮る為に手持ち撮影用のガングリップを製作しようと思ってます。構えた状態でちょうど液晶フードが目の高さに来るようにしないといけないので、高さ等はこれから検証して決めていきます。ある程度重さもあるので手持ち撮影できるのか心配ですが、とりあえずチャレンジしてみます。
また、レリーズがうまくいくのかこちらも検証しながらになるので、最終形はどうなるか分かりません。材料はアルミ材で内部を作り、チークか黒檀で両サイドから挟み込む形にしようと思います。とりあえず材料確保と、作る為の道具がほとんど無いのでボール盤等もそろえなきゃと思ってます。
20070425-gungrip.gif