V1で撮影して、Capture NX2でRAW現像してますが、眠たい画像をシャキッとさせたい時にコントラストを上げて現像したい時もあります。しかし、単純にコントラストのスライドバーを右に移動してコントラストを上げたんでは、見た目はうまく行ったように見えても、黒つぶれや白飛びといった弊害が発生します。出来ればトーンカーブを利用してコントラストを上げたほうが黒つぶれや白飛びの発生を抑えることができます。なのであにょはコントラストを上げたい時はトーンカーブを使うようにしてます。
これがなにもしてない状態のヒストグラム。黒つぶれや白飛びはしてません。ちょっと光のあたり具合でなんとなく眠たい画像になってますので、コントラストを上げてみたいと思います。
コントラストのスライドバーを20まで上げてみました。コントラストは確かに上がりましたが、黒つぶれや白飛びが発生してます。(右端と左端に注目)
今度はトーンカーブで画像を見ながら少しゆるやかなS字曲線になるように調整します。コントラストは上の画像と同じようになりましたが、違うところは黒つぶれや白飛びが発生してないということです。
V1のRAW現像した画像は、撮って出しのJPEGよりほんの少しコントラストの低い画像になりますので、JPEGと同じようなコントラストにするには現像時に少しコントラストを上げてやる必要があるようです。画像処理はあまりやり過ぎると厚化粧と同じであまり好ましく有りません。上の調整も見た目にはそんなに変わりませんが、薄化粧のようにほんの少し手を加える程度に抑えておいたほうがいいのではと思ってます。ていうか画像処理の必要のない写真を撮ることが大事なんですが・・・・なかなか難しいです・・
月: 2012年2月
i1Photo Pro
キャリブレーションツールの「i1Photo Pro」なんですが、だいぶ前に届いてたのにキャリブレーションやる暇がなくほったらかしになってました。で、今日帰ってからモニターのキャリブレーションとプリンターのテストチャートの印刷までやってみました。
まずは付属のソフトウェア「i1Profiler」でディスプレイ「ColorEdge CG243W-B」 の設定
環境光は、Zライト「Z-208」に 色評価用蛍光ランプ「FL20S-N-EDL-NU」を使ってますので、まず環境光を計測してからディスプレイのプロファイルを作成します。
ディスプレイのプロファイルの作成が終わったら、次にプリンターのプロファイル作成に必要なパッチのテストチャートを作成します。
プリンター「PX-7V」でテストチャートを印刷しましたが、モニターで表示されてる色合いとほとんど同じでした。
色が安定するのを待ってから、テストチャートを測定してプリンターのプロファイルを作成しようと思ってます。
B面
ツグミ
EVFフード
あにょは液晶フードを使って撮影してますが、V1のEVFアイセンサーは少し過剰反応気味なところがあり、太陽を背にしてスコープを少し下に向けたような撮影になると、斜め上から入ってくる太陽光がEVFセンサーに当たり、すぐに液晶画面が消えてしまいます。 EVFを使って撮影されてる方は特に問題ではないと思いますが、液晶フード を使ってるあにょにとっては撮影中に液晶画面が消えることは致命傷なので非常に困ります。そこで先日EVFフードなるものを作成して撮影してみました。
0.75mm厚のPPクラフトシートで四角いBOXを作り、上の方に少し前だれを作って黒のカッティングシートで化粧しました。それを液晶フードに強力両面テープで取り付けてあります。結果は斜め上から当たる太陽光にもEVFアイセンサーは反応しなくなり、撮影中に液晶画面が消えることはなくなりました。本当はメニューで自動、EVF、液晶と選択できるようになってくれると助かるんですが・・・
採餌失敗
1時間に1回
11時頃河原へ行ったんですが、さっき大きな魚をとったばかりとのこと。ここのカワセミは採餌した魚の大きさにもよりますが、大体1時間前後の割合で飛来します。何回も飛び込むわけではなくほとんど一回で大きな魚をゲットして飛び去っていくので、今日の撮影チャンスは3回~4回しかありません。1回目は12:20分頃飛来しましたが、フォーカスが間に合わずピンボケでした。結局今日のシャッターチャンスは3回でした。
これは3回目に飛来した時のもので、分かりづらいですが一応並サイズの魚をゲットしてます。
TSN-884+VA3+VR10-30mm+V1 1/1250s F5.0 ISO400 -0.33ev 21.1mm(798mm) 絞り優先AE WB晴天
焦点距離800mm
今までは、V1を使うときはVR30-110mmを使い、焦点距離1134mmで撮ってましたが、今日はVR10-30mmにして焦点距離800mmぐらいで撮ってみました。たかが800mmと1134mmの違いなんですが、撮影難度はかなり違います。やはり800mmだと撮りやすいです。
秒間5コマのメカニカルシャッターで撮ってます
TSN-884+VA3+VR10-30mm+V1 1/3200s F5.0 ISO400 -0.33ev 21.1mm(798mm) 絞り優先AE WB晴天
V1のAF-Cは中央で捉えてれば一応効きますが、カワセミの場合、全てにピントがあってるわけではなく3~4枚に1枚という割合です。
TSN-884+VA3+VR10-30mm+V1 1/2000s F5.0 ISO400 -0.33ev 21.1mm(798mm) 絞り優先AE WB晴天
これは上の写真の6枚目ですがなんとかAF-Cが追従してます。
TSN-884+VA3+VR10-30mm+V1 1/4000s F5.0 ISO400 -0.33ev 21.1mm(798mm) 絞り優先AE WB晴天
1枚目 カモなんかである程度距離がある場合、かなりの確率でピントが来てます。
3枚目
7枚目