今度のCPU「i7 2600K」はオーバークロックに強いと聞いたので、グランド鎌クロス SCKC-2000という安いCPUクーラーを買ってきてオーバークロックに挑戦してみました。リテールと比べるととんでもなくでかいので取り付けできるのか心配しましたが、なんとか取り付けできました。
リテールと比べるととにかくでかいです。(笑)
ASRockには自動オーバークロック機能「Turbo 50」というのがあり、お手軽そうだったので試してみることにしました。Turbo 50ではCPU・メモリ・IGP等のクロック・電圧等を自動調節し、デフォルトから約50%ぐらいのパフォーマンスアップを実現するとのことらしいです。実際試してみたら、「i7 2600K」のデフォルトは3.4GHzなのに、4.8GHzで動作しました。これじゃCPUはかなりの温度になってるんじゃないかなと思ったんですが、38度から39度ぐらいにしか上がってません。「i7 2600K」が凄いのか、グランド鎌クロスの威力なのか、こんな簡単に4.8GHzで動かせていいんだろうかと思っちゃいます。
朝起きても動いてたので、負荷をかけてない状態では7時間ぐらいは安定して動いてたようです。しかし、そんなに甘くはありません。Prime95というソフトでCPUに100%の負荷をかけてみたら15分ぐらいで落ちました。(^_^;)
ということで、「Turbo 50」という自動オーバークロック機能は使わずに、CPU Speedで4.4GHzに手動設定してPrime95で耐性テストを実行してみます。Prime95を実行すると、温度はすぐに80度ぐらいまで上がりましたが、75度から80度ぐらいで収まってます。マザーボードの温度は負荷を掛ける前は36度ぐらいだったんですが、負荷をかけたら41度ぐらいまで上がりました。
このまま12時間以上耐えられればいいんですが・・・・結果は帰ってからのお楽しみです。
追記:昨日帰ったら普通のデスクトップ画面になってました。ということはPrime95が途中で停止して再起動したということです。5時間ぐらいまではテストしてたのを確認できてるんですが、その後熱暴走してテストが終了したようです。通常の使い方でCPUに100%の負荷を5時間以上与えるなんてことはありえないので、このままでもいいと思うんですが、安全性を考えて4.0GHzに落として常用したいと思ってます。デフォルトが3.4GHzですからこれでも十分でしょう。
月: 2011年8月
SSDで爆速マシン
昨日は鳥撮りにでかけようと思ったんですが、雨も降ってたので、PCを組み立てていました。特別難しいことはなかったんですが、6Gbps(SATA3.0)対応のSSDとHDDにしたので、BIOSもドライバも最新のものを入れ、なるべく早いマシンを組むことにしました。ちょっと自作から遠ざかってたので、最新の技術について行けなく、最初は戸惑ましたが、ネットで調べたりして何とかトラブルもなく、Windows7(64bit)のインストール、データの移行まで終わりました。
買った「ASRock Z68 Pro3」のBIOSはVersion1.40でしたが、ASRockのホームページで確認したら最新は1.60でした。HD6670のグラフィックボードも最新のVersion11.7をAMDのホームページからダウンロードしてインストールしました。
今日、会社のPC2台(XPとWindows7の32bit)のベンチマークを取ってきたので、それと比べてどんだけ違うのか比較してみます。
追記:比較しづらかったので4つの画像をまとめました。(数字の大きい方が早くなります。)
1番のSSDのシーケンシャルリードが400MB/sを超えてます。これは爆速としか言い用がないですね。
2番は同じマシンのHDDを計測したものです。HDDと比べるとSSDがどんだけ早いか一目瞭然です。
3番は会社のビジネスパソコンでWindows7(32bit)、CPUはintelのE7500 ごく一般的なPCです。
4番は4年ぐらい前のWindowsXPです。CPUはintelのE6750。まだ十分現役として使えますが・・・
圧倒的にSSDが早いですね。SSDを使って一番違いを感じるのはOSの起動時間!!
OS起動時はランダムリードの性能が影響するらしいんですが、HDDのランダムリードが40.06MB/sに対して、SSDはなんと366.9MB/sです。電源オンからWindowsが起動してマウスのカーソルが通常の矢印アイコンに変わるまで、約20秒ぐらいです。
■今回のSSDマシン Windows7(64bit)、intel i7 2600KのWindows エクスペリエンス インデックス
■会社のPCのHDDマシン Windows7(32bit)、intel E7500のWindows エクスペリエンス インデックス
主要なシステムコンポーネントを1.0から7.9のスコアで評価した値です。上のSSDマシンは基本スコアが7.1になってます。下は最近のごく一般的なビジネスパソコンです。基本スコアが6.0以上あればHD動画の録画や精緻な表示の3Dゲームなどのアプリケーションも快適に利用できるとされてますので、7.1という基本スコアには満足してます。
■基本スコアについて
【1.0~1.9】
Windows 7の最小システム要件に相当する。一般的なオフィス・アプリケーション(ワードプロセッサや表計算など)やWebブラウザ、電子メールといったアプリケーションは利用可能。ただしWindows Aeroやマルチメディア系アプリケーションを快適に利用するには性能不足
【2.0~2.9】
基本スコア1.0~1.9と同じアプリケーションが、より快適に利用できる。Windows Aeroやマルチメディア系アプリケーションを快適に利用するには、まだ性能が不足
【3.0~3.9】
Windows AeroやMedia CenterなどWindows 7の多くの機能が利用可能。ただし、高精細または複数のディスプレイの表示やHD動画コンテンツの再生には性能が不足することがある
【4.0~5.9】
高精細または複数のディスプレイの表示やHD動画コンテンツの再生、複数アプリケーションの同時実行が快適に利用できる
【6.0~7.9】
高速なSSDや4個以上のコア内蔵プロセッサなど、より高性能なハードウェアを搭載したシステム。HD動画の録画や精緻な表示の3Dゲームなど、高精細なグラフィックスを多用するアプリケーションも快適に利用できる
PCの高速化を狙っての自作でしたが想像以上の結果に満足してます。後はPhotoshop CS5、Office2010等のアプリをインストールして出来上がりです。マシンも新しくなったことだし、早いとこ鳥撮りに行かねば!!