心配していた寸法もドンピシャリでした。上下の固定は底面のカメラネジと上部で挟み込み、前後は液晶面と上部の小さいパーツで挟み込む方法です。あとは、センター出しして光軸がきちんと出るように薄いパッキンで調整しながら前面のパーツを取付します。クリアランスはレンズが一番伸びたところでアイピース(28XWDA)にぶつかるギリギリの位置にセットしました。このクリアランスが中間域が一番良い状態です。中間域を多用するあにょとしてはワイド端を基準にするのではなく中間域を基準にいつもクリアランス調整していますので、今回もそうしました。ワイド側はもう少し詰めたほうがいいのですが、そうするとテレ端でアイピースにぶつかってしまいます。テレ端とかその一つ前だと逆に7~8mmぐらい広げたほうがいいです。
28XWDAのワイド端のケラレ状況。
ケラレが偏ってますが、画質には影響ありません。無理に合わそうとすると逆に画質に悪影響が出ます。個体差がありますので、S90全てがこんなケラレの状況とは限りません。
1ステップ目のケラレ状況
カテゴリー: 機材
GF1設定
GF1の色に関する設定はフイルムモードというところでやりますが、いろいろ試してみた結果【ネイチャー】で彩度を-1にすることに決めました。これが一番自然のような気がします。あと、シャープネスとノイズリダクションは、あにょはPhotoshopでやりますのでカメラ側は-2に設定してあります。
■フイルムモード
【ネイチャー】
コントラスト:±0
シャープネス:-2 ← Photoshopでスマートシャープ
彩度:-1 ← ±0だと若干彩度が高めなので-1に設定
ノイズリダクション:-2 ← Photoshop(Dfine2.0)でノイズリダクション
上記設定で撮影、実際の色に一番近いです。
数年前、誕生日プレセントに貰ったカワセミのペア。これも実際の色に近いです。
その他の設定については、まだまだ使いこなせてないのですが、とりあえず今のところの設定です。
■モードダイヤル
・絞り優先モード
■ドライブモードレバー
・連写
『メニュー』
■撮影
・フイルムモード
【ネイチャー】
コントラスト:±0
シャープネス:-2 ← Photoshopでスマートシャープ
彩度:-1 ← ±0だと若干彩度が高めなので-1に設定
ノイズリダクション:-2 ← Photoshop(Dfine2.0)でノイズリダクション
・画像横縦比:4:3
・記録画素数:L
・クオリティ:JPEG ← 状況に応じてRAW
・測光モード:中央重点測光
・暗部補正:中
・長秒ノイズ除去:ON
・ISO感度上限設定:400
・ISO感度ステップ:1EV
・EX工学ズーム:OFF
・連写速度:H
■カスタムメニュー
・ヒストグラム:ON
・ガイドライン表示:9分割
・露出メーター:ON
・AF/AEロック切換:AE
・AF/AEロック維持:ON
・プレビュー維持:OFF
・プリAE:OFF
・ダイレクト1点AF移動:OFF
・フォーカス優先:OFF
・AF補助光:OFF
・AF+MF:ON
・MFアシスト:ON
・レンズ無しレリーズ:ON
■セットアップ
・Fnボタン設定:測光モード
・ECOモード:パワーセーブ:5分
・オートレビュー:レビュー:3秒
・ハイライト表示:OFF
・液晶調整:-2
※明日はS90の発売日だ!(^o^)
カメラサポートパイプ取付部
ジンバル雲台だと、GF1はどうしてもシャッターブレが発生するので、カメラサポートパイプでブレを抑えるというのを以前紹介しましたが、あにょのカメラサポートパイプの取付部は樹脂製なので多少可動します。多少可動するようにしたほうがよりスムースにチルト操作が出来ます。写真は17度と32度となってますが、17度以下にも32度以上にも可動しますので撮影にはまったく支障ないです。
S90発売日
待ちくたびれた感のあるS90、発売予定日は10月16日のようですね。
訂正:10月16日発売決定!!
メーカーHPは相変わらず10月中旬発売予定のままですが・・・
メーカーHPで正式に発表になりましたね。
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/s90/index.html
撮影サンプル
■主な仕様
・1,000万画素
・1/1.7型CCD 高感度センサー
・画像処理エンジン:DIGIC 4
・3.8倍ズーム:28~105mm
・F値:2.0~4.9
・液晶:3.0型 約46.1万ドット
・連写:約0.9枚/秒
・100.0×58.4×30.9mm
・約175g
主人を待つばかりのブラケット
ほんとに10月16日に発売されてちゃんと届けば来週末には試写できるかな??
20mm/F1.7のレンズ加工
GF1のLUMIX G 20mm/F1.7のレンズに58mmのフィルターネジを取り付け、TA-4に繋ぎ、コリメート撮影する為のレンズ加工の手順をアップしますが、結構リスクのある作業なので、もしやられる方は細心の注意を図って作業してください。化粧リングは両面テープでくっ付いてるだけですが、剥がすときはフォーカスリングを傷めないように注意が必要です。あにょは化粧リングが付いた状態で作業しましたが、化粧リングを先にはずしてからの作業手順にしてあります。
レンズの図面はイメージ図ですので参考程度に・・
クリックするとPDFで開きます。
ネジ止めはどの場所にネジ止めするか良く検討してから下穴をあけ、タップ加工をする必要があります。あにょは4箇所でネジ止めしてます。また、レンズ可動部に傷をつけないように下穴、タップ加工することと、ゴミが内部に入らないように細心の注意を払うことがもっとも大事な事です。
シャッターブレ対策
ビデオ雲台だとそうでもないと思いますが、ジンバル雲台でGF1を使う場合、シャッターブレが発生する為、何らかの対策をしなければなりません。最初はプレートで補強しましたが大した効果はなく、むしろ重量がかさばるだけでした。
これが最初におこなったプレートの補強
今日はカメラ側からアルミパイプで斜めにサポートする方法で試しました。使った材料は昔やってたラジコンヘリのテールサポートパイプです。
使い方はシャッター切る寸前に雲台とサポートパイプを手で押さえつけるだけです。
上記の大掛かりな補強よりはるかに効果的です。今までブレで苦労してたのがウソのように改善されました。導入からシャッター切るまでの動作は以前とほとんど変わりなくスムースに出来ます。
シャッターぶれ
今日はレリーズ使わないで撮ってました。というのも一眼の方はみなさんレリーズ使ってません。直接手でシャッター押してます。ミラーとシャッターの振動を手で押さえ込んでるということらしいです。でも、今日の画像が甘いのでブレによるものだと思いかえってからテストしてみました。あにょの場合、手でシャッター押すよりレリーズ使ったほうが間違いなくブレは少ないです。
低速シャッター(1.6秒)で、まずは手でシャッター押しました。これでも6枚撮った中の一番いいものです。ジンバル雲台のフリクションは最後まで締めこんでます。
次はレリーズ(エツミの電子リモートスイッチRM-L1-PS1)を使ったものです。シャッター音とか手に響く感触では結構ブレるんじゃないのかなという心配もあったんですが、同じ低速シャッター(1.6秒)でもブレは気になりません。ジンバル雲台のフリクションを少し緩めても問題ないです。
最後に、今は販売されてませんが、デジスコドットコム製の20XWFAもケラレ無しで使えます。こちらは同じ条件で約2倍のシャッタースピード(1/1.3秒)が出てます。焦点距離も960mmと引きの写真とか飛び物に良さそうです。
GF1ブラケット修理
強度不足
パンケーキレンズにTA-4の58mm延長リングをレンズ先端に接着して廻りをエポキシで固めたんですが、そこは化粧リングでした。単に両面テープで接着されてるだけで、力が加わるとはがれてしまいます。今日も照準器をいじってたらポロリとはがれてしまいました。しかし、ここを接着するとフォーカスリングやフォーカス可動部が動かなくなりそうなのでカメラネジで固定することにします。
オートフォーカスが効くので撮影は楽です。レンズが壊れたので途中撤収でしたが何枚かアップします。
まずはカルガモ撮影。デジスコの近距離撮影の毛の一本一本まで解像するあの画質には及ばないまでも十分使える範囲だと思います。
TSN-884+28XWDA+GF1 1/125s F1.7 ISO200 -1.33ev 1320mm 絞り優先 WBオート
カワセミをもっと恕アップで撮ってみたいんですが、このカメラは単焦点なので1320mm以上焦点距離は伸ばせません。
TSN-884+28XWDA+GF1 1/200s F1.7 ISO200 -2.00ev 1320mm 絞り優先 WBオート
近かったので首しか入りません。やっぱり近いと解像しますね。
TSN-884+28XWDA+GF1 1/400s F1.7 ISO100 -2.00ev 1320mm 絞り優先 WBオート
最後にホバ、壊れたレンズを手で押さえながらの撮影でした。
トビ物撮影にはいいかも。(^o^)
TSN-884+28XWDA+GF1 1/100s F1.7 ISO100 -1.00ev 1320mm 絞り優先 WBオート
GF1アダプター
GF1のパンケーキレンズ(LUMIX G 20mm/F1.7)とマクロレンズ(LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8)でコリメート撮影にも挑戦するつもりでいますが、LUMIX G 20mm/F1.7はフィルターネジが付いてはいるのですが、インナーフォーカス方式じゃないのでAFを作動させるとレンズもフィルターネジも一緒に動いてしまいます。そこで、TA-4の58mm延長リングをレンズ先端に接着して廻りをエポキシで固めちゃいました。黒のカッティングシートで化粧してあるので見栄えもそんなに悪くありません。
これにTA-4を取り付けたところです。
28XWDA、照準器、外付けLVFを付けたところです。外付けLVF結構使えます。(^o^)
普段使いには58→46のステップダウンリングを使えばレンズキャップも取り付けできます。
レンズキャップを取り付けたところです。ちょうど10mm長くなってます。
ちなみにノーマルのパンケーキレンズはこんな感じです。
TSN-884+28XWDAに繋いだ場合、合成焦点距離は1320mmになります。F値は7.5です。強度的にはまったく問題ありません。ケラレも周辺減光もありませんので、後は画質がどうかですね。 重さもTA-4、LVF、照準器、電池込みで695gです。S80だとフードも付けて630gでしたので、たいして重くはありません。