S90の撮影手順は、先日、初期設定について書いたことに付け加えて、実際撮影するときは、更に一工夫しています。写真はなるべく適正露出で撮影することが、高画質へと繋がりますので、いかに適正露出で撮影するかという事について、あにょがやってることを少し書いてみようと思います。S80のときも同じ撮影手順でした。
下の写真は、露出を-0.67、絞りをF8にして写したもので、ノートリ、ノーレタでリサイズのみの写真です。
TSN-884+28XWDA+S90 1/50s F8.0 ISO100 -0.67ev 22.5mm(3465mm) 絞り優先 WBオート
すでに、初期設定を済ませ、それをカスタムモードに登録してあるということを前提に話を進めていきます。
- カスタムモードで起動
- 鳥が来ると思われる枝にピントを合わせる
- 露出補正ボタンを押してモニターのヒストグラムと液晶画面を見ながら
ヒストグラムの山が中央より少し左側(アンダー)になるように、露出補正量を決める - 露出補正が済んだら露出補正ボタン(コントローラーホイールの上のボタン)を再度押して絞り調整が出来る様にする
- シャッターボタンを半押ししてみてヒストグラムの変化をチェックする
- シャッター半押しで、ヒストグラムが変化しなければ、絞りはそのままでもいいが、
ヒストグラムが変化するようなら、絞りを調整して、ヒストグラムが変化しないようにする - 以上で露出補正量と絞りが決まるので、後は状況に応じて絞りを変えることにより明るさの微調整をする
- 空抜けとか、黒バックのときは、ヒストグラムを見ながらというより、液晶画面をみながら、被写体が適正露出になるように露出補正して、ヒストグラムが変化しないような絞りで撮影する
上の写真はヒストグラムが変化しない絞りがF8だったのでF8に絞って撮影しました。
※節電の設定でオートパワーオフを「入」にしてる場合は電源を入れなおすたびにカスタムモードの初期設定に戻るので、再度、上記の作業を行う必要があります。予備電池が数個ある場合はオートパワーオフを「切」にしておいた方がいいと思います。
■追記
i-コントラストを「自動」にして、F8等に絞るとかなり明るくなる場合がありますので、あくまでも上記撮影方法はi-コントラストを「切」に設定したときの撮影方法です。i-コントラストを「自動」にした場合は、シャッター半押しで明るさが変化することもありますが、概ね液晶で表示されてる明るさで撮影できます。