連写テスト

最近、ニコンのクールピクスP5000カシオのEXILIM EX-Z1050などちょっと気になるデジカメが発表になってますが、トビモノの撮影に欠かせないのが連写性能とレリーズタイムラグです。今使ってるCanon PowerShot S80はカタログ上、秒1.8コマの撮影が出来ますが、レリーズタイムラグは公表されてません。また、撮影時の記録画素数、圧縮率、ISOを変更することによる連写性能の違いも気になってました。と言うことでストップウォッチを使って連写テストをしてみました。

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連写スタート 1 2 3
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■ 約1.8画像/秒 (ラージ/ファイン) カタログどおりの結果です。当たり前か・・・(笑)
■ レリーズタイムラグ:0.13秒 あにょの反射神経も含まれてます。(^_^;)
今はISO=50、撮影モード=Av、記録画素数=ラージ(L)、圧縮率=スーパーファイン(S)という設定でトビモノもトマリモノも撮ってます。連写テストでもカタログどおりの性能を発揮するには、この設定が一番良さそうです。記録画素数を落としたり、圧縮率を落としてテストしてみましたが逆に遅くなりました。またレリーズタイムラグは40.00秒のところでシャッター押したつもりなんですが、実際に写ってるのは40.13秒でした。それから、9枚撮るのに5秒弱かかってますね。連写とレリーズタイムラグがS80より上回っていると新しいカメラに移行するかもしれませんが、そうでないとあんまり魅力感じませんね。希望は7~8メガクラスで秒/7~8枚写せて限りなく0に近いレリーズタイムラグのカメラが出てきて欲しいもんです。
カシオのEXILIM EX-Z1050はレリーズタイムラグ:約0.006秒、連射スピード:7枚/秒とS80よりかなり上回っているのですが、撮影画像サイズが2メガピクセル固定で標準画質時、というのがどんなもんなのか気になりますね。

デジスコ向け新型ジッツオ

ジッツオから新しい三脚が発表されましたね。「インプレス デジカメWatch ボーゲンイメージング、Gitzoの三脚を一新
私はTSN-884で使ってる三脚はVelbon Neo Carmagne 740で、TSN-774がSLIKのカーボンマスター814FAという三脚の自由雲台をはずして使ってます。TSN-774で使ってるカーボンマスター814だと伸高が130cmぐらいしかないのでちょっと低いです。センターポールを伸ばせばいいのですが、なるべくセンターポールは伸ばさないで使いたいのでもう少し大き目のものが欲しいと思い物色してました。そこでジッツオから新しい三脚が発表されましたのでデジスコで使えそうな三脚の比較表を作ってみました。

デジスコ向け新型ジッツオ
カテゴリー 製品名 全伸高 伸高 最低高 段数 自重 格納高 耐荷重 パイプ径 前機種 発売時期 価格
新型
アルミニウム
GT2330 164cm 131cm 38cm 3段 1.8kg 63cm 9kg 28mm 07年春 ¥52,500
GT2340L 182cm 149cm 36cm 4段 1.9kg 58cm 9kg 28mm 07年春 ¥68,250
バサルト GT2941 168cm 136cm 29cm 4段 1.7kg 56cm 10kg 28mm G1298 07年2月 ¥68,250
GT2941L 184cm 151cm 31cm 4段 1.8kg 60cm 10kg 28mm GT2940L 07年4月 ¥79,800
マウンテニア GT2540 156cm 133cm 29cm 4段 1.4kg 56cm 12kg 28mm G1258 06年12月 ¥117,600
GT2541L 175cm 151cm 32cm 4段 1.5kg 61cm 12kg 28mm GT2540L 07年3月 ¥129,150
GT3540 161cm 132cm 36cm 4段 2.0kg 55cm 18kg 32mm 07年3月 ¥135,450
GT3540L 181cm 150cm 39cm 4段 2.1kg 60cm 18kg 32mm 07年3月 ¥147,000

新しい三脚の選択条件は
① 伸高が150cm前後
② 耐加重は6kg以上
③ 自重は2kg未満
伸高が150cm前後の物となると末尾にLが付くタイプのものになりますね。その中でも新型アルミニウムのGT2340LとバサルトのGT2941Lが値段的にもそんなに高くないし、耐加重も問題なさそうです。それとも、かなり高くなりますが将来一眼購入も視野に入れ、マウンテニアのGT3540Lにするか・・・・・悩みどころです。マウンテニアのGT2541Lをはずしたのは、もうちょっと頑張ればGT3540Lに手が届くし、その方が将来的にもいいかなという判断からです。
ということでこの3機種から選ぶことになりますが、実売価格はどれぐらいになるんだろう。(^_^;)

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新型アルミニウム GT2340L バサルト GT2941L マウンテニア GT3540L

画像はGitzoの公式サイトからお借りしました。

G2380ジンバル完成

先日よりG2380をジンバル化してました。フリクション調整は、G2380を分解して、とりあえず夏場、冬場の温度にもあんまり変化の少ないとされてるセラミックグリスに変えてみました。結構滑らかで、ちょうど良いぐらいのフリクションです。どの位置でもピタリと止まります。究具01にも匹敵するぐらいの滑らかさとフリクションです。♪
重量はG2380ジンバルのみで1117g(軽量パーン棒含む)になりました。乗ってるスコープはTSN-774です。

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説明画像の追加
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G2380ジンバル

究具01にはTSN-884をセットするようにしたので、TSN-774にはG2380をジンバル化してセットしようと思い、アルミの8t×50mmのフラットバーを曲げ写真のように取り付けました。フリクション調整は出来ませんが、バランスが取れてるので特に問題もなさそうです。どの位置でもピタリと止まります。オフセット量も軽量化を兼ねて、フリクションダイヤルをはずし、シャフトをカットしたので85mmのオフセットですみました。これも特に問題なさそうです。パーン棒はブレ対策でセンターに取り付けました。あとはG2380と同じような塗装にして仕上げる予定です。
重量はG2380ジンバルのみで1117g(軽量パーン棒含む)、究具01には及びませんが、ノーマルのG2380より軽くなってます。
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TSN-884の最短合焦距離

TSN-774・884で最短合焦距離と無限遠でのテストをしてきましたが、TSN-VA2-CRNKAの間にボーグのM49.8→M57AD 品番:7920カメラマウントホルダーM 品番:7000を入れて、13mm延長してみました。TSN-774は最短3.7m、無限遠500m、TSN-884は最短3.7m、無限遠25mでピントが合わなくなりました。TSN-774はいいんですが、TSN-884は無限遠がまったく出ません。これでは特定の場所(奥庭等)でしか使えないですね。TSN-884はTSN-VA2-CRとNKAだけでも最短が4.3mになりこの場合は無限遠まで使えますから無理に延長しなくてもいいかなと思ってます。でも、25m以内でしか撮影しない場合は威力を発揮しそう・・・・
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おまけ:G2380ジンバル化計画
ジンバル雲台「究具01」になったので、G2380もジンバル化していこうかと、企んでいます。すでにG2380のシャフトをカットしたりダイヤルをはずしたりしましたので、もうG2380へは戻ることが出来ません。写真のような形にしたいと思ってますが、G2380とスコープをどう繋ぐかが問題です。
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TSN-884延長フード

昨日ちょっと紹介してたTSN-884の延長フードに黒のカッティングシートを貼りました。
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材料は自宅にあったウエットティッシュのケースを120mmにカットして黒のカッティングシートを両面に貼り、スコープのフードに付いてるラバーをはずして差し込んだだけのものです。中のカッティングシートは全部貼ると入らなくなるのでストッパーを兼ねて85mmのところで止めてあります。ちょっときつめでしたので内部をサンドペーパーで削りしっくり入るようにしました。但し、収納式に出来ないので、その都度取り外しするか、このままにしておいてキャップを別に作るかしなといけないです。でもTSN-774の延長フードといいTSN-884の延長フードといいほんとにピッタリのものがあったもんだと我ながらビックリしてます。(^o^)

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TSN-884

でじすこやさんに頼んであったTSN-884が明日の予定だったんですが今日届きました♪
これでどんな写真が撮れるか楽しみです。トビモノチャレンジは今までどおりTSN-774になると思いますが、トマリモノはTSN-884で撮ってみたいと思います。いろんなところに出かける時はTSN-884を持って行くことになると思うので、おそらくTSN-884の方が常用レンズになると思います。
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TSN-884の延長フードを家にあるもので探してみました。
ありました!!ウエットティッシュのケース!!
ゴムカバーをはずして、カットしたケースをはめてみるとピッタシです。収納式には出来そうにないのでその都度取り付けるようになると思います。これに、例のごとく黒のカッティングシートで化粧して作ってみます。ヒップサポートもまた作ろう・・・
とりあえず素の状態の写真をアップしておきます。
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最短合焦距離

実は最近自宅の木にメジロがやってくるようになりました。ところが窓のすぐ近くの枝に止まるので、部屋から撮るとなると、今使ってるデジスコだと近すぎてピントが合いません。TSN-774にTSN-VA2-CRNKAでニコンのアイピースを接続すると最短合焦距離は約4.4mに短くなります。でも、最短合焦距離を4mぐらいにしないと部屋から撮ることは出来ません。そこでTSN-VA2-CRNKAの間に49→5252→55のステップアップリング2枚と55→52のステップダウンリングを入れて11.5mm延長してみました。ステップアップリングとステップダウンリングはTSN-VA2-CRNKAとのネジ径がうまく合うのがなかったので大き目のを選んでとりあえず接着しました。で、結果はというと最短合焦距離=3.8mになりました。もともとTSN-774の最短合焦距離は5mですから、1.2mの短縮になります。これで自宅の部屋の中からメジロが撮れそうです。(^o^)
あとは無限遠がどこまでいけるかです。300mもでれば儲けものと思ってたんですが、嬉しい誤算で無限遠=800mぐらいは出てるような気がします。テストしたのが夜中でしたから今度、昼間にちゃんとテストしてみます。800m以上でピントが合わなくても最短合焦距離が3.8mになることの方が私にとっては魅力的です。
ちなみに最短合焦距離とは被写体からスコープの対物レンズまでの距離になるそうです。私も曖昧だったのでコーワとニコンに問い合わせてみましたら、両メーカーとも対物レンズまでですとの返事を頂きました。
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ヒップサポート

ジンバル雲台だとTSN-774を横付けにしないといけないので、スコープのブレ防止及び回転止めの為にヒップサポートを自作しました。材料は1/4×20 の長ナット、1/4×12のネジ、ワッシャー2枚、50×15×2mmのアルミフラットバー、1mm厚のゴムプレート等です。
全体はこんな感じ。黒のアクリルラッカースプレーで塗装してあります。
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長ナットを高さに合わせて3mmほどカット、スコープのカーブに合わせて後ろが少し高くなるようにヤスリで調整しました。
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下からはベルボンのクイックシューロングタイプ「QB-F51L」を2枚のワッシャーで挟み、1/4×12のネジで固定してます。下のワッシャーは幅を少しヤスリ掛けしてステンレスプレートの中に入れてあります。
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50×15×2mmのアルミプレートは、長めのアルミプレートをスコープの曲線に合わせて曲げ、後で50mmの長さにカットしました。そして長ナットの中に埋め木して上からビス止めしてあります。最終的にアルミプレートに1mmのゴムプレートを張って仕上げました。ワッシャーでロングプレートを挟んでるのも分かると思います。一番のポイントは高さを正確に合わせることだと思いますので、ヤスリで少しずつ削りながら進めていけばいいと思います。
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ジンバル雲台ファーストインプレッション

昨日(6日)はゴルフの予定でしたが、あの大雨で中止になり、それじゃということで、でじすこやさんに電話してみました。そしたら近店長がジンバル雲台用意してありますよ!との事でしたので、行って来ました。行ったらたーぼ♪さんもいらっしゃって、ジンバル雲台をバラして色々説明までして頂いて感激しました。皆さん、目が輝いてましたね。良い顔して仕事してらっしゃいました。ジンバル雲台の出荷でお忙しいところにお邪魔してお付き合いして頂き申し訳ありませんでした。ありがとうございました。
さっそく帰ってからヒップサポートを自作、以前作ってあったパーン棒をセットして組上げてみました。特に問題と言うことはないのですが、自作のパーン棒がちょっとゆるめで、押しねじを締めても横方向に少しガタがあり、近店長から、ゆるかったらシールを貼ってくださいって言われて、シールも貰ってあったのですが、やっぱり気になるので、接着しちゃいました。後、フリクション調整はいっぱいまで締めて、そこから半回転緩めた位置にしました。まだフィールドテストしてないのであくまでこれは室内テストでの結論です。もうちょっとゆるくても良さそうですが、後はフィールドテストしてみてから再調整します。
重量はというと、パーン棒込みでG2380が1323g、ジンバル雲台が826g、雲台から上のシステム全体だと、G2380でのシステムで3809g、ジンバルでのシステムで3202g、なんと607gの軽量です。Velbon Neo Carmagne 740という三脚を使ってるんですが、これだとワンランク下の三脚でも強度的には良さそうですね。ただ、高さ的にG2380より12cmぐらい三脚を伸ばさないと今までのポジションで撮影できないです。
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見上げた位置のヒヨドリ。
シャッター切るまでの時間が短縮されますので、こういうのに威力を発揮しますね。
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TSN-774+28XWDA
BR-S80改+S80
絞り優先(Av)
露出時間(秒)=1/100
F値=7.1
ISO感度=50
露出補正量(EV)=+0.33
測光方式=中央重点
光源=太陽光
焦点距離=7.27 mm
合成焦点距離=1159 mm
撮影距離=8 m