12月22日から、Nikon 1 V1とNikon 1 J1のボディ単体でも販売されることになりました。
同じ日に、VR 10-30mmの単体販売と、マウントアダプターFT1も発売になりました。
FT1に使用できるレンズは、Fマウント用のNIKKORレンズで、IX用レンズ、F3AF用レンズ、非AIレンズ、テレコンバーター、オート接写リングは使用できない。 AF-Sレンズで動作可能となり、AFでピントが合った時のみ撮影することが可能。AFモードは、シングルAF(AF-S)のみで、AFエリアは中央の1点のみ機能。VRレンズで動作可能とのことらしいです。
詳しくはこちらを・・
また、マウントアダプターFT1に対応したNikon 1 V1、Nikon 1 J1の最新ファームウェアが公開 されました。
http://www.nikon-image.com/support/downloads/digitalcamera/acil/firmware/
月: 2011年12月
ひねりホバ
カワセミのパタパタは嬉しんですが、あにょは暮れでバタバタしてますので在庫で更新です。
NEX-5で撮ったものです。
体の向きとは全く違う方に視線は有りますので、かなりひねったホバになってます。
TSN-884+VA3+E18-55mm+NEX-5 1/100s F5.0 ISO400 43mm(903mm) マニュアル露出 WBオート
顔の向きはそんなに変わってませんが、体は結構動いてます。
TSN-884+VA3+E18-55mm+NEX-5 1/100s F5.0 ISO400 43mm(903mm) マニュアル露出 WBオート
羽が上になった時のカットは全て目無しカットになってました。(^_^;)
TSN-884+VA3+E18-55mm+NEX-5 1/100s F5.0 ISO400 43mm(903mm) マニュアル露出 WBオート
NEXとNikon1
NEXとNikon1ではそれぞれに特徴があり、撮影条件によっては使い分けたほうが良いような気がします。遠いトビモノでしたら1000mmを超える焦点距離でも問題ないんですが、20m以下でのカワセミの飛び込みなんかではかなり難易度が高くなってしまいますので、そういう場合は760mmぐらいで撮れるNEXのほうが断然有利になってきます。
NEX-5Nも9月に買ったっきりほとんど使ってないので、そろそろまた使っていこうと思ってます。Nikon1とNEX-5Nはフィールドでも簡単に取り替えできるシステムに成ってるので、これからは2台体制で楽しもうと思ってます。
これはNEX-5で撮った写真です。
TSN-884+VA3+E18-55mm+NEX-5 1/100s F5.0 ISO400 44mm(924mm) マニュアル露出 WBオート
Custom Picture Control
Nikon1にはPicture Controlをカスタマイズして登録することができますが、カメラ側でカスタマイズすると登録名の変更が出来ません。しかし、Capture NX 2やViewNX 2のPicture Control Utilityで、既存のPicture Controlをカスタマイズして新規作成し、SD経由でカメラ側に登録すれば、好きな名前で登録することができます。但し、日本語は使えません。
Capture NX 2でPicture Control Utilityを起動するには、カメラ設定のピクチャーコントロールの設定画面から起動できます。ViewNX 2は「エディット」→「ピクチャーコントロール」→「ユーティリティーを起動」で起動できます。
Picture Control Utilityが起動したら、ベースになるものをピクチャーコントロールリストから選び、手動で輪郭強調とかコントラスト、色合いなどをカスタマイズします。カスタマイズしたら「新規…」をクリックして名前を入力すれば登録できます。但し日本語は使えません。カメラ側で登録したものをSD経由でインポートすれば、ここで名前変更もできます。
SDに「エキスポート」して、カメラの「MENU」→「Custom Picture Control」→「メモリーカードを使用」→「カメラに登録」でカメラに登録できます。
あにょは、最初からある[SD]スタンダードをベースにカスタマイズしたもの、[LS]風景をベースにカスタマイズしたもの、[PT]ポートレートをベースにカスタマイズしたものを、[SD]BIRD、[LS]BIRD、[PT]BIRDとして登録してます。野鳥版のスタンダード、ちょっと派手目なもの、ちょっとソフト目なものという感じです。いずれも輪郭強調は0にして、コントラストをいくらか下げてます。
20XWFA+VR10-30mm
V1のシェイクダウン当日に、20XWFAとVR10-30mmを繋いで撮った写真をRAW現像してみました。あにょはVA3とVR30-110mmをメインに使ってますが、20XWFA+VR10-30mm+V1も良いですね。このセットはジンバル雲台にTSN-774を繋いでますから軽いし、探鳥しながらの撮影にはいいと思います。20XWFAは940~1944mmの範囲で使えますから、倍率的にはちょっと物足りないところもありますが、テレ端でも解像度は良いのでトリミングしちゃえばいいことですから、このぐらいの倍率でも問題ないでしょう。
これはテレ端で撮って更にトリミングしたものです。
TSN-774+20XWFA+10-30mm+V1 1/20s F5.6 ISO100 0.0ev 30mm(1944mm) 絞り優先露出 WBオート
Adobe RGB
あにょはNikon1の色空間はAdobe RGBに設定して撮影していますが、Adobe RGBで撮影したものを、Photoshopで適切な処理をしないで、Web用に保存すると色がくすんで見えるということがあります。最初からsRGBに設定して撮影してれば特に問題は起きません。
あにょは、Adobe RGBの方が、sRGBよりもより多くの色を再現できますので、元画像はより多くの色空間を持つAdobe RGBで撮影するようにしてます。しかし、Adobe RGBの色空間を使って撮影した画像は、Adobe RGBの色空間を扱うことのできるソフトウェアやデバイスでないと、色がくすんでしまったりして元画像と違った画像になってしまいます。たとえば、PhotoshopはAdobe RGBを扱えるのですが、[Web用に保存]機能を使ってJPEG保存すると、無条件にsRGBに変換されてしまいます。(Photoshop CS5はsRGB変換してJPEG保存できるようになりました。)また、[別名で保存]機能を使ってAdobe RGBのカラープロファイルを埋め込んでJPEG保存しても、WebブラウザがICCプロファイル対応でなければ、sRGBでしか表示できません。
Chrome、Internet Explorer 8などのICCプロファイル非対応のブラウザだと ↓ のボタンをクリックしても変化はありませんが、Safari、Firefox、Internet Explorer 9など、ICCプロファイル対応のブラウザだとちゃんと違いがわかります。なるべくICCプロファイル対応のブラウザを使うようにしましょう。(^o^)
撮影した時のAdobe RGBの色味を保ったまま、Web用のJPEG保存する[プロファイル変換]機能を使えば、撮影した時と同じような色味で表示することができます。この[プロファイル変換]は、Adobe RGBでしか出せない色を、sRGBで表現できるように、擬似的にシフトさせていますので、正確には同じ色というわけではありませんが、ほとんど同じような色味になります。[プロファイル変換]でsRGBに変換した後に[Web 用に保存]でJPEG保存すれば、ICCプロファイル非対応のWebブラウザでも、撮影した時のAdobe RGBの色味で表示することができます。
ということで、Adobe RGBで撮影した写真は、[プロファイル変換]でsRGBに変換してからJPEG保存するようにしましょう。
カワセミのホバアプリ(Android版)
ほんぐさんが、カワセミのホバリングを掲載した写真集アプリ(Android版)をリリースされました。スマートフォンをお使いの方は是非、お試しください。しかも、今回大サービス!無料でご提供されてます!!
Moments of Eternity Vol.1 ホバホバアプリ
アプリ内からは壁紙の設定もできるようです。
Moments of Eternity Vol.1
Nikon1の光軸調整
Nikon1で遠距離
この写真はワイド側で撮った写真ではなく、V1のテレ端で撮った写真です。4000mm以上の焦点距離でこの大きさですから、50m以上はあったんじゃないかなと思います。順光で光がうまく当たってればもう少し良く撮れてたと思いますが、暗くて1/3秒のSSという条件でしたから良い色は出てませんし、シャキッとしてません。でも、V1はRAWで44枚撮れますので、5~6枚をワンセットにしてピントとか構図とかその他、条件を変えて連写すれば、中には良いのが入ってると思いますので、朝夕の薄暗い条件の中でも活躍してくれそうです。
TSN-884+VA3+VR30-110mm+V1 1/3s F5.6 ISO200 -0.7ev 110.0mm(4158mm) 絞り優先 WBオート