MTF特性図

昨日、コーワの新レンズのMTF特性図の画像をメーカーサイトからお借りしてアップしましたが、このMTF特性図がどういうものなのかキヤノンの望遠レンズのMTF特性図と比較したいと思います。
まずは PROMINAR 500mm F5.6 のMTF特性図
20101025-prominar.jpg
次にキヤノンの望遠レンズ400mm、500mm、600mm、800mmのMTF特性図
20101025-canonEF.jpg
MTF特性図の見方
20101025-mtf01.jpg
MTF特性図とは
20101025-mtf02.jpg
画像はいずれもメーカーサイトよりスクリーンキャプチャしたものです。
キヤノンの新しい400mmは更に性能がアップしてますが、上に載せたものは現行レンズのMTFです。比較するとコーワのレンズが解像度、コントラスト共にかなり優秀だということが分かると思います。但し、AFではないし、手ブレ補正も有りません。いろんな機能を省き、解像度と拡張性そして価格で既存の各メーカーに挑んできたんじゃないのかなとも思われます。3種類の焦点距離のマウントアダプターとプリズムユニット全部揃えても、2大メーカーのレンズ1本の半分ぐらいの価格です。そのうち、AFユニットもどこかの誰かが開発してネット上で公開するとか、どこかのメーカーが発売するとかなるんじゃないんでしょうかね。そうなると結構面白いことになると思います。定点でカワセミ・ヤマセミ等の飛びもの撮影されてる方にはAFが効かないので比べる土俵が違いますが、軽いので野山を歩きまわり、普通に野鳥を撮影する分には十分かと思います。
とりあえずは様子見ですが・・・・・