基本的には画像処理はなるべくしないほうがいいのですが、眠たい画像の時などにはアンシャープマスクでシャキッとさせることで全体的にメリハリのある画像になります。ところが全体にアンシャープマスクをかけるとノイズも強調されてしまいますので、あまり良くありません。特にISO100で撮影したものを画像処理などをして最後にアンシャープマスクをかけるとノイズだらけの画像になります。
私は、画像処理はなるべくしない、アンシャープマスクも極力かけない、かけるとすれば部分的にかけるという方法をとっています。そうすることで周りのボケぐあいはそのままで、ノイズも強調されません。被写体だけシャキッとさせることができます。場合によっては目だけとか、くちばしだけとかということもあります。要は全体にアンシャープマスクをかけることは極力避けるようにしています。
↓ まず、Photoshopの多角形選択ツールで、アンシャープマスクをかけたい部分を選択範囲します。続いてツールバーの選択範囲から境界をぼかします。半径の数値は2pixelぐらいでいいと思います。
↓ 続いて、ツールバーのフィルタからシャープ→アンシャープマスクを選択して部分的にアンシャープマスクをかけます。(状況によってはスマートシャープ)
↓ これがオオルリだけにアンシャープマスクをかけたものです。クリックで大きくなります。また、その他にも画像劣化の原因としてはたくさんありますので、私はこちらの方法で画像劣化しないようにしています。