構図を取るためにメインの被写体を中心以外にずらして撮影することはしょっちゅうなんですが、デジスコで普通に撮って周辺がボケるようなカメラでは注意が必要です。RX100みたいにセンサーとかレンズが大きいとこうなりがちです。
我が家のレースのカーテンで検証しましたのであまり適切な画像ではありませんが、とりあえず検証結果を見てください。まず、中心でAFを合わせた場合は中心は解像度の高い写真になりますが、周辺はボケてます。
↑ フォーカス部分のピクセル等倍
次に中心の丸の範囲の中でギリギリのところにあるグリーンの枠のところにフォーカスポイントを移動させて撮ったものです。少しボケはじめてますがまだ使える感じです。
↑ フォーカス部分のピクセル等倍
ところが中心の丸の範囲を外れたところにフォーカスポイントを移動させて撮った場合は全くボケた画像になってます。フォーカスポイントを移動させないでカメラを振って構図を取った場合も同じでこちらは更にボケた画像になります。
↑ フォーカス部分のピクセル等倍
このことから、中心部分が一番解像度が高いので2020万画素あるRX100では20XWFAみたいな低倍率で撮影してトリミングで構図を取ったほうが良いということになります。飛びものは画面の何処かに入ってればいいということではなく、あくまでも中心で捉えてないとまともな写真にはならないということにもなります。