先週末、いろんな接眼(ニコン系ですが)でワイド端からテレ端まで色々撮り比べてみました。またS80との比較もしました。歩留まり、画質面においては、使い慣れてるせいもあるのですが、S80のほうが上です。S80は画像処理しなくても素の状態で使えましたが、IXY2000はいくらかシャープネスをかけないといけないかなという感じです。
ただし、IXY2000が悪いというわけでは有りません。S80と互角の物もありますし、シャープネス処理しなくても使える物もあります。要は、歩留まりが悪いということです。これは連写機能を生かし沢山撮影することでカバー出来ますから沢山撮影することですね。
IXY2000の作例を数点アップしてますが、テレ側でもそれなりに解像してる物もあります。実際に印刷したわけではないのですが、印刷的に言うと、S80とIXY2000で同じように解像したものを印刷する場合は、IXY2000の1200万画素の方が有利なんじゃないかなと思ってます。
あと、IXY2000の可能性は3.7倍まで使えますので、低倍率の接眼一本で引いた絵作りから恕アップまで対応出来ることだと思います。S80も前機種のIXY1000も市場から消えていきますので、これから始めようかなと思ってる方にはIXY2000お勧めできる機種だと思います。
一応2日間使ってみた感想ですが、もうちょっと使い込んでみます。
後、トビモノではどうかなと思うのですが、今度機会があったらS80とIXY2000でトビモノ対決してみます。
テレ側の作例、ウソの水浴びをアップします。
TSN-884+20XWFA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/15
F値=4.5
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=19.55 mm
合成焦点距離=2194 mm
撮影距離=8 m
もう一枚テレ端を
カメラテストなんで無意味に大きいのをアップしてますが、あくまでもテレ側が使えるかどうかの作例です。(^_^;)
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/6
F値=5.8
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=28.50 mm
合成焦点距離=4389 mm
撮影距離=12 m
カテゴリー: 機材
IXY2000のズームレバー
プチ改造です。
ズームレバーに2mmの穴を開け、ナットを挟んで2mmのビスを接着しました。
格段に操作性がよくなりました。
「機材・その他」を機材ごと(IXY2000)にカテゴリー分けしました。
IXY2000使用感①
良いところばかりではありません。
もちろん、普通に使う分には合格点なんですが、S80を使ってる人は画質的に満足しないかも、歩留まりも・・・・
理論的なことは分かりませんが、画素数が上がるってことは画質が落ちるのかな??
画質的には800万画素か、1000万画素で十分のような気がします。
ズームレバーが前面側なので、非常に使いづらいです。
背面側のほうにあるとレリーズを持ったまま比較的簡単にズーム操作できるんですが・・・
管理人は背面側で操作できるようにプチ改造しました。(^o^)
画像は60/75XWDSのワイド端
TSN-884+60/75XWDS
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/20
F値=2.8
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.70 mm
合成焦点距離=2556 mm
撮影距離=15 m
IXY2000の発色
キセキレイをうまく写す事はなかなか難しいのですが、IXY2000頑張ってます。
色もちゃんと表現されてます。新型レンズユニットとDIGIC IIIの効果なんでしょうか?
それから、ズームしていっても画質はそんなに落ちませんね。
むしろ中間域のほうが良さそうな感じもします。
ワイド端
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/100
F値=2.8
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.70 mm
合成焦点距離=1188 mm
撮影距離=15 m
2ステップ目
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/60
F値=3.5
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=11.45 mm
合成焦点距離=1766 mm
撮影距離=15 m
5ステップ目
TSN-884+28XWDA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/13
F値=4.5
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=19.55 mm
合成焦点距離=3010 mm
撮影距離=15 m
IXY2000初撮り
今日はIXY2000のカメラテストでお山に行ってきました。
目的はテレ端が使えるかどうかの検証です。
結果はご覧のとおりバッチリ使えそうです。(^o^) 全部20XWFAのテレ端、ノートリです。
まずはホシガラスの恕アップ!!
TSN-884+20XWFA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/100
F値=5.8
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=28.50 mm
合成焦点距離=3192 mm
撮影距離=6 m
ルリビタキ
TSN-884+20XWFA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/10
F値=5.8
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=28.50 mm
合成焦点距離=3192 mm
撮影距離=9 m
ヒガラ
TSN-884+20XWFA
自作BR+IXY2000
究具01+Neo Carmagne 740
マニュアルモード
露出時間(秒)=1/20
F値=5.8
ISO感度=80
露出補正量(EV)=-1.00
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=28.50 mm
合成焦点距離=3192 mm
撮影距離=9 m
BR-IXY2000テストチャート
IXY2000セッティング完了
21日帰ったらIXY2000が届いてました。
少し小さめに作ってあったので当たるところを削る事に・・・・
まず、クリアランスの関係でフェースの中央部の厚みを5mmから3mmへ、上部の当たるところを1mmほど、下部の突起物のところも・・・・結構大変でしたがなんとか終わりました。
ボックス状にして上部のボルトを2本緩めて出し入れできるようにしました。後ろの液晶面をガイドにしたのが大正解♪光軸は一発でOK!!ど真ん中でしかも垂直に出てます。何回出し入れしても光軸精度はかわらずいけます。フィールドでも六角レンチがあれば簡単に着脱できます。(^o^)
クリアランスはテレ端でTA-S80の接眼が当たるところより0.3mm飛び出てます。TA-S80とTA4のネジ部のところも削りテレ端で-0.3mmのクリアランスにしてあります。これ以上出すとテレ端で衝突してしまいます。ワイドから3ステップ目ぐらいを考えるともう少し出したいところですが、全域、快適に使うにはこれがベストの調整だと思います。3ステップ目から5ステップ目辺りが一番ヒストグラムが細いので、ちょうどその辺りが接眼の焦点距離とカメラの絞りが合ってるところだと思います。
そして、テストチャートと近くのアンテナを写してみました。60/75XWDSのテレ端だと9443mmになります。何とか使えると思いますが、ブレの事を考えるとワンステップ手前の7810mmぐらいで止めといた方がいいかもしれませんね。という事でワイドからテレまでバッチリ使えるので管理人向きのカメラです。よかった。(^o^)
使い勝手ですが、結構良いです。SSもF値もシャッター半押しで表示されますし、SSのコントロールもFEロックを使えば何とかなるかなという感じです。暗いところでは、長秒時撮影という機能もあるのでスローシャッターでも使えます。それからAFフレーム枠も小さく出来るのでピントの追い込みなんかも出来そうです。連写は早いSDカードで秒間1.6コマぐらいです。次の撮影に写る時もストレス無くシャッター押せます。
第一印象はなかなかいいぞ~~て感じ!!
ということで今日は仕事ですから、明日鳥さんの撮影に出かけます。楽しみだ~~
いろんなセッティングは今後書いていきます。
S80用のシーソー式レリーズ
支点には内径3mm、外径6mmのフランジタイプのベアリングとシールドタイプのベアリングを各1個づつ使いました。ミニチュアベアリングは日産商会かラジコンショップ等で購入できます。取り付けはエポキシボンドを薄く塗り接着しますが、ベアリングの中にエポキシボンドが付着しないように慎重に接着します。それからベアリングと取り付けベースの間にフラットワッシャー(FW 3X4.5X0.5)を一枚入れます。これもラジコンショップ等で手に入ります。最後にキャップボルト(M3×10)で固定しますが、取り付け位置調整の為にワッシャーを数枚入れてます。
それから、レリーズが照準器の取り付けベースの自由雲台に干渉しますから、自由雲台を少し削る必要があります。
使った部品です。
フランジタイプ 3.0X6.0X2.5X7.2X0.6 NSK型番(MF63ZZ) NMB型番(LF-630ZZ)
シールドタイプ 3.0X6.0X2.5 NSK型番(MR63ZZ) NMB型番(L-630ZZ)
フラットワッシャー FW 3X4.5X0.5
キャップボルト M3×10
S80とシーソー式レリーズ。
照準器の自由雲台を少し削ったところ。
図面 クリックするとPDFファイルで開きます。
※先にアップしたのは自作ブラケットに合わせて作ったものでしたので、BR-S80用のものに差し替えました。
BR-IXY2000 ⑥
BR-IXY2000 ⑤
フード取り付け部品も完成して後はカメラが来るのを待つばかりとなりました。
今日も仕事でしたので、帰ってからいつものように皆さんのブログチェックをしてました。そしたら、デジスコドットコムのカメラブラケット BR-IXYsu が、照準器を取付するところを少し削るだけでまったく支障なく使えます。と、たーぼ♪さんのブログに書いてあるではありませんか!! え~~今までの苦労はなんだったんだ~!!!(^_^;)
と思ったんですが、まぁオリジナルの自作ブラケットもいいかなと自己満足して使う事にします。
そして、 BR-IXYsu よりもいい写真撮るぞ~と誓う管理人でした。(^o^)