PROMINAR 500mm F5.6

今日は、守谷でお客さんと会う予定があったので、早朝2時間ほど鳥撮り、その後、守谷に近いので、我孫子で開催されてるジャパンバードフェスティバル(JBF2010)に寄ってきました。お目当ては、KOWA PROMINAR 500mm F5.6 FLを見に行くことでした。
全体像はこんな感じです。
マスターレンズにTX10(焦点距離500mm用のマウントアダプター)とレンズフードが付いてる状態です。大きさはスペック表を見ると、フードを付けた状態で大体長さが約480mmになるようです。重量はフード込みで約2130g。思ってたより意外とコンパクトでした。
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ピント合わせはデュアルフォーカス方式を採用してて、操作感はとてもいい感じでした。対応マウントは ニコン、キヤノン、ペンタックス、マイクロフォーサーズとなってますが、今のところ、ペンタックスのみがAFで使えるようです。AFと言っても、従来のデジスコと同じで、マスターレンズのほうで大まかなピント合わせを行い、最終的にカメラのAFを効かすという補助的なものです。他のマウントは全てマニュアルフォーカスになります。カメラのファインダーでしっかりピントの山がつかめないとちょっと辛いでしょうね。
PROMINARのロゴが入ってる真ん中が、クイックフォーカス、その先が、ファインフォーカス、カメラ側が絞りとなってます。
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これが、TX10、焦点距離500mm用のマウントアダプターです。ニコン用のマウントアダプターが付いてました。500mm用はレンズ無しの筒ですが、350mmと850mm用にはそれぞれにレンズが入ってます。
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三脚台座は、マンフロットとジッツォの雲台にクイックシュー無しで取り付けできる形状になってます。このコルクはなんの為にあるのか不明ですが・・・
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これは、プリズムユニットです。「TSN-880/770」シリーズ用のアイピースがそのまま使えますので、従来のデジスコも楽しめます。まだ製品が上がってきてないのか、中身はがらんどうでした。デジスコで使った場合の画質は、「TSN-880/770」でのデジスコの方が上のような気もしますが、実際撮り比べてみないと分かりませんね、ここらへんは。20101024-SDIM0052
全体像はこんな感じ。これにフードを付けるとTSN-884でフードを伸ばした時より約100mmぐらい長くて、重量もTSN-884に比べて約610g程重い約2130gとなってます。
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各レンズのMTF
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メーカーサイトはこちら
マニュアルでもいいから手持ちで飛びものを撮りたいとか、一本のマスターレンズで、350mm・500mm・850mm・観察・デジスコといろんな使い道があるとか、面白いレンズであることは間違いないのですが。はたしてどうなんでしょうね。画質がどうなのか、気になるところです。