今日、銀座で打ち合わせがあったので、ソニーのショールームへ寄ってみました。NEX-5がデジスコ用カメラとしてどうなのか気になってたので、広角レンズではデジスコでは使えないだろうと思い、ズームレンズキットをお借りして、短い時間でしたが、気になるところをチェックしてきました。
■ 第一印象
レンズにコンデジがくっついてるって感じで、本体はとてもコンパクトです。レンズはアルミ製でメカっぽく、本体よりはみ出してました。開発コンセプトが、レンズと液晶パネルの二つを極限まで研ぎ澄ませ、融合したものにしたい。他の要素はそぎ落とす。ということらしいですが、思ってたよりいい感じでした。結構こういうの好きだったりします。
■ 操作感
ボタン類が少ないのでちょっと戸惑いましたが、コントロールホイールで直感的に操作できるのでそんなに困りませんでした。これまでのカメラにはない、新しい操作感って感じです。
■ 液晶
92.1万ドットの3.0型ワイドで非常に見やすいです。また、液晶画面の角度を変えられるチルト可動式なので、自由なアングルで構えられそうですから使い勝手は良さそうです。
■ シャッター
フォーカルプレーンシャッターのショックがどの程度なのか気になってましたが、やはり手にシャッターショックが伝わってきます。でも、GF1より少ない感じです。
■ 連写
「速度優先連続撮影」モード時は、1コマ目の露出とピントに固定されますが、1420万画素で、7コマ/秒の高速連写ができます。シャッター押すのが楽しくなりました。でも、14~15枚目あたりから遅くなります。通常の「連続撮影」モードは2.3枚/秒です。
■ AF
スピードに関しては、結構早いです。GF1と同等か少し遅いかなって感じでした。
■ レンズ( E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)
はたしてズームでどれくらい繰り出してくるのか気になってましたが、肝心のスケール忘れました。(^_^;) ズームすると正確では有りませんがだいたい25mm~30mmぐらい繰り出します。この繰り出し量で、はたして固定クリアランスで使えるのか、実際試してみないと、ここらへんは分かりません。いずれにしても接続には一工夫する必要がありそうですね。あと、前玉非回転のインナーフォーカスですので、AFでレンズがぶつかるようなことは有りません。
■ ケラレ
TSN-VA3、28XWDAを持っていったんですが、TSN-VA3だと36mm~55mm(35mm換算 54mm~82.5mm)までがケラレ無しで使えるようです。TSN-884・774だと、合成焦点距離は756mm~1155mmですね。28XWDAは全域ケラレました。TSN-VA3を使って、飛物にはいいかもしれませんけど、通常のデジスコでは焦点距離がちょっと物足りないような気がします。TSN-VA3にこれを繋ぐと結構長くて、重くなりそうです。
■ 画質
データーを持ち帰ることが出来ませんでしたので、なんとも言えませんが、ズームレンズだったからかもしれませんが、液晶で見る限りでは、ちょっとシャープさにかけるような感じでした。NEX-5+E 18-55mm F3.5-5.6のズームレンズでデジスコした場合、果たして画質はどうなのかなっていう不安はかなり有ります。シャッターブレとアイピース(VA3)との相性の問題もありますので、そんなには期待できないでしょうが、高感度を利用した高速シャッターと高速連写で飛びもの用、それと、APS-Cサイズ(23.4×15.6mm)の撮像素子ですから、ボケ味、ダイナミックレンジを生かした、引きの絵作りにはいいかもしれません。
■ 動画
動画のことはよくわかりませんが、専用のMOVIE(動画)ボタンを押すだけで、写真を撮影中でも、撮りたいときにすぐハイビジョン動画(AVCHD、1920×1080)が撮影できます。
メーカーサイト
日: 2010年5月13日
テレ端キビタキ
50mmでもそこそこ大きいのに更に大きく写したくなる・・・
S90は直射日光が当たってると、標準で撮るとコントラストが強くシャープが掛かりすぎてちょっときつめになりますが、コントラストとシャープネスを -1 にして撮影することで、多少和らいだ感じで撮れるようになりました。
TSN-884+28XWDA+S90 1/15s F8.0 ISO80 22.5mm(3465mm) マニュアル露出 WBオート
TSN-884+28XWDA+S90 1/15s F8.0 ISO80 22.5mm(3465mm) マニュアル露出 WBオート
テレ端だと被写界深度も浅くなるので、F8.0に絞り被写界深度を深くして撮影してます。これはS90だから出来ることで、GF1には当てはまりません。