昨日の夜からDCU-F121Wのエージングをやってました。普段聞く音量より結構大きめの音量で24時間鳴らしっぱなしです。普通に鳴らしたんでは夜はそれこそ近所迷惑だし、日中も家族のクレームになりますからノイズキャンセリングという方法でやってました。そもそもスピーカーのエージングなんて普通に聞いてれば自然と馴染んでくるんだと思いますが、ネットで調べるとやたらああだこうだと書かれてます。最低でも100時間から200時間、下手したら1000時間必要だとか???慣らし運転にそんな時間さいてどうするの?そこまで必要なスピーカーなんて欠陥品じゃないの?と思いますが、皆さんがエージングは必要だとおしゃってらっしゃいますから、一応あにょもやることにしました。
ノイズキャンセリングとは片方のスピーカの入力を+と-を逆に繋ぐ逆相接続にして、2つのスピーカーを向かい合わせて鳴らし、お互いの音を打ち消し合うことで音量を落とすという方法です。実際やってみると音量はかなり落ちます。高音は少し残りますが低音は劇的に小さくなります。そうしておいて毛布なんかをかぶせたらほとんど音は聞こえて来ません。この方法だと気兼ねなく夜中でもエージング出来ます。
ノイズキャンセリングのポイント
1、片方のスピーカーの入力を+と-を逆に繋ぐ逆相接続にする。
2、スピーカーユニット単体では効果がないので必ずボックスに入れておこなう。
(必ず同じユニットを使って行う。違うユニットだと効果はあまりない)
3、音源はステレオじゃなくモノラルにして左右のスピーカから全く同じ音が出るように設定する。
(ステレオだと左右違う音が出るのでお互いの音を打ち消すことが出来ない)
(モノラル設定ができないアンプの場合は片方のチャンネルから2つのスピーカーを繋ぐ)
4、スピーカー同士の距離はスピーカーのエッジがぶつからない程度になるべく近づける
(振幅した時にぶつかる可能性もあるので15mmぐらい離せばOK)
5、音がかなり小さくなるので、過度の入力にならないように注意する。
(普段より少し大きめになるようにボリュームの位置で判断する)
モノラルにして鳴らすというのが味噌だと思いますが、お互いの音を打ち消すというのもそうですが、エージングが進むに連れて両方のスピーカーに同じ負荷を与え続けるのでバランスの良いスピーカーになるんでしょうね。ということで、24時間鳴らしっぱなしのDCU-F121Wはいくらかエージングが進んだんでしょうか、最初は高域がかたい感じだったんですが、かたさも取れて良い感じになってきました。
先程から最後の調整ということで吸音材を切ったり貼ったりしてます。
吸音材はPARC Audioさんのウール吸音材【DCP-A001】を使いたかったんですが、お店に在庫が無かったので仕方なく近くのホームセンターで水槽用のろ過フィルターを買ってきました。かなり安いんですが、ネットでも評判がいいので、使ってみましたが結構効果ありますね。ネットで調べるとかなりの量の「吸音材をを入れる方もいらっしゃるようですが、実際かなりの量を入れてみたら、低音は出なくなるし、クリアーな音もでないし、全くダメでした。貼っては鳴らしてみての繰り返しで結局写真のように約18センチ角のものをボックスの側板の一面のみに貼ることにしました。
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