撮影回数が3~4回と少ないので、以前紹介したものと同じようなものですが、別カットを紹介します。これは7~8mぐらいの距離で撮影したものですが、距離が近いと概ねこんな感じで撮影できてました。
TSN-774+28XWDA+RX100 1/30s F3.5 ISO100 -1.00ev 19.98mm(1780mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+28XWDA+RX100 1/60s F3.2 ISO100 -1.00ev 16.2mm(1443mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
これは28XWDAですが、20XWFA、28XWDA両方ともいいですね。30倍、40倍、60倍もそのうち試してみたいと思います。
カテゴリー: 機材
RX100ピント範囲
構図を取るためにメインの被写体を中心以外にずらして撮影することはしょっちゅうなんですが、デジスコで普通に撮って周辺がボケるようなカメラでは注意が必要です。RX100みたいにセンサーとかレンズが大きいとこうなりがちです。
我が家のレースのカーテンで検証しましたのであまり適切な画像ではありませんが、とりあえず検証結果を見てください。まず、中心でAFを合わせた場合は中心は解像度の高い写真になりますが、周辺はボケてます。
↑ フォーカス部分のピクセル等倍
次に中心の丸の範囲の中でギリギリのところにあるグリーンの枠のところにフォーカスポイントを移動させて撮ったものです。少しボケはじめてますがまだ使える感じです。
↑ フォーカス部分のピクセル等倍
ところが中心の丸の範囲を外れたところにフォーカスポイントを移動させて撮った場合は全くボケた画像になってます。フォーカスポイントを移動させないでカメラを振って構図を取った場合も同じでこちらは更にボケた画像になります。
↑ フォーカス部分のピクセル等倍
このことから、中心部分が一番解像度が高いので2020万画素あるRX100では20XWFAみたいな低倍率で撮影してトリミングで構図を取ったほうが良いということになります。飛びものは画面の何処かに入ってればいいということではなく、あくまでも中心で捉えてないとまともな写真にはならないということにもなります。
RX100で飛びものは?
あにょのデジスコカメラの選択基準は飛びものから怒アップまで対応できるカメラというものなんですが、今までは飛びものには良くても怒アップが狙えない、または怒アップは狙えても飛びものは難しい、あるいは画質は良いが連写がダメとかいうのが大半でした。そんな中、RX100は、飛びものはほんの数回しかチャレンジしてませんが、飛びものから怒アップまで両方対応できる数少ないカメラになるのではと期待してます。もちろんRX100より解像度の良いカメラも、飛びものに向いてるカメラも有ると思いますが、両方兼ね備えてるというのはなかなか無いのが現状です。
これはかなり遠かったので等倍近くまでトリミングしたものです。昨日のミサゴもそうですが、もう少し近くで狙えるとそれなりに解像すると思いますので、飛びものにも期待したいですね。今度また再チャレンジしてみます。
遠くてあまり解像してませんが・・・
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1600s F3.2 ISO200 -0.30ev 16.2mm(1050mm) 絞り優先AE WBオート
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1600s F3.2 ISO200 -0.30ev 16.2mm(1050mm) 絞り優先AE WBオート
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1600s F3.2 ISO200 -0.30ev 16.2mm(1050mm) 絞り優先AE WBオート
ノートリでこれぐらいの大きさのものが撮りたいですね・・・
RX100作例10
RX100のAF検証
スコープでピントを合わせるとき、カメラのAFの位置が何処にあるかによって画質にかなりの差がでます。今日はRX100でAFの検証をしてみました。
1枚目は、カメラの電源を入れた時のAF位置でスコープのピントを合わせ、カメラのAFで撮影しました。糸巻き型に歪曲してるから周辺はボケてますが、中心部はよく解像してます。20XWFAでワイド端です。
2枚目はカメラのAF位置を無限遠の位置にしてスコープのピントを後ピンにして、カメラのAFを一旦作動させ、その状態でスコープでピントを合わせ、カメラのAFで撮影しました。周辺もボケてますし、中心部もあまり解像してません。
両方の写真はかなり違いが有りますが、SSもF値もその他全て同じです。なのにこんなに差がでます。テレ側はそんなことはありませんが、ワイド側は特にこのような現象が起きます。スコープのピント操作とかカメラのAF操作とかを繰り返すとカメラのAF位置は何処で止まってるかわかりませんので、あにょは時たま電源を入れ直したりしてAFの位置を元に戻してます。そもそも最適なAF位置は何処なのかというと電源を入れた時のAF位置が最適なんじゃないかなと思ってます。
今日は用事があり家にいたので、中間域からテレ端で画質が良くなるように光軸とかを調整しなおしてました。20m先の電柱のトランスに張ってあるプレートでテストしましたが、テレ端でも結構解像してますし、ワイド側にもそんなに影響無さそうなので、全域使えるんじゃないかなと思ってます。20XWFAなかなか相性良さそうです。
カメラ焦点距離25.02mm(1621mm)
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO125 0.00ev 25.02mm(1621mm) 絞り優先AE WBオート
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カメラ焦点距離30.81mm(1996mm)
TSN-774+20XWFA+RX100 1/100s F4.5 ISO125 0.00ev 30.81mm(1996mm) 絞り優先AE WBオート
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テレ端37.1mm(2404mm)
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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RX100作例9
野鳥写真は数多く撮影しますから、レタッチ前提で撮らないといけないカメラでは、沢山撮ったあとの画像処理にかかる時間もバカにならないのも現実だと思います。ですが、RX100は白飛びしやすい被写体はアンダーで撮って後で画像処理しないといけない場合もあると思いますが、ノーレタッチの素の状態で使えるのが多いので、Web等にアップする場合はリサイズのみで十分だという気がします。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
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TSN-774+20XWFA+RX100 1/200s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
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TSN-774+20XWFA+RX100 1/1250s F2.8 ISO200 0.00ev 14.75mm(956mm) 絞り優先AE WBオート
RX100作例8
あんまりテレ端では撮ってなかったんですが、数枚有りましたのでテレ端画像をアップします。やはり多少甘くなりますが、距離がある場合は元々そんなに解像しませんから、RX100はよく頑張ってる方だと思います。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/60s F4.9 ISO125 -1.00ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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ISO80です。頭の方はかなり黒いですが白い部分はもうすでに白飛びしてます。
少しピントが甘いですね。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/60s F4.9 ISO80 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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拡張ISOのISO80とISO100は少し明るくなるとすぐ白飛びしてしまいます。DレンジオプティマイザーをONにしても白飛びはなかなか解消されませんでした。暗部はかなり粘ってるのでもう少しアンダー目に撮って後で暗部を持ち上げる方法が良いかもしれません。また、白飛びしやすいような被写体はISO125で撮ったほうが良さそうです。あと、コントラストがあると色収差も出やすいような気がします。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/40s F4.9 ISO80 -0.70ev 37.1mm(2404mm) 絞り優先AE WBオート
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RX100作例7
結構距離があったので28XWDAに取り替えて撮影しました。やはり距離があるとそれなりですが、今まで使ってきたカメラよりは間違いなく解像してると思います。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/400s F3.5 ISO100 -1.00ev 13.09mm(1166mm) 絞り優先AE WBオート
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2倍までズームしてみました。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/80s F3.5 ISO80 -0.30ev 21.08mm(1878mm) 絞り優先AE WBオート
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ISO400にして飛び出しを狙ってみました。タイムラグもあまり感じませんし、10枚/秒ですから飛びものにも良さそうです。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/800s F3.2 ISO400 -0.70ev 13.09mm(1166mm) 絞り優先AE WBオート
TSN-774+20XWFA+RX100 1/1600s F2.8 ISO400 -0.70ev 13.25mm(1180mm) 絞り優先AE WBオート
RX100作例6
今までRX100と28XWDAで試写してきましたが、15mとか10m以内で撮る分には解像度も高く満足いくレベルでした。今日はある程度距離がある場合はどうなのかと言うことと、20XWFAとの相性はどうなのかということについてテストしてきました。20XWFAとの相性結構良いです。900mm弱から2400mmの範囲で使えますので引きの絵作りに良いかもしれません。
距離的にはどれも20m・30m・40mと、ある程度距離がありましたが、思ったより解像してました。
TSN-774+20XWFA+RX100 1/160s F4.0 ISO100 -0.70ev 24.7mm(1600mm) 絞り優先AE WBオート
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TSN-774+20XWFA+RX100 1/160s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
原画はこちら
TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO100 -0.70ev 23.01mm(1491mm) 絞り優先AE WBオート
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TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F4.0 ISO80 -0.70ev 24.7mm(1600mm) 絞り優先AE WBオート
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TSN-774+20XWFA+RX100 1/125s F3.2 ISO80 -0.70ev 16.2mm(1050mm) 絞り優先AE WBオート
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RX100ブラケット
今日は、午前中ちょっとした用事もあったので、20XWFA用にステップアップリングとステップダウンリングを追加して、再度光軸調整してました。これですべての接眼レンズが使用可能になりました。用事も終わったので、これから20XWFAとRX100を持って高原へ行ってこようと思います。
今回のブラケットは、薄いゴムシートをアルミパーツに貼ったものをボックス状にしてカメラを固定、ステップアップリングとステップダウンリングで、バリアブルカプラーVCA-1を改造したものに繋いでます。カメラネジは使用してませんので電池とメディアも交換出来ます。
全体像
アルミパーツには49-55mmのステップアップリングを加工して1.7mmのビスで固定
レンズ鏡筒が46.8mmありますからバリアブルカプラーVCA-1の内径を47.2mmまで広げました。肉厚は0.9mmしかありません。これがうまく行かなかったら、RX100のブラケットは完成してませんでした。