モニターキャリブレーション

ナナオがカラーキャリブレーションソフト「ColorNavigator」の最新版を公開しました。今使ってるモニターのCE210Wは簡易版の「ColorNavigator CE」しか利用できなかったのですが、最新版の「ColorNavigator 5.0」はCE210Wにも対応したようですので、さっそくキャリブレーションを行ってみました。センサーはSpyder2です。長いことキャリブレーションやってなかったのでちょうどいい機会でした。
輝度:80 cd/㎡、黒レベル:最小値、白色点:6500 K、ガンマ:2.20でキャリブレーションしましたが、結果は以下のようになりました。なんかすっきりしたような感じです。プリンター(エプソンPX-G5100)とのカラーマネージメントも改めてやろうと思います。
20080122-WS000001.jpg
※ 追記
ちなみにナナオのHPに「写真画像プリントアウトとモニター画面のマッチング」というページがありますのでリンク貼っておきます。モニターは違っていても参考になると思います。
また、モニターのキャリブレーションは明るさとコントラストを適切に調整するだけでもかなりいい感じになります。以前、センサーを使わないキャリブレーションの方法を書いてますのでそちらも参考にしてください。

今年初ホバ

2時前にフィールドに着くと相変わらず大砲がずらり、とりあえず奥の小さな池へ行ってみることに。でもぜんぜんカワセミが来ないので真ん中の池へ移動。先ほどまで大砲がずらりと並んでたのに2~3人しかいません。どうも皆さんはホバも落ち着いたようなので別のフィールドへ移動されたとか。でも着くとすぐさまホバが始まりました。結構近かったのですが後ろ向きだったのが残念!!でも、目も入ってるし羽も広げたところなのでまぁいいかってことで、今年初めてのホバの撮影ができました。(^o^)
20080120-IMG_0537
TSN-884+28XWDA
自作BR+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/250
F値=3.2
ISO感度=100
露出補正量(EV)=0.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=15 m
S80が修理から帰ってきてたので先週はメインのS80のテストでしたが今日は予備のS80のテストでした。
ピント精度も良くなった感じだし、撮影中に画像にスジも入らなくなりなかなか良さそうです。
写真はツグミの水浴び!!
20080120-IMG_0465
TSN-884+28XWDA
自作BR+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/30
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=10 m

ピントチェックシート

一眼レフで撮影されてるほんぐさんのブログで、ピントチェックに使われてたチェックシートが良さそうなんですが、何年か前のCAPAの付録らしく、もう手に入りそうにないので、自分で同じようなものを作ってみました。データーはイラストレーターで作ってPDFファイルにしてあります。チェックシートを印刷してスチレンボードに貼り、45度斜めにして撮影してます。
写真はTSN-884+28XWDA+IXY2000で撮影してみました。
■ データーはこちら focuscheck1.pdf
20080119-IMG_5550
もう一つのチェックシートでも撮影してみました。こちらもネット上で見かけたものをイラストレーターで作ってPDFファイルにしてあります。使い方は真ん中をカメラの光軸に対して直角に、奥と手前は45度斜めにして撮影します。こちらも同じようにTSN-884+28XWDA+IXY2000で撮影しました。右側が手前で左側が奥になります。撮影した時のものとデーターは多少違ってます。
 データーはこちら focuscheck2.pdf
20080119-IMG_5565

マニュアルでピント合わせ

このメジロはカメラのAFは使わずスコープのみでピント合わせてして撮影してます。動きの早い野鳥類はカメラのAFは使わずスコープのみでピント合わせするほうがシャッターチャンスは増えます。但し、液晶できちんとピント合わせが出来ることが大前提となりますので、管理人は液晶フードを自分の目に合わせて改造し、ピントの山がつかみやすいようにしています。
20080116-IMG_2245
TSN-884+28XWDA
自作BR+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/80
F値=3.2
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.67
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=5 m

テストチャート

テストチャートはどこで手にはいりますか?って質問があったのですが、これはDIGISCO.COMのWebサイトにアップされてるものと、自分のシステムで撮影した物とどう違うかの比較にも使いたかったのであえて同じものをイラストレーターで作成してスチレンボードに張って使ってます。画像をクリックするとA4サイズのPDFファイルで開きます。必要な方はダウンロードしてお使いください。
20080116-TestChart.jpg

IXY2000のピント合わせ

結局今日は撮影に行かれませんでしたので、IXY2000のピント合わせについて管理人が行ってる方法を書きます。S80に比べてIXY2000は歩留まりがあまりよくありません。普通はスコープでピントをある程度合わせ、カメラのAFでグリーンの合焦マークが出たらレリーズを押す、という方法で撮影すると思いますが、IXY2000の場合はカメラのAFでグリーンの合焦マークが出てもピントが合ってないことが結構あります。どちらかというと前ピンにはずすことが多いです。
スコープで数センチ手前にピントを合わせてもカメラのAFは合焦しますし、逆に数センチ後ろだとほとんど合焦しません。このことはスコープのピントが多少手前だと、カメラのAFで更にピント合わせすることなくそのままグリーンの合焦マークを出すものと思われます。
(目と数字の1・1の辺りがほぼ同位置にあります。また照明を落として条件の悪い中でテストしました。)
■ AFテスト
A : これはスコープで数センチ手前にピントを合わせ、カメラのAFで合焦マークが出るぎりぎりのところ。
(手前の数字の6~7の辺りにスコープでピント合わせ、AFフレームは目の辺り)
カメラの合焦マークはグリーンになるが眼にピントは合っていない。
20080114-IMG_5530
B : これはスコープで数センチ後ろにピントを合わせ、カメラのAFで合焦マークが出るぎりぎりのところ。
(後ろの数字の1~2の辺りにスコープでピント合わせ、AFフレームは目の辺り)
後ろ側はほとんど余裕がないが、眼にピントは合っている。
20080114-IMG_5536
■ スコープでピントの再調整
これは A の前ピンの状態でAFが合焦したものを更にスコープ側でピントを追い込んだもの。
(中央の1・1の辺りに再度スコープでピント合わせ、AFフレームは目の辺り)
そのままレリーズを切っても、再度AFで合わせてもジャスピンになる。
20080114-IMG_5498
■ テレ端でピント合わせ
テレ端にすることでスコープのピント合わせがシビアにできますので、まずテレ端でスコープのピントを合わせます。後はカメラのAFで合焦マークが出ればズーム全域である程度ピントは合っています。
私のIXY2000だとテレ端の手前1ステップ目と2ステップ目(2.5倍、3.1倍)のみが少し甘くなりますが、7.7(ワイド端)~16.3(2.1倍)までとテレ端(3.7倍)は、ほぼピントは合ってます。
28.5(テレ端)
20080114-IMG_5513
16.3(2.1倍)
20080114-IMG_5517
11.5(1.5倍)
20080114-IMG_5519
7.7(ワイド端)
20080114-IMG_5520
■ ワイド端で合焦しても・・・・
これは A の前ピンの状態でAFが合焦したものをテレ端までズームして写した物ですが、テレ端までズームすると明らかにピントが合ってません。当然カメラのAFも合焦しませんので再度スコープでピント合わせする必要があります。
20080114-IMG_5531
■ まとめ
1 : 特にワイド側ではカメラのAFが合焦しても再度スコープでのピント合わせを行う。
2 : 動きのない野鳥類はテレ側でスコープのピント合わせを行い、その後構図を決めカメラのAFで撮る。
3 : 動きの早い小鳥類は導入と同時にレリーズ半押しでAFとAEをロック、その後スコープでピント合わせを行う。
4 : 撮影スタイルはまずテレ側で恕アップを撮影し、その後ワイド側で撮影する。(S80でもこのスタイルです)

ジョウビタキ♂

カワセミのトビモノを狙って待機してるんですが、肝心のカワセミがまったく来ません。
そんなカワセミ待ちの間、相手をしてくれるのがこのジョウ君です。
20080112-IMG_2666-s
TSN-884+28XWDA
自作BR+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/100
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=+0.67
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3300 mm
撮影距離=20 m

ジョウビタキ♀

今度の週末はせっかくの連休なんですが、会社の社員旅行がありデジスコはお休みです。
写真は朝日を浴び、気持ちよさそうなジョウビタキの♀
20080112-IMG_2441-s
TSN-884+28XWDA
自作BR+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/40
F値=5.3
ISO感度=50
露出補正量(EV)=0.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=20.70 mm
合成焦点距離=3300 mm
撮影距離=10 m

S80修理

メインで使ってるS80が2台とも撮影中に画像にスジが入る不具合が発生してました。先日キヤノンのサービスセンターにスジの入ったプリントを持ち込み事情を説明すると、今までこんな現象は見た事がない、おまけに2台同時になんてありえない!プリンターのせいじゃないですか?などと言われましたが、メディアに残ってた元ファイルを見せ、カメラの不具合だと分かってもらい、修理してもらうことになりました。
1日で直ってきたんですが、修理伝票を見てみると、「ご指摘の症状につきまして繰り返し検査しましたが、症状は再現しませんでした」、「ご指摘の症状は再現いたしませんでしたが、念のため、想定される制御部を交換しました」とあり、メイン基板ユニットの交換がされてました。
一台はファイル番号も 0 からのスタートになってましたから、レンズユニットとメイン基板の交換。もう一台はファイル番号が 5125 番になってたので、こちらはメイン基板のみの交換のようです。またその他にも想定される部品は交換されてるようです。
もう2年も使っててとっくに保証期限は過ぎてるのですが、いろいろチェックして、何点か部品を交換してるにもかかわらず、特別無償ということで2台とも無料でした。さすがキヤノン!!! 半年前、2台ともレンズユニットを交換してからこの症状が出てたので、そこら辺に何か原因があったのかもしれません。
早速カバーをはずし内部チェック!(笑)
帰ってきたS80の液晶と基板部分
20080110-IMG_5125.jpg
レンズユニット側
20080110-IMG_5131.jpg

トビモノ練習 ①

先週の日曜日、翡翠を待ってたのですが、ぜんぜん来てくれなかったので、サギでトビモノ練習でした。さすがに大きいのでピント合わせも追従も楽ですね。
20080109-IMG_2470
TSN-884+28XWDA
自作BR+S80
究具01+Neo Carmagne 740
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/1600
F値=4.0
ISO感度=50
露出補正量(EV)=-0.67
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=40 m
20080109-IMG_2471

20080109-IMG_2472
2枚目、3枚目とも撮影データは1枚目と同じです。