デジスコ全般に言えることですが、スコープ側のピントが前ピン気味だとカメラのAFはピントを合わせることなく合焦マークを出す事があります。当然ピンボケになります。それとは反対にスコープのピントが後ピン気味だと、比較的カメラのAFでピントを合わせることができます。S90も同様の傾向にありますので、スコープのピントは少し後ピン気味のほうが、歩留まり良くピントの合った写真を撮るコツだと思います。
テストチャートを寝かせた状態から30度ぐらい起して斜め上から撮影。スコープのピントを少し後ピン気味にして、カメラのAFで撮ったものです。ちょっと後ピン気味ですが、特に問題ない範囲だと思います。
これはスコープのピントを中央のターゲットにしっかり合わせた後、カメラのAFで撮ったものです。当然ですがしっかりピントは合ってます。
次はスコープのピントを少し前ピン気味にして、カメラのAFで撮ったものです。合焦マークも出てたので、そのままシャッター切りました。案の定、しっかり前ピンです。(^_^;)
これは更にスコープのピントを前ピンにして撮ったものです。結構前ピンでもカメラのAFは合焦マークを出します。7~8cmも前ピンです。(^_^;)
いずれも中央のターゲットにAFフレームは合わせてます。また、AFフレームサイズは「小」で撮ってます。AFフレームサイズが「標準」だともっと前ピンでも合焦マークはでます。野鳥撮影ではAFフレームサイズは「小」のほうが良いように思います。
日: 2009年11月5日
S90のズーム別焦点距離
S90のズーム別焦点距離は35mm換算換算で28mm・32mm・35mm・40mm・45mm・50mm・60mm・70mm・85mm・105mmですが、50mmを境にテレ側のほうが解像度はいいです。特にテレ端に関しては超絶ものです。28mmは捨てるとして32mm~50mmがワイド側、50mm~105mmがテレ側ということになりますが、あにょはカスタム設定でズーム位置を50mmの中間域に設定しておき、そこからテレ側、ワイド側というふうにズームを変えながら撮影しています。この写真は50mmから2ステップ上げた70mmで写したものです。
TSN-884+28XWDA+S90 1/60s F4.0 ISO80 -0.67ev 15.0mm(2310mm) 絞り優先 WBオート