CaptureNX2とViewNX2の最新版

ニコンのソフトウェア「CaptureNX2」と「ViewNX2」の最新版が公開されました。
CaptureNX2は、Ver.2.3.0となり、Windows 7 の 64bit で動作するようになりました。その他、Nikon 1 V1、Nikon 1 J1 に FT1 を装着して撮影した画像に対応したり、細かいところの修正やら機能アップがあるようです。
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ダウンロード及び【Ver.2.2.8 から Ver.2.3.0 への変更内容】
ViewNX2は、Ver.2.2.5となりました。
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ダウンロード及び【Ver.2.2.4 から Ver.2.2.5 への主な変更内容】

Custom Picture Control

Nikon1にはPicture Controlをカスタマイズして登録することができますが、カメラ側でカスタマイズすると登録名の変更が出来ません。しかし、Capture NX 2やViewNX 2のPicture Control Utilityで、既存のPicture Controlをカスタマイズして新規作成し、SD経由でカメラ側に登録すれば、好きな名前で登録することができます。但し、日本語は使えません。
Capture NX 2でPicture Control Utilityを起動するには、カメラ設定のピクチャーコントロールの設定画面から起動できます。ViewNX 2は「エディット」→「ピクチャーコントロール」→「ユーティリティーを起動」で起動できます。
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Picture Control Utilityが起動したら、ベースになるものをピクチャーコントロールリストから選び、手動で輪郭強調とかコントラスト、色合いなどをカスタマイズします。カスタマイズしたら「新規…」をクリックして名前を入力すれば登録できます。但し日本語は使えません。カメラ側で登録したものをSD経由でインポートすれば、ここで名前変更もできます。
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SDに「エキスポート」して、カメラの「MENU」→「Custom Picture Control」→「メモリーカードを使用」→「カメラに登録」でカメラに登録できます。
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あにょは、最初からある[SD]スタンダードをベースにカスタマイズしたもの、[LS]風景をベースにカスタマイズしたもの、[PT]ポートレートをベースにカスタマイズしたものを、[SD]BIRD、[LS]BIRD、[PT]BIRDとして登録してます。野鳥版のスタンダード、ちょっと派手目なもの、ちょっとソフト目なものという感じです。いずれも輪郭強調は0にして、コントラストをいくらか下げてます。

カワセミのホバアプリ(Android版)

ほんぐさんが、カワセミのホバリングを掲載した写真集アプリ(Android版)をリリースされました。スマートフォンをお使いの方は是非、お試しください。しかも、今回大サービス!無料でご提供されてます!!
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Moments of Eternity Vol.1 ホバホバアプリ
アプリ内からは壁紙の設定もできるようです。
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Moments of Eternity Vol.1

ISO感度別

まだまだ最終設定は模索中ですが、V1のカメラ内ノイズ低減処理はかなり使えるような感じです。今まではカメラ内の高感度ノイズ低減はOFFにしてPhotoshopでノイズ処理してましたが、V1はカメラ内の高感度ノイズ低減をONにして撮ったほうがどうも使い勝手はよさそうな気がします。多少のディティール損失はあると思いますが、ISO800とか下手したらISO1600でも使えます。シャープネスも今まではマイナスにして撮ってソフトでシャープネス処理するといった方法をとってましたが、結果はほとんど同じなので敢えてめんどくさいことをしなくてもいいかなと思います。結論づけるのはもう少し検証してからにしますが、とりあえず高感度ノイズ低減をONにして撮った画像を見てください。
ISO100
20111102-iso100
ISO200
20111102-iso200
ISO400
20111102-iso400
ISO800
20111102-iso800
ISO1600
20111102-iso1600
ISO3200
20111102-iso3200
Web用にリサイズした画像だと、横に並べてみたり、EXIFを見ると分かりますが、一枚一枚開いたんでは、ISO100かISO800かはあまり区別つきません。撮影した被写体がノイズがあまり出にくい条件だったのかもしれません。肝心の野鳥を撮影したら違いがはっきり出るかもしれませんが、これを見るかぎりではかなりいい感じでノイズ処理してると思います。わざわざPhotoshopとかでノイズ処理する必要はないですね。さすがにISO3200は色も変わりますしディティール損失も有ります。でも、ISO3200も証拠レベルの撮影はできそうです。
今度カワセミさんにモデルになってもう一度ISO感度別に撮り比べてみます。

テストチャート

VA3に30-110mmと、10-30mmを繋いでテストチャートを撮影してみました。40mm(1500mm)~60mm(2300mm)あたりが解像度はよさそうです。80mm(3000mm)も若干解像度は落ちますが使える範囲だと思います。ワイド端とテレ端は解像度は落ちるようですから中間域を使ったほうが良さそうですね。
アクティブD-ライティング=OFF
長秒時ノイズ低減=OFF
高感度ノイズ低減=ON
が良さそうです。
■VA3+30-110mm(1134~4158mm)
20111029-30110_30
VA3 30-110mm V1 1/30s F4 ISO100 0.0ev 30mm(1134mm)
20111029-30110_39_8
VA3 30-110mm V1 1/30s F4 ISO100 0.0ev 39.8mm(1504mm)
20111029-30110_59_4
VA3 30-110mm V1 1/8s F4.5 ISO100 0.0ev 59.4mm(2245mm)
20111029-30110_80_1
VA3 30-110mm V1 1/5s F5 ISO100 0.0ev 80.1mm(3028mm)
20111029-30110_110
VA3 30-110mm V1 1/3s F5.6 ISO100 0.0ev 110mm(4158mm)
■VA3+10-30mm(800~1100mm)
20111029-1030_21_9
VA3 10-30mm V1 1/20s F6.3 ISO100 0.0ev 21.9mm(829mm)
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VA3 10-30mm V1 1/30s F5.6 ISO100 0.0ev 30mm(1134mm)

アクセス障害2日目

昨日は繋がってたので大丈夫だと思ったんですが、なんとなくルーターのファームウェアが古かったので障害になったのかなと思い、やめとけばいいのにファームウェアの更新をしてしまいました。案の定繋がらなくなりました(^_^;) 正常に動いてるのにやってはいけないですね、ファームウェアのバージョンアップは・・・
NTTのルーターが悪いのか、バッファローの無線が悪いのか、DDNSが悪いのか、あにょの設定が悪いのか、なかなか切り分けが出来ませんでした。DDNSは「yokensaka.com」は「27.114.116.141」ですよ~と、ちゃんと名前解決してくれてるようなので、NTTのルーター、バッファローの無線、どちらかが悪いのだろうと思い、一つずつ工場出荷状態に戻し設定しなおしました。
しかし、それでも繋がりません。じゃぁ、機器の故障だろうと思い、NTTに電話してリモートアクセスしてもらい見てもらったんですが、特に問題なさそうということで解決しませんでした。ところが、半分諦めかけて、コーヒを飲み、時間をおいて接続してみたら繋がるではありませんか。どうも、何かの拍子でDDNSが名前解決できなくなり、その間違った情報がメモリーに残ったままになっててアクセスできなくなったということだと思います。そして時間をおいたら、古い情報が新しい情報に書き換えられて繋がるようになったのだと思います。
ということで、今回の原因は、無線を新しくした時に、DDNSの古い情報がどこかのメモリーに残ったままになり、名前解決出来なかった。それでIPアドレス「27.114.116.141」からはアクセスできるが「yokensaka.com」ではアクセスできなくなった。機器の故障、あにょの設定に問題はなく、メモリーのせいだったとということに落ち着きました。たぶん・・・
この2日間、夜な夜なカメラテストをやり週末に備えようと思ったんですが、2日間潰れました。やれやれです。

新サーバ運用開始

随分前に買ってほったらかしにしてた自宅サーバ機なんですが、夕べと今晩でなんとか新旧交代させることができました。新サーバの中はこんな感じで、250GのHDDが2台繋がっておりRAID1になってます。大きさも21×26×26.7cmと非常にコンパクトで、価格もHDD、DVDを追加して4万ぐらいのものです。しかし消費電力、静音性、耐久性等、最初っから24時間フル稼働のサーバ用途で作られてるので値段の割には使い勝手は良さそうです。
HP ProLiant MicroServer
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OSは企業で多数使われてるRed Hat社の「Red Hat Enterprise Linux」との完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューション、「CentOS6.0」をインストールしました。
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今まではOSをフルインストールしなおしても一晩で構築できてたんですが、今回はCentOS6.0の言語を、今までのEUC-JPから、これから主流になっていくと思われるUTF-8に変更して構築したもんですから、文字化けとかが発生してちょっと手間取り二晩かかってしまいました。ほぼメンテナンスフリーで運用できるように、ソフトのアップデート、セキュリティー、データのバックアップ、予備機へのバックアップ等、全自動で動くように構築してあります。
インストール手順はこちら

FireFox 6.0

FireFoxが6.0となって今晩正式リリースしますが、8月11日から日本語版もダウンロード可能だったので一足早くインストールしてみました。20%の高速化という噂通り、今までより確かに早くなってます。
正式リリースが待てない、一刻も早く使いたい、という方は下記のftpサーバーからダウンロードできます。
ftp://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/6.0/win32/ja/
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スタートページはこんな感じで、かなりシンプルになってます。左上の「FireFox」をクリックすれば色々設定できます。
20110816-ws000016.jpg

USB3.0とUHS-Iのカード

新しいパソコンはUSB2.0の上位規格であるUSB3.0を備えているので、早速USB3.0対応のロアスのカードリーダー「CRW-37M51」を買ってきました。本当はバッファローの「BSCRA51U3」が欲しかったんですが人気商品なのか品切れでした。まぁ、バッファローに対してそんなにこだわりもないし、ロアスも長く使用できるファームウェアアップデート機能を搭載してるようなので良しとしましょう。
USB3.0対応のロアスのカードリーダー「CRW-37M51
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USB3.0を活かすにはそれなりに早いカードでないとダメなので、SDカードの新規格UHS-I(Ultra High Speed-I)の金パナも買ってきました。ちょっと前までは高速といっても22MBとか25MB程度の転送速度だったんですが、この金パナは読み出し95MB/s、書き込み80MB/sの超高速転送のSDHCメモリーカードです。連写を使う鳥屋さんにとっては、書き込み速度が全然違うので、書き込み完了するまでの時間が結構短縮されるでしょうね。
SDカードの新規格UHS-I(Ultra High Speed-I)の金パナ
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従来のUSB2.0+22MB/sのSDHCとUSB3.0+95MB/sのSDHC UHS-Iで比べてみました。
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実測値でもほぼメーカー公称値に近い数値が出てますね。いままでのカードと全然違います。パソコンに取り込むのも早そうです。環境は整ってきたので、あとは早いとこ鳥撮りに出かけて実践で使ってみることにします。