今日は千葉に用事があったので帰りに三番瀬に寄ってみました。潮もかなり上がってきてたので鳥さんはあまりいませんでしたが、ミサゴが上空を飛んでくれました。
MFで撮影したミサゴの飛びものをピクセル等倍にトリミング。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/2000s F3.2 ISO200 0.00ev 16.59mm(1075mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/2000s F3.2 ISO200 0.00ev 16.59mm(1075mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
カテゴリー: RX-100
RX100のAF検証
スコープでピントを合わせるとき、カメラのAFの位置が何処にあるかによって画質にかなりの差がでます。今日はRX100でAFの検証をしてみました。
1枚目は、カメラの電源を入れた時のAF位置でスコープのピントを合わせ、カメラのAFで撮影しました。糸巻き型に歪曲してるから周辺はボケてますが、中心部はよく解像してます。20XWFAでワイド端です。
2枚目はカメラのAF位置を無限遠の位置にしてスコープのピントを後ピンにして、カメラのAFを一旦作動させ、その状態でスコープでピントを合わせ、カメラのAFで撮影しました。周辺もボケてますし、中心部もあまり解像してません。
両方の写真はかなり違いが有りますが、SSもF値もその他全て同じです。なのにこんなに差がでます。テレ側はそんなことはありませんが、ワイド側は特にこのような現象が起きます。スコープのピント操作とかカメラのAF操作とかを繰り返すとカメラのAF位置は何処で止まってるかわかりませんので、あにょは時たま電源を入れ直したりしてAFの位置を元に戻してます。そもそも最適なAF位置は何処なのかというと電源を入れた時のAF位置が最適なんじゃないかなと思ってます。
今日は用事があり家にいたので、中間域からテレ端で画質が良くなるように光軸とかを調整しなおしてました。20m先の電柱のトランスに張ってあるプレートでテストしましたが、テレ端でも結構解像してますし、ワイド側にもそんなに影響無さそうなので、全域使えるんじゃないかなと思ってます。20XWFAなかなか相性良さそうです。
カメラ焦点距離25.02mm(1621mm)
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO125 0.00ev 25.02mm(1621mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
カメラ焦点距離30.81mm(1996mm)
TSN-774+20XWFA+RX100 1/100s F4.5 ISO125 0.00ev 30.81mm(1996mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
テレ端37.1mm(2404mm)
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
RX100作例9
野鳥写真は数多く撮影しますから、レタッチ前提で撮らないといけないカメラでは、沢山撮ったあとの画像処理にかかる時間もバカにならないのも現実だと思います。ですが、RX100は白飛びしやすい被写体はアンダーで撮って後で画像処理しないといけない場合もあると思いますが、ノーレタッチの素の状態で使えるのが多いので、Web等にアップする場合はリサイズのみで十分だという気がします。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/200s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1250s F2.8 ISO200 0.00ev 14.75mm(956mm) 絞り優先AE WBオート
RX100作例8
あんまりテレ端では撮ってなかったんですが、数枚有りましたのでテレ端画像をアップします。やはり多少甘くなりますが、距離がある場合は元々そんなに解像しませんから、RX100はよく頑張ってる方だと思います。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/60s F4.9 ISO125 -1.00ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
ISO80です。頭の方はかなり黒いですが白い部分はもうすでに白飛びしてます。
少しピントが甘いですね。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/60s F4.9 ISO80 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
拡張ISOのISO80とISO100は少し明るくなるとすぐ白飛びしてしまいます。DレンジオプティマイザーをONにしても白飛びはなかなか解消されませんでした。暗部はかなり粘ってるのでもう少しアンダー目に撮って後で暗部を持ち上げる方法が良いかもしれません。また、白飛びしやすいような被写体はISO125で撮ったほうが良さそうです。あと、コントラストがあると色収差も出やすいような気がします。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/40s F4.9 ISO80 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
RX100作例7
結構距離があったので28XWDAに取り替えて撮影しました。やはり距離があるとそれなりですが、今まで使ってきたカメラよりは間違いなく解像してると思います。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/400s F3.5 ISO100 -1.00ev 13.09mm(1166mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
2倍までズームしてみました。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/80s F3.5 ISO80 -0.30ev 21.08mm(1878mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
ISO400にして飛び出しを狙ってみました。タイムラグもあまり感じませんし、10枚/秒ですから飛びものにも良さそうです。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/800s F3.2 ISO400 -0.70ev 13.09mm(1166mm) 絞り優先AE WBオート
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1600s F2.8 ISO400 -0.70ev 13.25mm(1180mm) 絞り優先AE WBオート
RX100作例6
今までRX100と28XWDAで試写してきましたが、15mとか10m以内で撮る分には解像度も高く満足いくレベルでした。今日はある程度距離がある場合はどうなのかと言うことと、20XWFAとの相性はどうなのかということについてテストしてきました。20XWFAとの相性結構良いです。900mm弱から2400mmの範囲で使えますので引きの絵作りに良いかもしれません。
距離的にはどれも20m・30m・40mと、ある程度距離がありましたが、思ったより解像してました。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/160s F4.0 ISO100 -0.70ev 24.7mm(1600mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/160s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO80 -0.70ev 24.7mm(1600mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F3.2 ISO80 -0.70ev 16.2mm(1050mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
RX100ブラケット
今日は、午前中ちょっとした用事もあったので、20XWFA用にステップアップリングとステップダウンリングを追加して、再度光軸調整してました。これですべての接眼レンズが使用可能になりました。用事も終わったので、これから20XWFAとRX100を持って高原へ行ってこようと思います。
今回のブラケットは、薄いゴムシートをアルミパーツに貼ったものをボックス状にしてカメラを固定、ステップアップリングとステップダウンリングで、バリアブルカプラーVCA-1を改造したものに繋いでます。カメラネジは使用してませんので電池とメディアも交換出来ます。
全体像
アルミパーツには49-55mmのステップアップリングを加工して1.7mmのビスで固定
レンズ鏡筒が46.8mmありますからバリアブルカプラーVCA-1の内径を47.2mmまで広げました。肉厚は0.9mmしかありません。これがうまく行かなかったら、RX100のブラケットは完成してませんでした。
RX100作例5
作例といっても3時間ずつ2日間しか撮ってないので同じようなものしかありませんが、もう少しアップします。2日間とも28✕WDAでしたので次回は20✕WFAで撮ってみたいと思います。
これはノイズ除去してシャープネスも落として少しソフトにしてみました。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/15s F3.5 ISO100 -1.00ev 19.98mm(1780mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
背景が明るい場合は野鳥が暗くなりがちですが、露出補正することもなく普通に写せました。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/100s F3.5 ISO100 -0.70ev 16.59mm(1478mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
あにょのデジスコの基本セッティングは中間域でクリアランスと光軸をきっちり出してワイド側とテレ側は妥協するというやり方です。なので、きっちり合わせたところの中間域はどうなのかということで、今回は自然と中間域での撮影が多くなってしまいました。でも、そのままでも多少周辺減光が出たりはしますが、ワイド側もテレ側も十分解像してますので特に設定を変えることも必要ないかなと思ってます。
RX100作例4
RX100は液晶に写ったそのまま撮影できますから露出補正もやりやすいし、ISOの変更なども背面のダイヤルに割り当てれば簡単に出来ます。AFについては前ピン気味でも合焦マークが出ますので注意が必要ですが、今のところスコープでジャスピンか少し後ピンぎみにしてカメラのAFを効かして撮ってます。また暗いとAFが迷い合焦マークがなかなか出ないこともありますので、ジャスピン確率を上げるにはどうしたら良いかもう少し検証してみます。
ISOとか露出補正とかズームを変更しながら撮りましたが、撮影中でも簡単に変更できます。今まではブログにアップする場合は多少画像処理して見やすいようにしてアップしてますが、RX100の作例はリサイズのみでアップしてます。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/30s F3.5 ISO100 -0.70ev 16.01mm(1426mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+28XWDA+RX100 1/50s F4.0 ISO200 0.00ev 23.82mm(2122mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
■追記
あにょは「Dレンジオプティマイザー」はOffにして撮り、後でPhotoshopで補正をするという方法をとってますが、「Dレンジオプティマイザー」をOnにして撮れば暗くなった部分を自動補正して、見たままの印象に近い自然な明るさで再現しましので、上のような被写体の時は「Dレンジオプティマイザー」をOnにしたほうがいいかもしれませんね。
RX100作例3
ISO200で撮ってみました。ISO80と比べるといくらかノイズがでてますね。やはりISO80で撮影できるんであればノイズが少なくなり高画質となるのでISO80のほうが良いと思います。ただしISO80、ISO100は拡張感度という設定で、ISO125に比べてダイナミックレンジが少し狭くなり高輝度部が飽和しやすくなります。白飛びしやすいような被写体の時はISO125のほうがいいかもしれません。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/80s F3.5 ISO200 -0.70ev 16.78mm(1495mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+28XWDA+RX100 1/40s F3.5 ISO200 -0.70ev 16.78mm(1495mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら