S90は残念ながら、ワイド側でクリアランスを固定すると、テレ側で周辺減光が発生します。そこでテレ側ではクリアランスを広げてやらないといけません。また逆にテレ側でクリアランスを固定するとワイド側・中間域に周辺減光が発生します。したがって、ワイド側とテレ側ではクリアランス調整しなければいけませんが、28XWDAはクリアランス調整が出来るようにスライド機構が備わっていますので、ワイド側から中間域まではクリアランスを一番詰めた状態で横位置で撮影、テレ端とテレ端一つ手前は縦位置に変更することでクリアランスを8mm広げることが出来ますのでちょうど良い感じで撮影することが出来ます。本当はワイド側でもう少し詰めたいところですが、中間域からテレ側を多用するあにょとしてはワイド側はある程度犠牲にしてもしょうがないかなと思ってます。もっと細かく各ステップごとに最適クリアランスになるように調整すればいいのですが、フィールドではそんな面倒なことできませんから、(0mm)と(+8mm)の二通りのクリアランスで全ステップをまかなおうと思ってます。
追記:実際には1.5mmアイピース側にもぐるようにしてありますので、-1.5mmと+6.5mmということになります。
ワイド側から中間域は横位置で撮影。
テレ端とテレ端一つ手前は縦位置にしてクリアランスを8mm広げて撮影。
28XWDAのねじを緩めてグイっと廻すだけなので簡単に縦位置に変更できます。
縦位置だとドットサイトが使えなくなるので簡易照準器(ストロー)で対応。
これがまたフードに乗せた状態でバッチリ合ってました。(^o^)
当然、ワイド側から中間域は縦位置、テレ側は横位置という逆バージョンもありです。
究具04バリアブルカプラーVCA-1を使えばもっと楽に調整できると思いますが・・・