RAW現像時間はファイルの大きさによってかなり変わってきますが、新しい「i7 2600K」のPCで何回か計測したことでわかったことは、1秒で約4.5MBの処理能力があるということです。単純に合計サイズが450MBだと現像時間に100秒かかります。しかし、この時のCPUは約60%~65%ぐらいしか使ってません。そこで、「i7 2600K」は4つのCPUコアを内蔵するクアッドコアなので、ファイルを2分割にして同時にRAW現像してみました。するとCPUの使用率は90%~95%になり、現像時間も1秒当り6.08MBと135%スピードアップしました。シングルだと合計サイズが450MBで現像時間に100秒かかってたのが、同時現像だと75秒しかかかりませんでした。
1枚10MB程度のRAWファイルの現像時間
通常現像による所要時間=2.22秒
同時現像による所要時間=1.65秒
ちなみにRAWファイルは、SSDに置いたほうがHDDに置くより現像時間は早いんだろうなと思ったんですが、所要時間は殆ど変わりませんでした。
同時現像によるCPU使用率
大量のRAWファイルを現像する場合は、2分割して同時現像したほうが良さそうですね。