今使ってるシステムのV1はAFとか焦点距離とかの使い勝手は一番いいんですが、画質面で常に80点止まりの画質しか出ない、100点がなかなか出せないという状況です。S95はたまに100点はあるが、80点以下も結構あるし、使い勝手ではV1に劣る。NEX-5Nは最初の1枚は100点に近いが、2枚目以降はブレ写真を多発するし、単焦点なので使い勝手ではこれもまたV1に劣る。というそれぞれの特徴があります。ブレだけ解消すればNEX-5Nが画質面では一番安定してるので、ブレの発生源がどうなってるのかNEX-5Nを分解してみました。
シャッター、モーター、ギア等が一体になったフォーカルプレーンシャッターユニットがセンサーの前にセットされてましたが、振動の発生源はどうもモーターのようでした。しっかり固定されてなく手で押すと多少のガタツキがありましたので、バスコークで弾力性を持たせて固定しました。結構複雑だったので元に戻せるか心配だったんですが、なんとか元に戻すことも出来、動作も異常無いことを確認したんですが、ネジ1本と小さな部品1点があまりました。写真撮りながらバラせば良かったんですが・・・、まぁ大丈夫でしょう。(^_^;)
結果は通常連写の秒3コマでは2枚目以降もほとんどブレは出なくなりました。高速連写の秒10コマでは多少ブレがまじりますが、以前の2枚目以降全てがブレてるということはなくなりました。
シャッターブレがある程度解消したので、シグマから出たEマウント用の30mm F2.8 EX DNがデジスコでも普段使いでも使えると思い、2万以下でしたので買ってみました。巷の評判も結構良さそうです。フィルターネジが46mmなので46mm→58mmのステップアップリングでTA4+5に繋ぎ、各種アイピースに繋いで見たところ、どのアイピースでもケラレ無く使えました。単焦点なので画質も良さそうです。
しかし、NEX-5NはAPS-Cなので、合成F値は30mm F2.8 EX DNと20XWFAのアイピースを使った場合は焦点距離=1080mm 合成F値=8.18、28XWDAだと焦点距離=1485mm 合成F値=11.25と結構暗いのでシャッタースピードは遅くなります。AFも明るければ問題なく効きますが、暗いとあんまり役に立ちません。ですがNEX-5Nは高感度に強いのでISOを400とかに上げれば大丈夫なのと、ピーキング機能を使ったマニュアル撮影が基本なのでピント合わせもそんなに困ることはありません。
TSN774+20XWFA+30mm F2.8+NEX-5Nで撮影したドライフラワーとぬいぐるみです。
60/75XWDSを使うと焦点距離3195mm 合成F値=24.2になりますが、最初から怒アップ狙いの時は60/75XWDSもまた使ってみようかなと思ってます。相当暗いし超望遠なんでうまく写せるか心配ですが・・・