PCの調子も元に戻ったので近くのお寺に行ってきました。
紅葉に冬鳥が止まるのを期待して・・・・・
雑木林では相変わらずヤマガラ飛び回ってます。ヤマガラを数枚写して紅葉のポイントに移動、待つこと30分、シジュウカラがモデルをしてくれました。すでに時間は4時過ぎ・・・そのあと30分待ちましたが何も来てくれる気配が無いので、撤収となりました。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/3
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=9m
ウイルスバスター2007
ここ数日やたらとCPU使用率が100%になりそのまま何も出来ない状態が数分間続くというトラブルが発生しておりました。もうそろそろHDDの寿命か?いろいろ調べること数日!!原因はウイルスバスター2007にバージョンアップしたことに有りました。快適環境を求めてバージョンアップしたことが裏目に出てしまいました。管理人の環境だけか?と思いネットで調べてみると色んな所でこのトラブルが発生してるようです。
症状は
- CPU使用率が100%になり何も出来ない状態が数分間続くことが頻繁に起こる
- パターンファイル等の自動アップデートにやたらと時間がかかる
- 各ソフトの立ち上がりが遅い
- ネット接続が不安定になり表示速度も遅い
- 迷惑メール対策ツールの影響かCPU使用率が100%になる影響かメールが送信エラーになりやすい
まったくもって使い物にならない状態でした。軽くて比較的扱い易いことを理由にもう7年以上もお世話になってますが、なんじゃこりゃ~って感じです。対策ツールを12月初旬にリリースするらしいのですが、そんなのんきなことでいいのかなと思ってしまいます。現にこの穏やかな管理人でさえ堪忍袋の緒が切れて、とうとう今日、ウイルスバスター2007をアンインストールして、ウイルスバスター2006に戻してしまいました。迷惑メール対策ツールも2006年バージョンにダウンデートしました。比べ物にならないぐらいサクサクと動いてます。
ジョウビタキ
S80撮影手順
ED82+28XWDA+S80 ISO50 SS1/20 F8.0 EV-0.33 焦点距離20.7mm(3500mm)
ED82+28XWDA+S80 ISO50 SS1/20 F3.2 EV-0.33 焦点距離7.27mm(1229mm)
私はS80を使い始めてから今年の暮れで1年になりますので、撮影手順はほとんど決まってきています。上の両方の写真は同じような明るさですが焦点距離は別として絞りが違います。絞りがなぜ違うのかというと、被写界深度の調整をしてるのではありません。絞りで露出の調整をしてるのです。S80は半押しで露出が暴れますので、これを克服するのがS80を使いこなすキーポイントだと思います。以下が私が行ってる撮影手順です。
- 絞り優先(Av)にして絞りを開放に設定
- ワイド側で鳥が来る様な枝を見つけてその枝にピントを合わせる
- 露出補正ボタンを押してモニターのヒストグラムを見ながら
ヒストグラムの山が少し左側(アンダー)になるように露出補正量を決める - 露出補正が済んだら露出補正ボタンを再度押して絞り調整が出来る様にする
- シャッターボタンを半押してみてヒストグラムの変化をチェックする
- ヒストグラムが変化しなければ開放のままでもいいが、変化するようなら、絞り込んでいき、
シャッターボタンを半押してヒストグラムが変化しないように絞りを決める - 以上で露出補正量と絞りが決まるのでこれを基本とし、後は状況に応じて絞りを変えることにより明るさの微調整をする
- 空抜けなどの場合は絞りだけでは調整しきれないので露出補正ボタンを押してプラス側に露出補正します
※事前にISO50、連写モード、測光方式は中央部重点平均、ホワイトバランスは太陽光にそれぞれ設定しておきます。
この手順の撮影で後で明るさなど調整することはほぼなくなり、自分の思ったとおりの露出で撮影できるようになってきました。
S80の露出コントロール
カワセミの空抜け写真です。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/10
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=1.0
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.7 mm
合成焦点距離=3500 mm
撮影距離=11m
やっぱりバックに色があったほうがいいですね♪
二枚の写真を見ると、撮影条件によって露出補正したり、絞り変更したりしてるのが分かると思います。本当は絞りを開放に固定して露出補正のみで撮りたいのですが、そういうわけにもいきません。S80ユーザーで絞り開放で露出補正のみで撮ってる方もいらっしゃると思いますが、私は最終的には絞りを調整して露出コントロールしています。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/20
F値=8.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.7
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3500 mm
撮影距離=12m
S80の露出と絞りの関係
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/60
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=0.3
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=8m
上の写真はF値(3.2)で露出補正(+0.3)、プラス補正してもまだ暗いです。下の写真はF値(6.3)で露出補正(-0.3)、マイナス補正でも明るいです。空抜けで同じ場所、同じ時間でも設定によってこんなに違います。基本はヒストグラムを見ながら露出を決め、絞りは半押し状態で明るさが変化しないF値に設定して撮影してますが、空抜けの露出って結構難しいものがありますよね。そこで私は絞り(F値)を変えることで明るさを調整するようにしています。S80単体では絞りを変えてもSSは早くなったり遅くなったりしますが明るさは同じです。スコープに繋ぐと上記のよう現象が発生します。
1.絞るとSSが遅くなる=光を取り込む時間が長くなる=明るくなる。
2.逆に絞りを開けるとSSが早くなる=光を取り込む時間が短くなる=暗くなる。
ということで上の写真は開放で写したからSSが早くなり(1/60秒)光量が足らなくて暗くなったと言うわけです。ですからもっと絞れば下のように明るく撮影できたはずです。その代わりSSが遅くなりますから(下の写真では1/6秒)ブレに注意して撮影する必要があります。下の写真も被写体ブレです。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/6
F値=6.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.3
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=8m
※これはS80でデジスコした場合の話で、他のシステムではこの理屈はあてはまらないと思います。
いずれにしてもS80では半押し状態のヒストグラムを見ながら最適な露出を決めるという方法をとってます。
設定変更
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/125
F値=3.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.0
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=16m
上の写真はISO50、下の写真はISO100での撮影です。
最初はISO50でワイド側~テレ側まで数カット撮影して、まぁそこそこいい写真が撮れてそうだなと思ったら、後はトビモノを狙うのにISO100に変更して半押し状態で飛び出すのを待ってます。下の写真は露出補正-0.3ですがこの時は実際には-1.0で待ってました。この写真を見ても分かるようにS80はISO100まででしたらそんなに画質は落ちないのが分かると思います。A4以上で印刷したら違いははっきり出ますがwebで鑑賞する程度でしたら若干背景にノイズがあるかなっていうぐらいの差です。もしノイズが気になるようでしたら、PhotoShopで背景のノイズを除去すればISO50で撮影したのとほとんど変わらなくなります。
でも、この時は肝心のカワセミは全然サービスしてくれませんでした。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/160
F値=3.5
ISO感度=100
露出補正量(EV)=-0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=16m
ジンバル雲台がほしい・・・
ほとんど見上げるような状態での撮影、今使ってる雲台はGITZOのG2380です。普通に使う分にはそんなに不満は無いのですが、さすがにこんなときの撮影ではピタッと止まらないので苦労します。ジンバル雲台がほし~い!!ターボ♪さん、ジンバル雲台早く商品化してくださ~い!!こんな状態で長時間撮影してると首が痛くなっちゃいます。(^_^;)
ED82+40/50XWDS+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/202
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.3
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=7m
もう一枚、ぷっくらもの
ED82+40/50XWDS+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/15
F値=3.5
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.3
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=8.56 mm
合成焦点距離=1447 mm
撮影距離=12 m
かわいいヤマガラ
ヤマガラが木の実を一生懸命食べてました。雑木林の中を散策してると、あっちこっちでトントントントンという音が聞こえてきます。ヤマガラが木の実を割ってる音です。何の実なんでしょうね。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/20
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.3
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1229mm
撮影距離=13m
昨日は少し小雨日よりでしたのでワイド側でも1/20のSSです。もう少し大きく撮りたいと思ってズームするとさらにSSは遅くなります。そうするとなかなかヤマガラの動きについていけません。ほとんどブレ写真になります。そこでアイピースを50倍にして倍率を稼ぎ、撮影してみました。そのほうがズームするよりSSを落さないで大きく写せます。それにしてもいつものヤマガラではなくかわいいヤマガラでした。♪
ED82+40/50XWDS+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/20
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.3
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27mm
合成焦点距離=1756mm
撮影距離=12m
アップの構図
デジスコで撮るとどうしてもアップ気味になります。引き気味だと周りの景色を取り込んで構図を決めることが出来ますが、恕アップだと野鳥そのもので構図を決めなければなりません。どうしても似たような構図になります。そこで、野鳥の向き、位置など少しでも条件を振って写す必要が出てきますね。と言ってもカワセミみたいに比較的じっとしている鳥ではそのようなことも出来ますが、動きまわる野鳥ではそういうわけにはいきません。チャンスが来たら写すしかないんですよね。しかもテレ端だとSSがかなり遅くなるのでブレブレのオンパレード・・・動きまわる野鳥はワイド側でSSを早くして確実に写すということが基本になります。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/10
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.7
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3500 mm
撮影距離=14m
同じ場所での同じテレ端です。
カメラを振って違う構図で写してみるとまた違った雰囲気の写真になりますね。
ED82+28XWDA+BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/10
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.7
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3500 mm
撮影距離=14m