S80と高倍率アイピース

今日は60/75XWDSでのテストでした。30XWFAだとワイド端のとき0.5mmのクリアランスにしましたが、60/75XWDSだとアイレリーフが0.9mm短いので計算上はクリアランスは-0.4mmということになります。-0.4mmということは接眼レンズの中にカメラレンズがもぐる形になりますが、接眼レンズのレンズ面は3mmほど奥まった所にあるのでレンズにはぶつからないようです。ということでクリアランス-0.4mmにセットしてカワセミのいる公園に出かけました。ズーム一段目でカメラレンズの絞りの位置と接眼レンズのアイレリーフがほぼ合うようにクリアランス調整したので、ズーム一段目での撮影です。
20060108-IMG_1138-s
ED82+60/75XWDS+S80
露出時間(秒)=1/250
F値=5.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=自動
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=2634 mm
上の写真を等倍ピクセルでトリミングしました。いままでは高倍率の接眼レンズはほとんど使ってなかったのですが、結構いいぞ!って感じで、なんか癖になりそうです。
20060108-IMG_1138toubai-s
これは等倍ではありません。60/75XWDSのテレ端より少し手前で、ノートリです。
20060108-IMG_1162-s
ED82+60/75XWDS+S80
露出時間(秒)=1/80
F値=5.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=自動
焦点距離=15.14 mm
合成焦点距離=5486 mm
なんじゃこれは!・・・と思われるかもしれませんが、上の写真を等倍ピクセルでトリミングしました。これはあくまでもカメラテストと言う事で見てください。
20060108-IMG_1162toubai-s
追記(1/10)
テレ側でこれ以上の画質を求めるのであれば、テレ端でのカメラの絞り位置とアイピースのアイレリーフを一致させればいいのだと思います。
ということは絞りの位置はズームするとせり出してくるのでクリアランスをもっと取ればいいということになりますが、現在はズーム一段目で光軸とクリアランス調整をして、エポキシで固定してありますので、このテストは試作アダプターが出来たらということになります。
テストする価値はあるかも・・・・・・・