RX100はメカニカルシャッターですが、被写体ブレさえなければssが0.8秒でもブレないで写せます。光量の少ないところでもしっかり写せるのがいいですね。
30XWFAでの撮影です。
TSN-884+30XWFA+RX100 0.8s F3.2 ISO125 -0.30ev 18.88mm(1835mm) 絞り優先AE WBオート
カテゴリー: 野鳥写真
RX100 ISO400
先日はISO400でもWebサイズにリサイズする分にはそんなにノイズは気にならないと書きましたが、実際はどれくらいのノイズなのか原画をアップしますので見てください。それから右上と右下にケラレが有りますが、あにょのカメラは少し斜めにレンズが繰りだすのでこのように偏ったケラレになってます。ケラレが四隅均等になるように調整することもできますが、それをするとむしろ色収差とか片ボケとかが発生してしまいますので、偏ったケラレのまま使ってます。ここらへんは個体差があると思いますのでRX100が全てこうなるとは限りません。むしろ稀な方じゃないかなと思います。いわゆるハズレ個体でしょう。また、周囲の流れについては、中心からこれくらい外れると少しボケ始めますので、これくらいがなんとか見られるギリギリのところだと思います。
距離22mぐらい有りましたから、距離の割には解像してる方だと思います。また、この画像は1500✕1000にリサイズしただけですが、RX100は原画をリサイズするだけでも十分使えますので撮影枚数が多くても後処理が非常に楽です。
TSN-884+20XWFA+RX100 1/640s F2.8 ISO400 -0.70ev 14.57mm(944mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-884+20XWFA+RX100 1/500s F2.8 ISO400 -0.70ev 14.57mm(944mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
RX100の色収差
今日は雨が降ってたんですが、TSN-774で色収差が気になってたので、もう一度光軸調整をしてTSN-884で撮ってみました。774で撮った時と条件も違うので一概に比較できませんが、884だとほとんど色収差は気になりませんでした。
雨だったので車の中からです。ブラインド効果もあるようでカワセミも全く警戒してないようでした。
ノートリ、ノーレタ、リサイズのみです。横画像は1500✕1000、縦画像は800✕1200にリサイズしてます。
ズーム2.4倍 25.02mm(1621.mm) 距離はどれも12mぐらいです。
TSN-884+20XWFA+RX100 1/30s F4.0 ISO125 -0.70ev 25.02mm(1621mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
ズーム2.6倍 27.22mm(1764.mm)
TSN-884+20XWFA+RX100 1/13s F4.0 ISO125 -0.30ev 27.22mm(1764mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
ズーム2.9倍 30.14mm(1953mm)
TSN-884+20XWFA+RX100 1/13s F4.5 ISO125 -0.70ev 30.14mm(1953mm) 絞り優先AE WBオート
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ズーム2.9倍(テレ端) 30.14mm(1953mm)
TSN-884+20XWFA+RX100 1/15s F4.5 ISO125 -0.70ev 30.14mm(1953mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
ズーム3.6倍(テレ端) 37.1mm(2404mm)
TSN-884+20XWFA+RX100 1/10s F4.9 ISO125 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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TSN-884にはV1を繋ぎザハトラに乗っけて飛びものを撮って来ましたが、今度天気の良い日にTSN-884+RX100+ザハトラでカワセミのダイブを狙ってみようかなと思ってます。
RX100撮影距離
撮影回数が3~4回と少ないので、以前紹介したものと同じようなものですが、別カットを紹介します。これは7~8mぐらいの距離で撮影したものですが、距離が近いと概ねこんな感じで撮影できてました。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/30s F3.5 ISO100 -1.00ev 19.98mm(1780mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+28XWDA+RX100 1/60s F3.2 ISO100 -1.00ev 16.2mm(1443mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
これは28XWDAですが、20XWFA、28XWDA両方ともいいですね。30倍、40倍、60倍もそのうち試してみたいと思います。
RX100作例9
野鳥写真は数多く撮影しますから、レタッチ前提で撮らないといけないカメラでは、沢山撮ったあとの画像処理にかかる時間もバカにならないのも現実だと思います。ですが、RX100は白飛びしやすい被写体はアンダーで撮って後で画像処理しないといけない場合もあると思いますが、ノーレタッチの素の状態で使えるのが多いので、Web等にアップする場合はリサイズのみで十分だという気がします。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/200s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1250s F2.8 ISO200 0.00ev 14.75mm(956mm) 絞り優先AE WBオート
RX100作例8
あんまりテレ端では撮ってなかったんですが、数枚有りましたのでテレ端画像をアップします。やはり多少甘くなりますが、距離がある場合は元々そんなに解像しませんから、RX100はよく頑張ってる方だと思います。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/60s F4.9 ISO125 -1.00ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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ISO80です。頭の方はかなり黒いですが白い部分はもうすでに白飛びしてます。
少しピントが甘いですね。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/60s F4.9 ISO80 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
拡張ISOのISO80とISO100は少し明るくなるとすぐ白飛びしてしまいます。DレンジオプティマイザーをONにしても白飛びはなかなか解消されませんでした。暗部はかなり粘ってるのでもう少しアンダー目に撮って後で暗部を持ち上げる方法が良いかもしれません。また、白飛びしやすいような被写体はISO125で撮ったほうが良さそうです。あと、コントラストがあると色収差も出やすいような気がします。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/40s F4.9 ISO80 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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RX100作例7
結構距離があったので28XWDAに取り替えて撮影しました。やはり距離があるとそれなりですが、今まで使ってきたカメラよりは間違いなく解像してると思います。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/400s F3.5 ISO100 -1.00ev 13.09mm(1166mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
2倍までズームしてみました。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/80s F3.5 ISO80 -0.30ev 21.08mm(1878mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
ISO400にして飛び出しを狙ってみました。タイムラグもあまり感じませんし、10枚/秒ですから飛びものにも良さそうです。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/800s F3.2 ISO400 -0.70ev 13.09mm(1166mm) 絞り優先AE WBオート
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1600s F2.8 ISO400 -0.70ev 13.25mm(1180mm) 絞り優先AE WBオート
RX100作例6
今までRX100と28XWDAで試写してきましたが、15mとか10m以内で撮る分には解像度も高く満足いくレベルでした。今日はある程度距離がある場合はどうなのかと言うことと、20XWFAとの相性はどうなのかということについてテストしてきました。20XWFAとの相性結構良いです。900mm弱から2400mmの範囲で使えますので引きの絵作りに良いかもしれません。
距離的にはどれも20m・30m・40mと、ある程度距離がありましたが、思ったより解像してました。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/160s F4.0 ISO100 -0.70ev 24.7mm(1600mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/160s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO80 -0.70ev 24.7mm(1600mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F3.2 ISO80 -0.70ev 16.2mm(1050mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
RX100作例5
作例といっても3時間ずつ2日間しか撮ってないので同じようなものしかありませんが、もう少しアップします。2日間とも28✕WDAでしたので次回は20✕WFAで撮ってみたいと思います。
これはノイズ除去してシャープネスも落として少しソフトにしてみました。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/15s F3.5 ISO100 -1.00ev 19.98mm(1780mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
背景が明るい場合は野鳥が暗くなりがちですが、露出補正することもなく普通に写せました。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/100s F3.5 ISO100 -0.70ev 16.59mm(1478mm) 絞り優先AE WBオート
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あにょのデジスコの基本セッティングは中間域でクリアランスと光軸をきっちり出してワイド側とテレ側は妥協するというやり方です。なので、きっちり合わせたところの中間域はどうなのかということで、今回は自然と中間域での撮影が多くなってしまいました。でも、そのままでも多少周辺減光が出たりはしますが、ワイド側もテレ側も十分解像してますので特に設定を変えることも必要ないかなと思ってます。
RX100作例4
RX100は液晶に写ったそのまま撮影できますから露出補正もやりやすいし、ISOの変更なども背面のダイヤルに割り当てれば簡単に出来ます。AFについては前ピン気味でも合焦マークが出ますので注意が必要ですが、今のところスコープでジャスピンか少し後ピンぎみにしてカメラのAFを効かして撮ってます。また暗いとAFが迷い合焦マークがなかなか出ないこともありますので、ジャスピン確率を上げるにはどうしたら良いかもう少し検証してみます。
ISOとか露出補正とかズームを変更しながら撮りましたが、撮影中でも簡単に変更できます。今まではブログにアップする場合は多少画像処理して見やすいようにしてアップしてますが、RX100の作例はリサイズのみでアップしてます。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/30s F3.5 ISO100 -0.70ev 16.01mm(1426mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+28XWDA+RX100 1/50s F4.0 ISO200 0.00ev 23.82mm(2122mm) 絞り優先AE WBオート
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■追記
あにょは「Dレンジオプティマイザー」はOffにして撮り、後でPhotoshopで補正をするという方法をとってますが、「Dレンジオプティマイザー」をOnにして撮れば暗くなった部分を自動補正して、見たままの印象に近い自然な明るさで再現しましので、上のような被写体の時は「Dレンジオプティマイザー」をOnにしたほうがいいかもしれませんね。