今日はTE-11WZに11-27.5mm+V2を付けて昼ごろ公園へ行ったんですが、カワセミの出も悪く、ホバも1回も無い一日でした。そんななか何とか撮れた横っ飛びです。
TSN-884+TE-11WZ+V2(11-27.5mm) 1/1000s F4.5(6.4) ISO200 14mm(1512mm) マニュアル露出 WBオート
日: 2013年1月20日
V2の自動ゆがみ補正
今日は用事があり鳥撮り出来ませんでしたので、以前から気になってたことを検証してみました。V2にしてから、周辺が甘いなと思ってたんですが、V2には【自動ゆがみ補正】という新しい機能が追加されました。これは樽型歪曲とか糸巻型歪曲を修正して、周辺までシャープに写せるように補正する機能で、普通に使う分にはいいんですが、デジスコで使うときにはちょっと問題があります。なぜかというと、歪曲収差が補正された接眼レンズで、カメラ側で【自動ゆがみ補正】をONにすると、更に補正をかけるようなことになり、余計にゆがみを発生させてしまうことになります。当然周辺画像もよくありません。なので、数種類のレンズをスコープに繋いでみてテストチャートを撮影したんですが、どのレンズも【自動ゆがみ補正】をONにすると、逆に糸巻型の歪曲が発生しました。
TE-11WZにV2と18.5mmのレンズを繋いで【自動ゆがみ補正】をONにしたりOFFにしたりして撮影した検証結果です。TE-11WZの25倍でも、40倍でも【自動ゆがみ補正】はOFFにしたほうが良さそうです。OFFにしたほうがゆがみも抑えられてるし、中央付近の隣り合った数字や線を見てもらえばわかりますが、解像度もいい感じです。
左側が自動ゆがみ補正【ON】、右側が自動ゆがみ補正【OFF】です。
TE-11WZ【25倍】
TE-11WZ【40倍】