今日はNikon1でホバを撮ろうと思い昼過ぎに公園へ行きました。2回ほどチャンスがあったんですが、2回とも見失って撮れませんでした。なぜかというと、あにょは、液晶フードを付けて撮ってるんですが、その液晶画面がブラックアウトしたためなんです。V1はEVFと液晶の切り替えが自動になってるため、EVFに入る光が何かの拍子で遮られると、液晶がブラックアウトしてEVF表示に切り替わります。例えば、帽子をかぶって撮影すると、帽子のつばでEVFに入る光を遮る事になるため、たまに液晶画面が消えることがあります。また、画像チェックする為、見やすいように液晶の上に手をかざして見ようとすると、これもまたEVFに入る光を遮るので液晶画面が消えます。今日は帽子もかぶらず撮ってみたんですが、それでも光の加減で何回か液晶画面が消えることが有りました。本当は手動で切り替えるようになってたほうがいいんですが、自動だと勝手に切り替わるので非常に困ります。何か対策を考えないといけないんですが・・・
ということで、今日は上空を飛んでたタカで更新です。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/500s F5.6 ISO100 0.0ev 30mm(1134mm) プログラムAE WBオート
VA3とV1でしたらAFにも幅があるので比較的楽に撮れます。これは秒間10枚連写ですが、10枚連写だとプログラムオートになるため、ISO、測光、SS、絞り等設定できません。でも、プログラムオートでも全く問題ない場合は、10枚連写のほうがいいかもしれません、AF-Cも10枚連写のほうが追従するような気がします。
VA3とVR30-110のクリアランス
VA3とVR30-110を接続する場合、VA3を伸ばすか、あるいはVR30-110の方を伸ばすかになると思いますが、どちらの方法でも全体の長さは変わりません。あにょは、ズーム全域でいい結果を得るために、VA3のスコープ取付部分からVR30-110のフランジ部分までの長さを192mmにセットしています。VA3にVR10-30を繋ぐ場合でも192mmで大丈夫なようです。また、VA3のアウターチューブの中で、VR30-100のレンズが伸びたり縮んだりするわけですが、光軸をきちんと保ちつつ伸びたり縮んだりできるように、VA3のアウターチューブの中にちょっとした細工をしてます。
Nikon1でお月様
Nikon1のAF
これはAF-Aで撮ってますが、ピントは目ではなく胸のあたりにきてます。スコープで再ピント合わせしても、カメラのAF-C機能でまた胸のあたりにピントを戻してしまいます。また、目の辺りにピントを合わせて構図を決めるためにカメラを振ると、振った先にすぐピントを合わせてしまうので、こういう撮影方法ではAF-Cモードは使えません。Nikon1を使う上でAFをどのモードで使うか以前から悩んでたんですが、AF-Aモードは半押しではAF-Sモード、シャッター切るとAF-Cモードに切り替わるようになってますので、AF-Aモードで撮ろうと思ったんですが、この切替がうまく作動しないことがあります。やはり普段はAF-Sモードでしっかり目のあたりにピントを持っていき、構図を決めるというほうが良いような気がします。トビモノの時だけAF-Cモードにして撮るようです。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/50s F4.0 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
Nikon1の描写力
Nikon1解像度
新しい機材が出たらいつもお山に行って機材テストしてきましたので、今回も行って来ました。ところが誰もいません。すでにシーズンは終わったようで小鳥は殆ど来ないとのこと。2度ほどホシガラスが来てくれたので、なんとか比較できるような撮影を済ませ、ボリュームのあるうどんを食べて帰ってきました。
Capture NX 2で現像、PhotoshopCS5でノイズ処理とシャープネス処理。
1500×1000でリサイズしてます。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/125s F4.0 ISO180 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/60s F4.0 ISO220 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
こちらは、Capture NX 2で現像してPhotoshopでJPEG変換した原画です。
体は被写体ブレしてるので解像してませんが、目の辺りはそこそこ解像してますので参考になると思います。JEPG撮って出しは少しディティールが失われてしまいますので、もう少し良く見せようと思い、画像処理でシャープネス等の処理をするとどうしても荒れてしまうので、あまりいい結果にならないようです。しかし、RAWで撮って適切な処理をすればある程度の画質を得ることができます。
Nikon 1 設定
Nikon 1 で撮影する時のカメラ設定と、撮った後の画像選択と削除、そして現像と画像処理というワークフローを固めました。今までと違うところは、カメラ設定で輪郭強調もOFFにすることと、RAW現像でアクティブD-ライティングはOFFにしないで現像することにして、必要に応じてPhotoshopで画像調整することにしました。
そんな設定で撮ったヤマガラです。
Nikon 1 はAFが早いので今までより楽に撮ることが出来ました。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/25s F4.0 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/25s F4.0 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/20s F4.0 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
■カメラ設定「V1+30-110mm」
露出モード=A 絞り優先オート
画質モード=RAW
シャッター=エレクトロニック
測光モード=中央部重点測光
ホワイトバランス=AUTO オート
ISO感度設定=A 400 オート 100-400
Custom Picture Control=SD スタンダード(輪郭強調=0)
色空間=Adobe RGB
アクティブD-ライティング=ON
長秒時ノイズ低減=OFF
高感度時ノイズリダクション=OFF
露出補正=-0.3
■RAW現像設定「Capture NX2」
※画像選択と削除は「ViewNX 2」で行った後に「Capture NX2」で現像
▼カメラ設定
ノイズリダクションにチェック(適用量=0、シャープネス=0 )
アクティブD-ライティングにチェック(画像を見ながら最適なものを選択)
TIFF保存(RGB、16ビット)
■PhotoshopCS5
※「Capture NX2」は32ビットなので画像調整は64ビットの「PhotoshopCS5」で行う
プラグインのDfine2でノイズ低減
必要に応じて画像調整
1200×800もしくは1024×683でリサイズ
シャープネス処理
8ビットにモード変更
プロファイル変換でRGBをsRGB IEC61966-2.1に変換
JPEG(画質10)で保存
Capture NX2で現像②
今日2回目の更新です(笑)
改めてCapture NX2で現像してPhotoshopで仕上げてみたんですが、なんとなくNikon1を使う上での、撮影設定、現像設定、Photoshop設定が見えてきた感じです。但し、Capture NX2は使い始めたばかりなのでもう少し勉強して最適な現像の方法を身につけていこうと思います。あにょは最終仕上げはPhotoshopを使ってますが、Capture NX2は画像処理ソフトとしてもかなりよくできていますね。Capture NX2だけでも十分だと思います。でも、そこそこパソコンのスペックが高くないと動作が重たいようです。
1500×1000でリサイズしました。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/400s F3.8 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/400s F3.8 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/25s F3.8 ISO100 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/5s F5.6 ISO100 -0.3ev 110mm(4158mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/30s F4.5 ISO400 -0.7ev 61.6mm(2328mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/60s F4.0 ISO400 -0.7ev 39.8mm(1504mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/60s F4.0 ISO400 -0.7ev 39.8mm(1504mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/60s F4.0 ISO360 -0.7ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/60s F4.0 ISO360 -0.7ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
Nikon 1 解像度
今までは20m~25mぐらいの距離で試写してましたが、たまたま5m以内にカモさんが来たのでテストしてみました。
Capture NX2のノイズ低減はDifie2と同じエンジンを使ってますので、現像時にノイズ低減してもいいんですが、PhotoshopのDifie2が使い慣れてるのでDifie2でノイズ低減しました。画像補正、シャープネス処理はしてません。トリミング、リサイズのみですが、やはり近距離撮影だと解像しますね。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/200s F3.8 ISO400 -0.3ev 30mm(1134mm) 絞り優先 WBオート
■カメラ設定「V1+30-110mm」
露出モード=A 絞り優先オート
画質モード=RAW+FINE
シャッター=エレクトロニック
測光モード=中央部重点測光
ホワイトバランス=AUTO オート
ISO感度設定=A 400 オート 100-400
Picture Control=SD スタンダード
色空間=Adobe RGB
アクティブD-ライティング=ON
長秒時ノイズ低減=OFF
高感度時ノイズリダクション=OFF
露出補正=-0.3
■RAW現像設定「Capture NX2」
▼カメラ設定
ノイズリダクションにチェック(適用量=0、シャープネス=0、エッジノイズリダクションにチェック)
アクティブD-ライティングにチェック(アクティブD-ライティング=しない)
TIFF保存(RGB、16ビット)
■PhotoshopCS5+Difie2
Dfine2でコントラストノイズ、カラーノイズ共に100%でノイズ低減
3000×2000でトリミング
1500×1000でリサイズ
8ビットにモード変更
プロファイル変換でRGBをsRGB IEC61966-2.1に変換
JPEG(画質10)で保存
Capture NX2で現像
撮影時
ISO感度設定=ISOオート100-400
Picture Control=SD スタンダード
色空間=Adobe RGB
露出補正=-0.7
長秒時ノイズ低減=OFF
高感度時ノイズリダクション=OFF
アクティブD-ライティング=ON
RAW現像ソフト「Capture NX2」でいじったところ。
露出補正=0.5
ノイズリダクション=0
アクティブD-ライティング=しない
Photoshopで1200×803にリサイズ、他は補正なし。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/15s F5.6 ISO400 -0.70ev 110mm(4158mm) 絞り優先 WBオート
Capture NX2でノイズリダクションをOFF、アクティブD-ライティングをしないで現像しました。カメラ設定で高感度時ノイズリダクション=OFFにしても、同時記録のJPEGと比べると3%程ノイズ処理してるようです。これを0%にすることで多少ノイズは増えますが解像度は上がりました。ノイズは増えたといってもリサイズすると特に気になりません。アクティブD-ライティングについてはカメラ設定でONにして撮影、RAW現像時にOFFにしましたが、こちらはもう少し検証してみます。